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2008.09.10

映『スカイ・クロラ　The Sky Crawlers』　押井守（原作:森博嗣）

(2)

テーマ：最近観た映画。(40980)

カテゴリ： movie

観てきました、『スカイ・クロラ　The Sky Crawlers』
前にも書いたとおり、現在６部作ですが、私は一作目の『スカイ・クロラ』だけしか読んでいません。ちなみにこの巻は時系列的に一番最後に配される巻だそうです。

一緒に観に行った友達は全巻購入して読んだそうで、映画見終わってから読みたいと思ったら貸してくださいという約束を取り付けていざ映画館へ。

調べてみたら山口県内では防府市でしかやっておらず、それだけのために防府にいくのはいやだということで、北九州市の小倉に行ってきました。山口県で映画を観ようとすると、ままこういう結果に陥ります。（・・・あんまり映画観ないからいいですが）

中身は原作を上手く反映したものでした。原作そのままを映像化したわけではなく、元の世界観を踏襲しながら、ちょっとずつアレンジされていて、原作ファンもきっと満足する出来だと思います。流石押井守。

ストーリーは

・テーマをおっっきく括ると、アイデンティティの保ち方。
・永遠に大人にならない、キルドレと呼ばれる少年少女達が繰り広げる空中戦が軸。
・主人公の函南優一、その上司草薙水素もキルドレ。

・いうなれば常態化した「漠然とした不安」が彼らの存在する世界であり、函南君は淡々とその中で生活を送っている。

・独断と偏見によるキレ度（不安定要素度）を矢印で表すと
<大>　草薙←三ツ矢←フーコ→笹倉→函南→土岐野→クスミ　<小>

あと印象に残ったのは声優陣です。
協議の結果

・凛子様はいただけない
・加瀬くんは完璧
・加瀬くんは英語も完璧（←友によれば「thank　you」以外はらしいです）
・谷原章介も有り
・栗山千明の方がよかった（菊地凛子より）

ということになりました。凄い好きな映画！ということにはなりませんでしたが、原作が全篇モノローグのようで視野がぼやけたような感じだったのに対し、映像化されたことで焦点が絞られて、観る前よりこの物語に興味をもつことができました。未読の本も貸してもらうことになりそうです。

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最終更新日 2008.09.10 23:46:59
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■コメント

Re:映『スカイ・クロラ　The Sky Crawlers』　押井守（原作:森博嗣）(09/10)

コナベ8207 さん

ご覧になられたんですね！『スカイ・クロラ』。
原作シリーズを読むきっかけにもなられたようで、ファンとしては嬉しい限りです。

元々この小説のファンですし、押井監督の作品も好きなだけに、映画も自分としては十分に満足できるものでした。
一度観て「面白い！」では無く、何度か観てじわ～っと染み込ませる感じですよね。

小説を読まれたら、そちらの感想も是非聞かせてくださいね。 (2008.09.11 21:48:54)

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Re[1]:映『スカイ・クロラ　The Sky Crawlers』　押井守（原作:森博嗣）(09/10)

ゆずりは文庫さん

コナベ8207さん
コメントありがとうございます☆

みてきました！小説の世界と映画の世界の重なるバランスが丁度よく、両方知ることで「スカイ・クロラ」の世界観を深く味わうことができたように思います。
また小説読んでみます^-^) (2008.09.11 22:45:39)

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