あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.04.26
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カテゴリ: あそび一般



 折り紙には、単独でも完成品となるものばかりでなく、ユニット折り紙や折り紙細工のように、ひとつでは作品となり得ず幾つかを組み合わせてひとつの作品を完成させるものがある。

 その両方の性質を兼ね備える中間的な存在が、「 重ね箱 」と呼ばれる伝統的な折り紙だ。これは、単独でも箱として立派な作品ではあるが、サイズの違う物をもう一つ作って蓋付の箱の作品としても楽しめる。

 さらに、どんどんサイズが小さい物を数多く作り、ロシア人形のマトリョーシカのように入れ子にして楽しむことが出来る。開けても開けても次から次へと箱が出てくるものだ。

 私は、こどもの頃に数十個も作り、友達などに自慢して見せびらかせたことがある。この時は、市販されている奇麗な折り紙では勿体ない(貧乏じみてはいるが、それが普通の時代だった。)ので、藁(わら)半紙を切って作った。

 これは、前に 日記 にも書いた「ハレとケ」の折り紙で言えば、生まれはハレで育ちはケと言った折り紙と言える物だ。長方形の紙をわざわざ正方形に切って作る、かえって面倒な作り方をして作る。

 今、思い返してみてもおかしなくらいだが、こどもは思い立ったら先を考えずに一途に突き進む。これは、ある意味ではこどもの素晴らしくもあり、向こう見ずな行動でもあるのだ。

 ともあれ、好きとは言え、こどもの頃では同じ物をひたすら折る事に苦痛を感じずいられることは、こどものひとつの能力だろう。そして、現在の私のユニット折り紙にはまりこむ素地がこのころ作られたのだろう。私のユニット折り紙のルーツでもあるのがこの「重ね箱」だ。

 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2004-09-15)




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最終更新日  2016.04.27 09:44:31コメント(0) | コメントを書く
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