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ボニータ(Bonita)2号と共に楽しむワクワク&マイトリーな日々♪
ローマ編
せっかくのハスラーでの朝食も早々に、今日はヴァチカン美術館+サンピエトロ寺院に出陣の日。
以前ローマに来た時には時間が無くてサンピエトロ寺院しか行けなかったので、
今回は是非システィーナ礼拝堂に行きたいと思っていました。
ヴァチカン美術館の見学の列には8時10分過ぎに並びましたが、
すでに100mぐらいは並んでいたかなぁー。
午前8時を過ぎると夏のローマは徐々に日差しがキツクなるので
正直30分とはいえ待つのはしんどいっす~。
私の場合は、ホテルのコンシュルジュのアドバイスに従って、
メトロやバスではなくタクシーで行きました。
地下鉄やバスだとより早めの行動も必要だし、
それぞれの駅からの徒歩時間のことも考えないと~。と言うことだったし・・・
美術館に着いてもそれがゴールではなく、そこからまた何十分も並ぶわけだしね・・・。
すべてが初めてで事前予測不可能。
ホテルからヴァチカン美術館までタクシー所要時間は10~15分ぐらいだったかな。
軽いチップ込みで13ユーロ。
人数がいればぐっとリーズナブル度は高くなります。
コンシュルジュにヴァチカン美術館に行くなら、朝の8:00頃着か
グループがいない13:30頃着のどちらかにした方がいいとアドバイスももらいました。
ローマでは、昔はバンパーがつぶれている車が当たり前だったのに市内を走る車の小綺麗なこと。
これにはとてもビックリ!!
タクシーもデジタル新型メーターになっていたしね。
メーターはどこ?と言ったら、
「ルームミラーの上に付いているよ。でもメーターじゃなくて、ミータね。」と、
タクシーの兄さんに発音を直されてしまいました。f(^_^;;)
それから車内はミータ、ミータと言い合う・・・彼と私の発音教室の場とかしました。(笑)
タクシーの兄さんが、例の長い列に横付けしてくれたので即並べてとても助かりました。
アメリカ人たちもタクシーを列に横付け、ダッシュしていましたっけ。
40分ぐらい並んで、ほぼ開館時間に入場。
その後、セキュリティチェックだのチケット購入(12ユーロ)だのに奔走してヴァチカン美術館へ。
しかし、素晴らしい歴史的美術品の数々に後ろ髪を引かれながら・・・
それらを振り切りシスティーナ礼拝堂へまっしぐら・・・
運良く開館時間に入れてもシスティーナ礼拝堂の中は、芋洗い状態。
大きな声でのおしゃべりや帽子、写真、ビデオ撮影は禁止ですが・・・
あちらこちらでフラッシュが焚かれ、
そのたびに「No~photo~ォ」と係員の低い声が礼拝堂の中に響き渡っていました。
ミケランジェロの最後の審判は誠に素晴らしいのですが・・・
この現状が~ちと悲しい。
そのまま人の流れに沿っていくとサンピエトロ寺院に行けます。
サンピエトロ寺院は入場前に服そうチェックがあります。
タンクトップやノースリーブ、半ズボン、ビーチサンダル等・・・
聖地サンピエトロ寺院にふさわしくないと係員に判断されると入場は×。
暑いからといって・・・服装には充分気を付けましょう。
それから、サンピエトロ寺院内であたりかまわず~イチャイチャキャッキャ+ピースV( ^o^ )Vで
写真撮影しあっている日本人カップルがいましたが・・・
アナタがいる場所は世界で10億人以上という信徒を持つ
カトリックの大本山・サンピエトロの大聖堂です。
あなたの後ろには、静かに祈りを捧げている信者さんも沢山いるのです。
第三者から見ると、あれは場違い・マヌケの極み。あちゃちゃ~(>_<)
聡明で賢明なアナタなら・・・
教会のような~祈りの場所で・・・
どのような振る舞いが相応しいか・・・もうお分かりですよねぇ~?!
中に入るとすぐ右にはミケランジェロのピエタ像があります。
黒山の人だかりですが・・・現在はガラスで隔てられています。
昔はマリア様の足に触ったりキスしたり出来たんですよぉー。
まあ、何世紀にも渡っての人々のタッチのおかげで、
私が触った時にも足先がかなりすり減ってたからねぇ~
それも致し方なしなのかなぁ・・・。
そのままにしておいたら足自体が無くなっちゃうもんね。
それじゃー、ヴァチカン&ローマンカトリックも真っ青か・・・
そのガラスの仕切が・・・なんだか寂しかったですぅー。
炎天下に・・・スイス兵の方々ご苦労様。
クーポラ登頂にも挑戦しようかと思ったのですが、真夏の朝からフル稼働だし・・・
次回のお楽しみにとっておくことにしました。
ヴァチカンのお土産に切手やコインはいかかですか?
