あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

2011.12.09
XML
カテゴリ: あそび一般

【精神科医の明橋大二氏と、マーケティングリサーチを行うメディアインタラクティブは12月8日、共同で「子どもの遊びに関する実態調査」の結果を公開した。(中略)平日に塾や習い事を何もしていない子どもは、18.4%で約80%の小学生が、何らかの塾や習い事をしていることがわかった。 「去年と現在を比べ、遊ぶ時間は増えましたか。減りましたか」と尋ねた設問では、「遊ぶ時間が減った」という子どもが43.4%、「変わらない」が43.2%、「増えた」は13.4%となっている。】 (【】内は記事から一部引用、Google ニュース/リセマム:2011年12月9日)

 今のこどもたちの「あそび」の問題を、このブログで取り上げてきたが、記事の調査結果を見ると、団塊の世代のこどもの頃(1950年代)と比べて、極めて悲惨な実態にあることを痛感させられる。

 記事に掲載の、上記引用以外の調査結果の具体的な数値を、幾つか以下に引用するが、その数値の異常さを、ぜひ感じとっていただきたい。
【 普段の遊ぶ時間(平日):「60分以上120分未満」(35.6%)、「30分以上60分未満」(17.0%)、「ほとんどない」(5.6%)
 普段、どのように遊んでいる(平日):「1対1(2人)で遊んでいる」(49.2%)、「1人で遊んでいる」(32.0%)
 普段、誰と遊んでいる(平日):「兄弟や姉妹以外の異年齢の子ども同士」(25.7%) 】
(【】内は記事から一部引用して整理、Google ニュース/リセマム:2011年12月9日)

 「約80%の小学生が、何らかの塾や習い事をしている」とか、平日のあそび時間が「ほとんどない」と言う小学生がいたりする。しかも、こんな異常なことが、ごく普通の日常のことになってしまっているのだ。もちろん、そんな異常な「日常」は、こどもたちが望んだわけではない。

 このブログで度々指摘してきたが、この調査結果を受けて、あらためて強調しておきたい。こんな悲惨なあそびの実態をつくってまで、おとなたちが推し進めた、塾や習い事に対する過剰依存は、そのおとなの意図に反して、学力だけでなく体力まで低下させてきたのだ。

 もし、おとなたちがこどもたちに、本当に学力・体力をつけたいと意図するなら、こどもたちのあそびこそ重視しなければならない。そして、そのためには、まずこどもたちのあそび時間を団塊の世代がこどもだった頃の水準に戻すことから始める必要がある。

 もちろん、その他にもあそび場の問題や、あそび仲間の問題もあるが、それらはこどもたちが十分にあそび続けることができれば、自ずと解決されていく。こどもたちのあそび自体が、あそび場とあそび仲間を、見つけたりつくり出していく。これが、あそびの優れた側面でもあるのだ。



あそびセレクト


FC2ブログランキングにも登録しています。
↓よろしければ、ご支援のクリックを↓





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.12.09 18:59:26
コメント(0) | コメントを書く
[あそび一般] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: