スペイン雑貨店ROMERO

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SPAINスケッチブック





   アンダルシ-アとカタロニア両方に恋愛中です。ここではカタロニア個人旅行記
から初めてみました。                               

1(トルトサ)

トルトサの城(スペイン)



 ゆったりした時間を過ごしたいなという事で トルトサにパラドールをとりました。
アブドラマン3世の10世紀の古城です。
バルセロナから列車で出掛けました。日本のガイドブックに載っていないような
地方都市にこそ その国の素顔が見られて興味深く思われます。 

列車は海寄りの位置から低い山々に囲まれた平原を少しだけ内陸に向けて

わざわざ寄り道をしてトルトサの駅に着きます。バレンシアとバルセロナの

中間地点といった所です。
写真にある蕩々とした流れはエブロ河。
河の中州には、何の記念か鷲をデザインした異常に大きなモニュメントがありす。

スペインの地方都市は何を生産して栄えているのかが 私には不明な所ばかりなのですが この町も同様にとっても古くて 迷路のように入り組んだ旧市街の建物の多くは廃墟のような味わいがありました。
昼下がりのシエスタのおもちゃやさんで”しんちゃん”を見つけてびっくりしました。が ドラゴンボールの頃から日本のアニメはあちらでも大人気なのですねえ!

(しんちゃんの手前の騎士のようなフィギュアー珍しくないですか?)



シンチャン

旧市街

エブロ河

モニュメント



2(コマ.ルガ)


コマ ルガの海

私のノートその2、ここでは旅の記憶に残った事を書いてみます。これから行く方の資料になれば、また行く契機にでもなればいいなと思います。
今回はカタロニアとバレンシアだけの旅でした。
でも あまり日本の方が行かないと思われる、あのワインで有名なペネデス地方の海岸、地元の人しか行かないような 保養地のような海岸、コマルガについて書いてみます。
10月の初めだというのに海の水は温かかった!!
ホテルは家族向けの2ベッドルームで2人で40ユーロ位。
もちろん目の前にはきれいな海岸。
季節はずれの海もいいもんですぜ。 レンタサイクルもあります。

この地方の中心地は El Vendrellなのでしょうが、タラゴナからバスで着いたこのAjutament(役場)もある町には ナント!宿泊施設が1件も無い!のでした。チェロのパブロ.カザルスの生家のある静かなキレイな町なんですけどねえ!

そこでその役場にある観光案内所でもらった地図を頼りに探したのが電車で一駅の海よりの保養地、コマルガだったという訳です。
駅の名前はSant Vicenc de Calders、鉄道のCa1線でバルセロナのフランサ駅から6つ目、サンツ駅からだと2つ目、50分位。
行ってみたら大正解のノンビリできる所でした。未定の旅はだからオモシロイ!!

悠々自適みたいな老夫婦がバスや自家用車で保養に来るような所かも?
バルセロナからも近場だしね。
ここから少し北よりの海岸、SANT-SALVADORには、波の音が聞こえる所に先のカザルスの記念館もあるそうです。

次はその El Vendrell の話にしようかなと思います。
じゃあ!





3(エル.ベンドレル)


CASALS

前回も出てきたこのカザルス氏生誕の村?町?には宿泊出来る所は無いのですが何故か??日本語の観光パンフレットがありました。
それによるとここのお勧め料理はチャトと呼ばれているサラダとコカ.エントラマダだそうですが、どなたか食べた方はいらっしゃいますかあ?
ここはきっとなんでもおいしい所なのでは!!と駅近くのステーキレストランでランチをしたくいしんぼうの私は確信したのでした。

ジャン.レノに似たカマレロがプロに徹したサービスをしてくれます。
地元ペネデスの安ウマワインが一人に1本ついて、(子羊の焼いたのとか、魚をシャンパンとクリームで料理した物とかがメインの)2皿の料理にデザート(焼きリンゴまであった)で1200円ほどだったと記憶。(写真撮ればよかったなあ!)

お祭り、伝統行事もふんだんにあり、スポーツもスクーバダイビング、サーフィンから乗馬、テニス等何でも出来る所だそうです。
カザルス氏生誕の家も見られますが、10時から2時までと午後の5時から7時までと書いてあっても、5時に係りが来ないで開かない事があります。
30分位の遅れは普通らしいので 私のように怒ったりしないようにね。

大工で教会のオルガン弾きだったお父さんは裕福ではなく、慎ましい暮らしぶりがしのばれる生家です。
チェロの音色は好きです。カザルスさんの演奏は特に土地、海、空、風を感じさせてくれます。
写真のようにこぎれいな家が多い、住みたくなるような小さな静かな村?です。

家

役場前


行き方はSant Vicenc de CaldersでCa4線に乗り換えて一つ目です。






4(ペネデス)


カバの祭りの日


バルセロナで買った一本のワインが気に入ったので、それを造っている生産者を訪ねようと 空のボトルをバッグに入れて、それを見せながら あちこちで聞いて探し回った冒険談です。

ラベルによるとペネデス LAVELNOYAとあったので、先のランチをした所で、ボトルを見せてご主人に聞いてみました。そこから6つ目の駅だと言うのす。
さすがです、生産者の所在地が分かりました。

St .Sadurni' d'Anoiaという駅です。ペネデスでは2番目に大きな町のようです。後から知ったのですが、BCNから9駅目(40Km)でワインの生産拠点だったのです。
こんなに近くでワインを造っていたとはとビックリでした!!

そこに着くまでの列車で高校生位の子達がキャピキャピしていたのですが モデルになれそうな位にとってもキレイだったので、下の写真で見てね。(写真の撮り方が悪かったかなあ。)

チコス


駅に着いて 駅構内のバルでまたボトルを出して質問して、笑われてしまいました。15分位歩くと言うし 地図も無いのでタクシーを呼ぼうとしたのですが、カタラン語だし、忙しくてどうも来ないらしい。駅の近くで困っていると迎えのクルマを待っていたらしい年輩のグループが 自分たちを迎えに来たクルマに乗せていってくれるという。予想もしない突然の親切に心から感謝!!!でした。
Ajutamentで Patronat Municipal de Turisme (案内所)を聞いて、造醸所のリストと大体の場所を教えてもらい、探し当てました。
私の一番に近いお気に入りのJEAN LEONの醸造所には寄りたかったなあ!!!

偶然その日はCAVA(スペインの発泡ワイン)のお祭りで、お休みのため 残念ながら造っている所でワインをGetするという目的は叶わなかった、けどCAVAのテイスティングができたのでLuckyだったかも。

そうそう ここではワインの醸造所もCAVAと呼ばれているようでした。

カバ醸造屋の装飾

帰りに、お目当てのとは違うのですが 同じ醸造所で造っているワインも酒屋でGetする事は出来ました。すごい種類の品揃えでしたよ!
親切だったのでお礼に宣伝を! Carre Diputacio,51にある”CAL FERU ”です。
BCNまでのワインの発送をしてくれました。

ワイン屋

2002年は10/4~6日までCAVATASTと呼ばれる試飲会があったようです。
他に9/22~10/12日までどこかしらで、何らかのCAVAに関するイベントがあったようでした。CAVA大好き人間はwww.santsadurni.org で調べられます。
確認でnetを調べたら Saturday, October 5 th : from 12 a.m. to 11 p.m. とあったから、夜の11時までやっていたんだあ!!!




Autocar : compania Hispano
Igualadina
desde El Corte Ingles/Diagonal. BCN  TEL934 304 344


バスででも行けます

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