記念になりますよ。
それにしても暑い、暑い・・・ヴァチカンからホテルまでのタクシーは7ユーロでした。
ローマは一方通行も多いので、クルクル廻ることもありますが、
なかには明らかに料金をあげるために廻っているケースもあるようです。
ガイドさんとそんな話しをしているツアー客の方の話を小耳に挟みました。
でも、地理不案内の旅行者にはなかなか遠回りされているのか判別が付かないことがあります。
私は、ホテルで行きたい場所までのおおよその値段を聞いてからタクシーに乗るようにしました。
MILLE BACIサイトご推薦のスペイン広場近くのタボーラカルダ・Caf? Notegenでの遅い昼食・・・。
スパゲッティのボロネーゼを食べましたがとても懐かしい味がしました。
ここはサラダやパスタ等色々な料理がカウンター?に並んでいて、そこから指さし注文です。
料理はキュートな看板娘が席まで持ってきてくれました。
水とスパ・ボロネーゼとエスプレッソで8ユーロでした。
このお店、ローマらしいというか・・・雰囲気も、ものすごくレトロチックで気に入りました。
タボーラカルラで昼食後、スーパーマーケットに行ってみることにしました。
MILLE BACIサイトでも紹介されているスペイン広場近くのスーパー「di per di」 に行きました。
日本のようにバーンと看板が出ているわけではなく、
入り口が奥まっていて知らないと少々入りにくいカンジ。
スーパーというより ちょっとしたコンビニのようなカンジですかね~。
ジュースやお水、チーズ、ハム、果物、サラダなどなど沢山あって嬉しくなっちゃいました。
あげく、お土産にクノールのポルチーニリゾット、ミネストローネ等、
即席イタリア食品を15袋・20ユーロ以上もはしゃいで買ってしまいました~。(^。^;;)
が・・・これがまた重い重い。。
あまりの荷物の重さに、日本の税関でとぉぉ~っても怪しまれてしまいました。f(^_^;;)
☆ここで、注意ポイント・・・
「di per di」スーパーではカゴをベルトコンベアーにドカンと置くと、レジの兄さんに怒られちゃいます。
品物はカゴからとっとと出してベルトコンベアーに乗せて下さいね。
兄さんが無言でコンベアーをブーンと動かし~
バーコード打ちをして・・・支払い。ハイ、それでおしまい。
ビニール袋=「ブスタ?」も何も聞かれません。
で、「ブスタ は?」聞くと、早口イタリア語でなにやら~。
おもむろに「下」を見ると、そこにはブスタが沢山入った箱が・・・。。
で、ブスタを取り、自分で商品をビニール袋に詰めます。
知らなければオロオロしたと思います。
「ブスタ!」はスーパー好きにとって大事な単語でした。Grazie ♪(*゜ 3゜)/~チュッ♪
ローマ最後の夜は、どうしても夜のトレビの泉に一度行きたかったので、
日本でJCBカードのHPを調べた時にみつけた
夜のイルミネーションツアー(37.40ユーロ)に参加することにしました。
ホテルに戻りシャワーを浴びて・・・
それでも夜のツアーまでちょっと時間があったので、
ホテルから徒歩10分ぐらいのところにある高級ヴェネト通りに行ってみました。。
さすがにローマの高級通り、すべてがシャレているよね。
映画「甘い生活」で一躍有名となったカフェドパリでカッフェをしました。
甘いケーキとマキアートで10.50ユーロでした。
サスガ有名店・・・すっごく高いですー。
これはカウンターでの立ち飲みではなく、イスに座って飲むときの値段です。
ちなみに、ローマの休日が長い人の市内散策には、赤い2階建ての観光バス「110 番」が便利なようです。
ローマ市内の主要観光スポットを2時間弱でまわってくれて、11ヶ所の停留所の好きなところで乗降出来ます。
料金は一日有効チケットで13ユーロ程度。 (2005年9月現在)
バスは8:40~20:25の間、15~20分間隔で運行されています。
観光バス路線のチケットは、どの路線もすべて INFOPOINTS TRAMBUS( インフォポインツ トランブス) で買えるようです。
場所は、 Piazza dei Cinquecento (五百人広場; テルミニ駅)歩道 D 。
コースは以下のとおりです。
[1]テルミニ駅(始発)→[2]クイリナーレ宮殿→[3]コロッセオ→[4]真実の口→[5]ベネチア広場→[6]ナボーナ広場→
[7]サン・ピエトロ 大聖堂→[8]カブール広場→[9]アラ・パチス(スペイン階段そば)→[10]トレヴィの泉→
[11]ヴェネト通り→[12]テルミニ駅(終点)だそうです。・・・「110番のHP参考」
http://www.trambusopen.com/ (日本語ページもあります)
天気の良い日など最高じゃないでしょうか。
のんびりとバスに揺られ、ぐるり市内を一周してみてもいいですよね。
次回は是非トライしたいです。
グリーンラインツアーズ主催「夜のイルミネーションツアー」は、
19:10にマイクロパスでホテルまで迎えに来てくれました。
ツアーの下車場所はトレビの泉・ナヴォーナ広場の2箇所です。
コロッセオ、フォロロマーノ、サンタンジェロ城、サンピエトロ寺院、などは車窓のみです。
グリーンラインツアーズ前に一度集合。
日本人だけでなく各国混在ツアーです。
そこを20:00出発。約2時間程度観光します。
時間的にお腹がすくと思いますので、事前に軽くでも食事はしておいたほうがいいかもしれません。
夜のローマは一見の価値があります。
ライトアップがどこも素晴らしいし、感動の嵐です。。
各場所で15分程度自由行動があります。
トレビの泉近くには大型バスでは入れないのでバスの下車地から約5分ぐらい歩きます。
日本人のガイドさんもいますが、ローマ在住のため「私についてきて~」状態で
どんどん先に歩いていってしまいます。
トレビの泉周辺はものすごい人。
若い人なら問題はないでしょうが、高齢のご両親やお子様連れの場合、
ローマの街は入り組んだ道が多く、
どれも目印にならない似たような建物なのではぐれないように気を付けて下さい。
ガイドさんに一言「歩くのが遅いのでよろしく。」と言っておくとよいと思います。
最終下車地、ナヴォーナ広場で個人的にツアーを終了することも可能です。
夜のナヴォーナ広場はまるで縁日。
そこで食事をして帰りはタクシーを利用するお客さんも多いとのことでした。
私は1人だったのでホテル送迎を選択しました。が・・・
その後大変な出来事が・・・
恥ずかしい話ですが、急にトイレに行きたくなったのです。(>_<) (>_<) (>_<)
そりゃそうだ~、ローマは乾燥しているからと常にミネラーレちゃんを補給していた私。
19時に出発してから23時頃にホテルに着くまで、ツアーとしての意識的なトイレ休憩はなし。
日本人ほど外国人は頻繁にトイレには行きませんしね・・・。
ツアー終了後、各お客さんの宿泊ホテルまで送っていくので延々30分以上ホテルまわりです~。
体調万全の時はそれも良いでしょうが・・・
ぐ、ぐるじぃぃ~ぃぃ。生理現象の長い~戦いと葛藤が始まりました。。
ローマはトイレ事情が悪いので、私のように我慢するか、
立ち寄ったホテルでトイレを借りるかしか手はありません。
観光下車場所でバールを利用するなど・・・生理現象は自分たちで早めに対応管理して下さいね。
私のようにならないために。。
私は大型バスが入れないような通りのホテルに宿泊していたので
バルベリーニ広場で降りるように指示され・・・
そこからは猛ダッシュ・早足でホテルまで帰り、事なきを得ました~。。(" ' o`;;)=3 フゥ
時は23時過ぎ・・・悲しいかなローマ最後の夜の食事はルームサービスとなってしまいました。m(T-T)m
ペンネアラビアータとオレンジジュースを一人前ずつ注文しましたが、軽く3人前はありましたね。
とても1人で食べられる量ではありません~。
人数が多ければルームサービスはリーズナブルかも。
