あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2011.10.02
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カテゴリ: あそび一般

【最近、公園の砂場で遊んでいる子供を見ると心配してしまう。放射能の問題もあるし、大人の立場からすると気が気じゃない。だけど、無邪気に砂と戯れることができないのは可哀想だ。自分の子供時代は、思いっきり“団子遊び”をしていただけに……。そんな時代にうってつけの、非常に不思議な商品が開発された模様。(中略)“抗菌力を備えた砂”。この砂には、摩訶不思議な性質がある。空気に触れると、砂が自分で除菌していくというのだ。】 (【】内は記事から一部引用、Google ニュース/エキサイト: ニュース:2011年10月2日)

 記事の「砂」は室内砂場用として利用できるそうだが、「抗菌室内砂場」、「木材チップ砂場」、「プラスティックボール砂場」など、わけのわからない砂場?が、最近増えつつある。これは、近年盛んになってきた抗菌ブームの、一つの帰結でもある。

 このように、こどもたちの身の回りの物や場所の抗菌化が進んでいるのとは裏腹に、こどもたちの細菌に対する抵抗力・免疫力が低下していると言われているのも事実だ。

 適度に雑菌と接触してはじめて、その菌に対する免疫力が獲得される。おそらく、その雑菌との免疫力の獲得の習熟は、より新しい菌への免疫獲得能力を鍛えてくれるだろう。

 だからこそ、記事のライターは、「子供時代は、思いっきり“団子遊び”をして」いても、おとなに成長できているのだ。また、公園の砂場に、犬猫防止柵が無かった時代のこどもたちも、思い切り砂場あそびをしていても、健やかに育ってこれた。

 だから、柵のある砂場なら、毎日のようにあそんでも、過度に心配することは無いのだ。こどもたちの命を脅かす、細菌による感染症は、人と人を介してか、あるいは食品を通じての感染事例の方が、圧倒的に多い。

 抗菌室内砂場は、せめて放射能汚染などのように、特別の理由がある場合に活用するのが、こどもたちにとって、人間らしい生活をつくり、多様な免疫力を培うだろう。過ぎたるは及ばざるがごとし、これは砂場にも当てはまる。



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最終更新日  2011.10.02 20:13:15
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