カンボジア－3－ | 日々是ラヴレター

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2007年12月23日

カンボジア　－3－

(4)

カテゴリ：旅

正味３日間、毎日砂ぼこりの街道を走り遺跡めぐりをした。

以前はジャングルに覆われていたのだろう。今は一応道路が整備されているが
追い抜くバイクタクシーの乗客は振り落とされそう・・・ほとんどが欧米人だ。
　　　　　　　　　（後に少しだけバイクタクシーの体験出来て満足♪）

日本人は日焼け警戒の完全武装!?だが彼女達は肌を大露出！
完全に夏服だった私も皆さんから日焼けの心配をして頂いた・・・

　　　　　アンコール・トム　　バイヨン寺院

クメールの微笑

　　　　　侵食が激しい・・・ヒンズー教から仏教への移り変わり、遺跡の模様替えが
　　　　　あっちこっちに残る

　　　　　残る私達のなじみの仏像を教えられると背を伸ばして見上げる

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　　　　ガジュマロの根に抱かれてしまった遺跡
　　　　　　　　　根を切ると木が枯れ遺跡自体崩壊してしまうので現状維持
　　　　　　　　　　　　　　　ジャングルに埋もれていた様子が思い描ける迫力だった　　

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　　　小乗仏教のお坊様は一生独身　規律と節制に生きている　特に女性は近付かない
　　　中心部の街の中で素足で托鉢する姿に変わらぬカンボジアを見る

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　　　ここは上まで登る　広い遺跡を見渡す　日本の平安～鎌倉時代の時の流れを
　　　ジャングルで覆い隠して残してきたのか

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いわゆるディナーショー!?満天の星の下で食事（暗くって・・・）の後
歴史絵巻クメール舞踊劇を鑑賞!

乾季はほとんど降雨がないから出来る！

ユーロや円レベルの高～い観光客料金だったけど納得!!

夜空を見上げるとなんと、オリオン座が、昴が真上に！気分はすっかり夏に包まれていたから
なんとも不思議な世界だった

071209カンボジアシェリムアップ 001-1.JPG

中心部に立ち並ぶ立派な建築物はほとんど観光用ホテル

２箇所？だけある信号機に「青」まで後何秒・・というあの大阪駅前のようにカウントダウン！

都会的な街並みも夜になると道路沿いに屋台が一杯並ぶ　　でも灯りが少ない
立派なお店もなんか薄暗い・・・どこかで見たような・・・

そう、昔の日本も地方の○○銀座ってこれぐらいの光量だった！
日本は随分エネルギーを消費するようになってしまったのだ・・・

街を外れたら高床式の家、屋根だけの建物、水辺の家は蝋燭の灯り、ランプ・・・
でもＴＶがある家も

食事は美味しかった。舌(味）の感覚が同じアジアなのだと感じた　
タイすきも美味しかったので　タイもきっと好きになるだろうな
同じ農耕民族なのだという繋がりを強く感じた　

今回、私ってギンギラの大都会よりも歴史や素朴さを好むのだと改めて確認
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海外旅行に関しての事だけど

子供達・・・
遺跡周辺で生きる術を知ってしまった子供達はもはや学校へ戻らなくなってしまう・・・
アジアを観光する事の素晴らしさ、難しさを考えさせられる三日間だった

アジアにはまりそう！周辺国にも行ってみたい！
ビザを取ったので有効なうちにもう一度行きたいと願う　あの宇宙空間に！

夜、シェムリアップの空港を離陸した時、わずかな灯りの向こうの闇から夜空に向かって
三筋の光線が目に入った。

あ～、カンコール・ワットだ！あの光りの下でクメールの歴史絵巻が演じられている!!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつまでも窓に額を押し付けていた。

　今、年の暮、冬だ。あの往復５日間の夏の日はきっといつの事だかわからなくなりそう・・・

　　　　　　　　　　　　　　朽ちた石の宮殿、紅い大地そして濛々たる砂ぼこり・ブーゲンビリア