パンとグリッシーニと水がついて約30ユーロでした。
次回はローマ滞在をもう少し長めに取りたいですね。
猫のサンクチュアリーにも遊びに行きたいし・・・。
2005年8月27日(土)ローマ
ハスラーの朝食レストランは緑に囲まれた静かなガーデンコートで頂きます。
朝食後、ホテルスタッフお勧めのバルコニーへ写真を撮りに行きました。
ここからは目の前を遮るもののないローマの街が一望出来ます。
素晴らしい景色です。
さすがにハスラークラスともなると、コンシェルジュを始めスタッフが
きちんと教育されていて陰ながらさりげなく面倒を見てくれました。
カメラを持ってロビーに降りていったら、お出かけですか?と聞かれ・・・
ちょっとスペイン階段で写真を撮ろうと思って・・・と言ったら・・・
写真を撮るならもっと良いところがありますよ。と、
素晴らしい眺めのバルコニーのことを教えてくれました。
眺望で有名なルーフトップレストランよりもずっと眺めが良いですよ。
遠くはヴァチカン、サンピエトロ寺院・・・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂などなど
あの眺めを観ただけで、ハスラーに泊まった甲斐がありました。
8:45ホテル発でJCBに依頼していた空港までの送迎車(48ユーロ)がやってきました。
外部に送迎を依頼する場合、ドライバーにはホテルに到着後、
必ずドアマンかコンシェルジュデスクにひと声を掛けてくださいと念のため伝えた方が良いですね。
でも、それで安心してはいけません・・・ボーっとロビーで待っていてもダメですよ。
自分からアピールし、ドアマンに迎えがきたら呼んでくれるようにこちらも伝言しないといけません。
ここはイタリア。人をあてにしていてはいけません。
こういう送迎は基本的にチォーターなので1時間とか2時間のチャーター料金なので
一定の時間を過ぎるとチャーター会社の方で自動的に追加料金をチャージされてしまいます。
そのために空港の迎えは注意が必要です。。
その旨、予約確認書には但し書きがあると思います。
予定外に飛行機が遅延した場合、連絡がうまくつかないと待機料が掛かるケースがあります。
一見料金が安いからと安易に飛びつかないでくださいね。
ホテルに送迎を頼む場合は、おそらく追加料金は取られず固定料金だと思います。
ホテルを予約する時に一緒に頼むので追加料金がかかる場合は
事前にその旨をホテル側から言ってきます。
一応国内線?利用なので本来は一時間前でいいらしいのですが・・・
カターニャの教訓をムダにしないため、空港には2時間前に到着しました。
チェックインはターミナルはB。
ビジネスクラスはプリマクラスになるので、専用のチェックインカウンターがあるはずなのですが・・・
発見できませんでした。
チェックイン後、発見出来ましたが・・・既に遅しですわな。
角に隠れるようにしてちっちゃく一カ所あっただけなので・・・気が付きませんでした。
チェックインシステムはFlight No.が何番から何番はここに並んで・・・というような
通路エリアが設定されていて、その先にある複数カウンターのどこでも、
チェックインが出来る仕組みになっていました。
言うなれば、トイレの順番待ちと同じです。
個室トイレ前に直接並ぶのでなく、トイレの入り口に一列にならんで空いたところに次々と入っていく。
トイレならいいでしょうが・・・
空港のチェックインカウンターともなればこの方法は大変効率が悪いと思います。
この列に並んでいる全員が同じ行く先ではないのですから・・・
自分のフライトは空いていても、混んでいるフライトの人が何十人も前に並んでいれば
自分の番が来るまでそれだけ長時間待たないといけません。
ちょうどモスクワ行きフライトの最終案内だったらしく、
私のいた列はロシア人でごった返していました。
おまけに「おしゃべり姉さん」は、ここにも多数生息していました。
それじゃーなかなか前には進みませんよね?
私の後ろに並んでいたアメリカ人女性も、思わず「遅いー。」とつぶやいていました。
私もそれに賛同してなが~い待ち時間の間、二人で盛り上がりました。
彼女たちはホントおしゃべりが大好きよねー。とか・・・
カターニャでは私の前に3組しかいないのに30分待ったのよ~。とか・・・
彼女はアメリカのサンディエゴからローマに遊びに来て、
これからスペインのバルセロナに向かうとのことでした。
彼女は気さくで教養もあるとてもチャーミングな女性でしたー。
チェックインが済んだので、次は税金の払い戻しに挑戦です。
これは私の帰路であるローマ→ミラノ経由→日本の場合です。
ミラノから直接日本に帰国される人はあまり参考にはならないと思います。
ヨーロッパでは155EUR以上(正確に言うと154.94でしたっけ?)の買い物をすると、
最高14.5%の付加価値税が(商品により税率が異なります)が戻ってきます。
それなりの買い物をすると・・・結構戻りは大きいですよね。
ローマ→ミラノ経由の場合、
免税対象商品は手荷物にしてミラノで手続きするのが基本的なやり方のようです。
私の免税対象商品は一つしかなく、且つ小さかったので、
手荷物としてミラノでもよかったのですが、AZは遅延もあるので、
できればローマでスタンプをもらっておこうと思いました。
今後の参考にもなりますしね・・・。
私もチェックイン後、搭乗券と免税対象商品が入った手荷物カートを持って
Cターミナルにある税関までスタンプをもらいに行きました。
税関では「パスポート」「搭乗券」「未使用の購入商品」「タックスフリー・ショッピング・チェック」を
提示します。
一般的な「未使用の購入商品」を見せろとはあまり言われないようですが、
貴金属、時計、宝石は別のようです。
レシートも用意した方が良いかも知れません。
ミラノ経由でも、沢山の対象商品を持っている場合は、出来るだけスーツケースに入れたいと
思いますので、一度チェックインをして搭乗券をゲットし、スーツケースは預けず、
それを引きずりながらCターミナルにある税関にまで持っていきます。
以前は、免税対象商品は手荷物にしなければダメだったようですが、
機内に手荷物として持ち込む荷物が多くなりすぎるので、
最近はスーツケースに入れてローマからミラノ経由スルーで預けることが可能なようです。
手荷物はミラノで、スーツケースはローマで手続きOK!と案内係員も言っていましたから。
税関の場所はみんな並んでいるからすぐわかります。
スッチーもみーんな並んでいます。
スタンプがもらえたら・・・
再びチェックインカウンターに戻ってスーツケースを預けることが必要になります。
手荷物的には楽ですが、はっきりいってちょっと面倒くさいです。
ローマから日本への直行便や香港経由便などは、ローマがヨーロッパ最終出国地なので
スーツケースに入れても問題なくスタンプがもらえます。
問題はミラノ経由など最終出国地ではない場合・・・
係員によっては拒否される可能性もあります。
現場の係員次第でどうでもなってしまうのがイタリアの怖いところ。
油断は禁物。
虫の居所が悪いと、「スーツケースはダメー。手荷物にしてミラノで手続きね・・・。」と
言われることもあるようです。
☆ここでワンポイントレッスン・・・
・行きの機内でクルーにアドバイスされたのが、
「前にもここでスタンプを押してもらったんだけれど・・・」とか、「乗り換えに時間がないの~」とか・・・
枕詞を付けるのもひとつの方法だと言うことでした。
でも、その枕詞も高飛車な言い方ではいけませんよ。
あくまでもソフトに~ふれんどりぃーに~
・個人旅行者の場合、日本人団体ツアーの前後に並ぶと、彼らと同一行動と思われ応対も早いです。
日本人添乗員だけでなく団体ツアーにはイタリア人のガイドがついているので
係員側も割と流れ作業のようにチャッチャと処理していきます。
日本人は真面目に対応、考えすぎるところがありますよね。
それが良いところでもあるのですが・・・
最終出国地ということでローマからミラノまでガイドブック通りに
エッチラ~オッチラ~律儀に沢山の商品を手荷物にして運んだりしている人を見かけました。
帰りはそれでなくても乗客の荷物は多いのです。
出来るだけスルーで預けた方が航空会社も我々も楽ですよね。
税関案内のイタリア人も日本人には慣れたモノで日本語を流ちょうに話します。
やる前からガイドブックにこう書いてあるからとか、規則らしいからと、諦めず、
ダメで元々。と・・・まずはチャレンジしてみましょうー。
時間の無駄。とか・・・結論を急がずに、やるだけやってダメなら、しゃーない。
ってくらい、気楽に考えましょう。
旅を楽しみましょうー。
この免税認証スタンプをもらうためには、なかなか努力が必要でした。
順番が来て、係員のオヤジさんに前に進み、パスポート、搭乗券など必要書類を提出しました。
すると・・・
「あ~素敵な帽子だねー。ちょっとみせて~。」と彼に言われました。
しゃーないので、帽子をとって彼に見せましたよ。
