えれくとろにっくΦ座頭市

EP1 紅い十字架(前編)




「仕事終わったんでお先に帰ります」

いつもより早く仕事を終え家路に着く香也
すると突然何処かで動物の鳴き声のようなものが聞こえた。

「なんだ・・・?」

その鳴き声に不信感を覚えた香也は鳴き声がする方へ向かった。
バイクを走らせ、着いてみると変なものに子供が襲われていた
香也は我が目を疑った。
「?? あれってヒーローショーとかによくある怪人の着ぐるみ・・・」
人型の謎の生き物はこちらの存在に気付き子供には見向きもせず襲い掛かってくる。
子供を逃がし、香也はすかさずカウンターをお見舞いする
「(バカ親父の特訓がこんなところで役に立つなんて・・・)」
と思っているうちに謎の生き物は壁に向かって逃げた
そこで香也はありえない光景を目にした
謎の生物が壁に吸い込まれているのだ

香也は現実なのか?唖然したその時
路地裏のビルのガラスから耳を劈く金属音が響く。

香也は、はっと後ろを振り返るとガラスに一人の男が映っていた。
「まさかさっきの奴のグルか?」
「いや、そうではない」
「モンスターの存在を知ってしまった以上、デッキを受け取りライダーとなるか、それともモンスターの餌食となり死ぬかのどちらかしか選択することは出来ない」
と男は言った

「しかしこんなところであっさり死ぬわけには行かないしな」
「ならば、このデッキを受け取れ」
「・・・ああ」

すると再びあの独特の金属音が響く。
男に言われたとおりに「契約(コントラクト)」のカードを鳴るほうへ向けた。
すると、絵柄が浮き出て一つ目のロボのような絵となった。

「それがお前の契約モンスターだ 戦わなければ生き残れない・・・」

と言い振り返ると男は消えていた。
しかし耳を劈く金属音は鳴り止まない。

「どうやら、モンスターと戦わなくちゃならないようだ。」
そして、香也はデッキを鏡に向けこう叫んだ

「変身!!!」

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