いろいろにっき。

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不妊治療・・・27歳秋~



最大のきっかけは、産婦人科の患者以外の患者もいる待合場所で、看護師から
「ユユさんは不妊治療ですから~、赤ちゃんが欲しかったら、通院したら良いんじゃないですか?」
というような内容の話を大声で言われた事。

患者のプライバシーをも守れないような病院での治療は、心身共に前進できない!と思い、同じ市内の個人病院へ転院する事に。

紹介状も何も持たずに診察。今までの経緯を医師に話すと、
「手術後に卵管が閉じちゃう事はよくあるから、まず最初に卵管造影をした方が良い」との事。

ついついあの痛みを思い出し、イヤな顔になってしまった私に医師は、
「某市民病院から転院してくる患者さんは、皆同じ反応しますよ。だって市民病院では使わなくても良い器具を、未だに使っていますから。
その器具を使わなくても卵管造影は出来るのに、使うと患者さんが痛いのに何故かまだ使っているんですよね~。
その器具はもうほとんどの病院では使用しないんですよ。うちは痛くないから大丈夫ですよ!」とニッコリ。

ウソだぁ・・・と思ったが、その言葉は本当だった。下手な内診より痛くなかった。
びっくり嬉しい気持ちになった私を、結果を説明した医師の言葉が突き落とした。

「卵管、片方はかろうじて通っていますけど・・・もう片方は閉じちゃってますよ。手術の影響かもしれないし・・・はっきりとは言えませんが」
「自然妊娠は、まずムリでしょう」

私の努力は何だったの???あの痛みに耐えた事は無意味だったの???
じゃぁ私はどうしたら良いの???

色々な事が頭をめぐる。涙が出てきそうになる。。。
会計待ちの時、卵管造影の時に付き添ってくれた看護師さんが私を呼び、一言
「またいらして下さいね。きっと大丈夫ですから。」と・・・その温かい一言で張り詰めた気持ちが解き放たれて泣いてしまった。

その間、男性不妊の検査もしたが異常なし、むしろスバラシイ!との評価?!をいただく。

その後、それでは私はどうすれば妊娠できるのか?治療法を聞くために再度病院へ行く事に。
そこでIVFの事を知る。
私のような身体だと、タイミング→人工授精→体外受精というプロセスを踏む時間がもったいないんだという事。

ダンちゃんに相談する前に決めてしまった。11月からトライしてみよう。
家に帰って相談すると、
「お前がやってみたいと思うのなら、頑張ってみろ」
「でも、子供だけが夫婦じゃないんだから・・・イヤだと思ったら遠慮せずに止めろ」と。
そんな温かい言葉に、とりあえず頑張ってみよう!と決意。

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