「ん~これは、ミラノ製?それともヴエネチア製?どこで買ったの~?すごく素敵だね。」
と、手に取り延々眺めています。
実は、この帽子"made inイタリー"ではありますが・・・
アメリカのサンタフェで購入したんですよねぇ~ハハハ。(^。^;;)
(オヤッさんお気に入りの帽子)
心の中では、
「オヤジっ、そんなのはどうだっていいじゃん。それより早くスタンプ押せよー。」ですが・・・
帽子も人質に取られていることだし・・・まさに、まな板の鯉。
ここは思いっきり満面の笑顔を作り、すべて肯定「Si 、Si」攻撃であります。
否定形はなしです。
延々と眺めた後・・・オヤジの気が済んだのか、やっと帽子を返してくれました。
最後に「品物はこのカートの中にあるよ~。」と指し示し、
ようやく、タックスフリー・ショッピング・チェックにスタンプがバァァ~ン。。
Grazie! Grazie! また是非お会いしましょう~と。握手して別れました。
・・・(" ' o`;;)=3 フゥ・・・(*゜∇゜*)ノ*:・'゜☆ホッ。。
スタンプさえもらえればもうこっちのもん。
税金の払い戻しは、空港で現金で受け取るか、
「タックスフリー・ショッピング・チェック」を商品購入店で手渡された封筒に入れ、
免税協会へ送ります。空港内にあるポストから投函できます。
1~3ヶ月後、クレジットカード宛に払い戻しがあるはずです。
・・・あるはずですが、ここはヨーロッパ。
いくら待っても入金されないこともありますので・・・そこんとこはヨロシクです。
・・・怒らないでねーウフッ。。
私は危機回避として税金の払い戻し→現金で受け取ることにしました。
手続きは最終出国地・ミラノ・マルペンサ空港で行います。
成田でも出来るようですが、レートが悪いと聞きましたね。
ローマ→ミラノ便なのにぃ~・・・予想外の小型機。
ローマ→カターニャ間の方がずっと大きい最新型機でした。
おまけに、乗り込んできた乗客の半分はクルー、
私の隣席の人はダブルブッキングで大騒ぎしちゃってました。(笑)
なんじゃーこのフライト??!!
なんとかミラノ・マルペンサ空港に到着すると、
セキュリティチェック&パスポートコントロールを過ぎた所に免税手続きコーナーがありました。
その斜め向かい側に税金の払い戻しコーナーがあります。
しかし、係員はお電話をしていました。
人が何人並んでもおかまいなし。
延々とお話中です。
後ろに並んだ日本人女性に、
「・・・長いよ。きっと故郷のママに長距離電話をしてると思うので・・・。」と言ったら、
「そうですね。自分の順番が来た時、またママから電話が掛かってこないことを
祈るだけですね。」と返してきたので、
「んー、なかなかイタリア人の生態がわかってらっしゃる~合格。」と、・・・二人で笑いました。
彼女もイタリア旅行で色々と学んだのでしょう。
何事にも彼女ぐらいの心のゆとりがほしいですね~。
マルペンサはさすがにブランドからレストランまで沢山のお店があります。
待ち時間も飽きません。
ビジネスクラスのラウンジからボーディングゲートまで結構距離があるので、
どうしようかと思いましたが、ちょっとだけラウンジに立ち寄りました。
スタッフのお姉さん曰く、「まだ大丈夫ですよ。」とのこと・・・
そりゃそうでしょう~
彼女たちはおしゃべりに花が咲いてすべてに無関心。
日本のように出発案内をするわけではありませんしね・・・…。(-"-;;)
フライトの時間は自己責任でモニター画面にてきっちり確認しましょう。
ボーディングのサインが出ても沢山の日本人がラウンジに居ましたから。
機内に乗り込み・・・成田に向け出発!
さらばイタリア!また来るぜ~!!
その後は案の定、大したことのない機内食の数々が登場。
あとはもう寝るだけです。
12時間強にも及ぶフライトの後・・・AZは成田に無事に到着致しました。
帰りのNEXでは私を始め・・・
車両の中のほとんどの乗客が爆睡~(_ _)(-.-)(~O~)していました。(笑)
おしまい。
おまけ・・・
買ったばかりのスーツケース・無敵と評判のタイタンゼノンが
成田で出てきた時にはぶっ壊れていました。
質実剛健のドイツ製(ライセンス生産らしいけど)をも破壊するイタリアンパワー・・・恐るべし。
以下は、旅のワンポイントです。
1)
真夏の街角のスタンドでは凍らしたミネラルウォーターが2ユーロ。
ゲータレイド500mlが5ユーロ。
スーパーならもっと安く買えますが、凍ってはいないと思います。
2)
サンドメニコパレスもホテルハスラーも高級ホテルでは、
ミニバー(冷蔵庫)は毎日午後に補充(チェック)しにやってきます。
買ってきた飲み物を入れたいために、
冷蔵庫の中にある飲み物を取り出している人は要注意。
自分のドリンクを冷やそうと外に出していたりすると
飲んだと見なされてカウントされる可能性が大。
高級ホテルでは注意しましょう。
私もそれで「ヤッちまい」ました。(笑)
たまたま午後に部屋に居た時にミニバーのチェックですといってスタッフが部屋にやってきました。
え、ここはそういうシステムなのー!!??
