2007年08月18日
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[1]:対象作品:ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか
樫村 愛子著
これはあくまでも一つの出発点である。現段階においては「避けがたい」ものではあるだろうが。読者は、ここから自らの言葉で、それぞれの<思考>を開始しなければならない。また、一つの出発点としてのこの作品から開始されるはずの<思考>の射程距離は、必ずしも「ネオリベラリズム」という問題系に限定されはしないだろう。なお、この作品が示唆する最悪の閉塞状態は次のようなものになる。すなわち、この作品が、あるいはこの作品へと向かう著者の歩みがそこから出発した「再帰性と恒常性」というテーマ系の二つの項、すなわち再帰性と恒常性の「素朴な二項対立」の内にとどまること。その場合「恒常性」は仮想あるいは想像された自体存在(再帰性の外部)として、あらためて再帰的な分析にさらされることはなくなる。



[2]対象作品:TAKESHIS'
by北野 武
2006年10月13日以来、レビューを書くことと久しく離れていた。DVDに限っても、ごく最近もキム・ギドク監督の「サマリア」が触発したが、レビューを書くことには、最小限の解釈を強いられる明らかな予感があり、その苦痛あるいは面倒さから自由になれない限り、それまでと同様に、レビューを書く気にはとてもなれなかった。ということは、レビューを書くということ自体すでにできなくなっていたわけだ。従って、このレビューもまったく参考にはならないだろう。非常に稀な、もしかすると唯一の経験かもしれないが、この作品の経験には、そういった苦痛がまったくなかった。したがってこのレビューは、その稀な出来事のみに言及している。この作品が、他のあらゆる作品と異なった空間で、本来あらゆる表現を拒むはずの無意識あるいは<現実界 The Real>と遭遇しているからだ。その作品空間は、人々の記憶から早くも消失しつつある、そして消失する他ない<移行空間=媒介装置>として、これから始まるであろう表現の生成を準備するものとなるだろう。






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最終更新日  2007年10月04日 06時45分04秒
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でん@ Re[1]:具体的に、(09/12)  こちらこそ、これからもよろしくおねが…
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でん@ 具体的に、 具体的にいいますと、。あまりこのましく…
でん@ 役立ちました、、、、。。 とくに、。Wikipediaをひいただ…
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