その時・・・昨日、外出時に持っていくミネラルウォーターを冷蔵庫で冷やすため、
1本だけ瓶詰めミネラルウォーターを冷蔵庫から出して別のところに置いていたことを思い出し・・・
あ、これはカウントされちゃったな。と・・・瞬時に思いました。
チェックアウト時に飲んだ飲まないともめるのも・・・時間もないし・・・と考え、
部屋を出る前に潔く?そのミネラルウォーターをペットボトルに詰め替えました。
また、空ビンをそのままにしておいて後付精算などのトラブルを避けるため、
ビンは空港で捨てました。
時間や言語能力に余裕のある人はこの範囲ではありません。
どうぞフロントで思いっきり交渉してください。
3)
トラベラーズチェックを持っていく場合、アメックスなら手数料なしで
スペイン広場近くのアメックスローマ支店で無事換金できます。
4)
夏は直射日光がキツイので、熱中症になるかもしれません。
ミニタオルを濡らして常に持ち歩くと役に立ちます。
緊急時にはそれで首筋や脇や心臓を冷やせます。
乾いたら持ち歩くミネラルウォーター、もしくは街で見かける噴水の水を利用しても良いです。
5)
イタリアはどこも禁煙圏“ブーム”です。
ホテルやレストラン等・・・室内では禁煙が進んでいます。
しかしながら、イタリア人はタバコ好き。
その分、道路での喫煙やポイ捨てはスゴイです。
禁煙圏宣言、意味ねぇー!!
ドイツ人がいかに環境に気を付けて、分別ゴミ、リサイクルに人力しても・・・
ご近所イタリアでは、どこ吹く風です・・・。
ドイツ人がかわいそうやぁ~!
☆持っていくと良いもの。
・夏は・・・できれば虫除け、かゆみ止め。があると良いです。
私は、なぜかよく刺されました。
日本の蚊のようにものすごくカユクて、刺された場所が脹れてくることはないですが・・・
それでもやはりかゆい。
野外でアルコール類を飲むなら、なおさら気をつけて~。
気持ちがいいからと部屋の窓を開けっぱなしにしておくと・・・
蚊が入ってくることがあるので注意が必要。
寝静まるとブンブンうるさいー。
・ポカリスエットなどスポーツドリンクの粉末
ヨーロッパの夏の水分補給は必須。
スポーツドリンクはミネラルウォーターより身体に吸収されやすいし、熱中症も防げる。
タオルミーナやローマ市中で、簡単にスポーツドリンクが手にはいるといいが・・・それは難しい。
たとえあったとしても街頭の露店では値段が高いし・・・。
ペットボトルは重いが、粉末ぐらいなら日本から持っていけると思う。
日本のようにどこにでもコンビニ等があるわけではないので、
日本からスポーツドリンクの粉末を持っていって、
必要な時にミネラルウォーターに混ぜて飲むのがベスト。
また、安上がりなのは・・・
スポーツドリンクの粉末の代わりに、粗塩(天塩)をラップに包んで小さなビニール袋にでも入れて持っていってもよい。
それなら小さいから、じゃまにならず、女性のバックにも入るしね。
塩をなめて→水を飲む・・・とにかくナトリウムの補給できればいいんだもん。
私はそれでイタリアの猛暑をしのぎましたー。V( ^o^ )V
・国際テレフォンカード
テレカはイタリアの空港で買おうとしても売り切れている可能性があります。
国際携帯電話があればよいが、もってないと公衆電話を利用することになります。
ガード利用の公衆電話は比較的壊れていません。
コイン用の公衆電話は、壊れていることも多く、最悪、小銭だけ取られてしまうこともあります。
AZなら機内販売にテレカがあるので買うのが良いです。
(タバッキがすぐに見つからない場合など、利点あり10ユーロだった)
・貼るホカロン、足用やつかれを取る湿布薬。
アップダウンがキツイ石畳のヨーロッパの街には必需品。
腰や足の裏に貼ると疲れが取れます。
・コンビニやドラックストアや100円ショップに売っているヒヤロンミニ
30分程度、冷え冷えが持ちます。
身体が日焼けで火照ったり、熱中症などの時、首筋を冷やすのに便利。
・(ドラッグストアで景品にくれるような)ミニクーラーバック。
ミネラルウェーター500mlが1本+ビデオカメラも入りました。
ハンカチやちり紙や財布も入し・・・それをバック代わりにして歩きました。
海に行く時も重宝しました。けっこうすぐれものでした。
追記)
当初、旅のお土産にいいなぁと考えていたのはパスタ専用フォークでした。
噂に聞いて・・・これはよいかも!と思ったのです。
普通のフォークは4本枝ですが、そのパスタ用というのは、3本枝でパスタが滑りにくいように先端が開き、
枝にギザギザが付いているらしいのです。
このフォークをタオルミーナなローマで探してみたものの・・・全然みつからないのれす。
イタリアで買った人はどこで買ったか教えて欲しいくらいー。
そのフォークのことを帰国後友達に話したら、
「え、確か日本のデパートで売っていたよ。西武だったっけな~?」とのコメント・・・ ( ̄○ ̄;)
ん~だよぉー、西武デパートで売ってんのかよっっ。
・・・だったらイタリアまで行って苦労して探すことなかったじゃん。。 (-_-#)
フォークが撃沈したので、グラスやコーヒーカップに引っかけられるスプーンを買ってきました。
これを思いついたイタリア人って賢いなぁ。(北部イタリア人かしら??)
特に向かって右端のオタマ形スプーンは、
我が家でシャブシャブのアク取りスプーンとして大活躍しています。
おわりに・・・)
今回、タオルミーナ&ローマの旅は一週間程度でしたが、何週間にも感じられた旅でした。
楽しいことあり、嬉しいことあり、新鮮なことあり、つらいことあり、苦しいことあり、悲しいことありが、
ギューッと凝縮された新しい体験や発見の旅でした。
そして、憧れのタオルミーナは想像以上に風光明媚な素晴らしい場所でしたね。
これは間違いないっ。。
サンドメニコパレスホテルも雰囲気バッツグン~素晴らしかったです。
また、さすが永遠の都・ローマですね~。
美術館も街並みも・・・その長い歴史が持つパワーに圧倒されました。
すべてが絵になるローマ・・・改めていいなぁ。と思いました。。
ローマの思い出のホテルがメイドさんの部屋から昇格しましたし・・・う~ん満足、満足。((^◇^))
そうそう・・・
海外に住む日本人女性って、見目形や化粧ではなく・・・なぜか美しいんですよね。
なんでだろう?としみじみ考えたら・・・
顔の表情が引き締まっているからだと気付いたのです。
故郷在住の日本人女性とはその表情が違うからだと気が付いたのです。
日本は島国だから表面的に治安も良く、一見平和。
そんな仮初めの平和にどっぷりと浸かった日本人の顔。
成田空港に降りた時、周囲をみてつくづく今の日本人ってポカ~ン顔だなと思いました。
自分もそうなのかと思ったら、こりゃいかんと反省しきり。
今回の旅は、どうやら私自身の「魂を磨く」旅となったようです。(^-^)
そして・・・
いままで、いかにぬるま湯つかり、甘やかされてきたのか・・・
イタリアと日本とを対比することにより・・・つくづく身にも染みました。
経済大国、先進国と呼ばれ、日本国の赤いパスポートを所持しているだけで、
ほとんどの国がフリーパス状態。
パスポートによって国家単位の信用度が計られ、所持する人が評価される。
信用のない国は、入国ビザも必要だし、パスポートコントロールで
さまざまな検証や調査をされる現実。
旅は、自分の帰る場所があるからこそ楽しいのではないか。と、私は思います。
片道切符の亡命や、流浪や移民の旅は本当に辛くキビシイものだと思います。
そこには何の後ろ盾もないし、戻りたくても戻れない、帰りたくても帰れない。
たどり着いた地で歓迎されるわけでもない・・・。
そういう人々の気持ちを、少しは私も実感出来るようになった気がします。
そして、私の帰りを待つ家族や友人がいる。という・・・
帰る場所のあることのありがたみを、しみじみ感じた旅でもありました。
まさに・・・
(海外)生活するということ、生きるということの大変さ、楽しさを感じた旅でした。
「人生」は神様からの素晴らしい贈り物だと私は思いますー。
人生をエンジョイしなければ、もったいないですよねぇー。
私の二十歳の成人式は、かなり昔となりましたが・・・
今回の旅で、私もいままでの居心地の良い「殻」を破り・・・
別の新しい世界に足を踏み入れたような気がしました。(^_-)
たった一週間でしたが、とても素晴らしい感動や経験を得られた充実した旅でした。 (^_-)
そして・・・この旅は・・・
私の人生における~意義ある、重要なターニングポイントとなりました。
最後に・・・
この長い旅行記を読んでくれたみなさん・・・本当にGrazie !!
そして・・・
すべてに・・・ Grazie !!Grazie !!
さらに・・・
心から・・・ Grazie !!Grazie !!
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