蝶々結び

蝶々結び

FRIEND


もし、地球上の全人類とともだちだったらあなたはどうしますか?


FRIEND


僕の名前はナオキ。
友達は数え切れないくらいいる。
なんてったって、地球にいる人間全員と友達だから。
ほら、今日だって朝、学校行くのに、
「おはよう!ナオキ!!」
「ナオキ先輩、おはようございます!」
……
ほらね、あいさつがつきない。

授業中だって、
「ナオキ、ここの問題やってみろ!」
「ナオキ、こないだは楽しかったなぁ!!」
……
ほらね、先生たちとも友達だ。授業中に指されまくるのは嫌だけどね。

帰りは僕は電車通。
「ナオちゃん、さいなり~♪」
「ナオキ、またな!」
……
たくさんのさよならのあいさつに包まれて帰る。

駅でだって、
「おぉ!ナオキ!今日は電車、5分遅れるらしいぞ。」
「ナオキじゃん!久しぶり~!今日、部活だったん?」
……
駅だと、学校が違ったり、年が違う人も話しかけてきてますます忙しい。
返事もあいまいになってしまう。

「あぁ。そうなん?」
「今日はなかった~。」
……

そんなこんなで目的駅に到着。
電車から降りても友達の会話は続く。
全員友達だからなぁ。
その時、大好きな由紀ちゃん発見!!
由紀ちゃんは中学が一緒で高校は別々になっちゃったから全然会ってない。
「由紀ちゃ~ん!」
「あ、ナオキくん。」
「久しぶり~!全然気づかなかったよ!」
「私は電車乗ってすぐに気がついたよ。」
「何で話しかけてくれなかったの~?いっぱい話したいことがあったのに~。」
「だって、ナオキくん、他の人と話してて、忙しそうだったから。」
「……。」

「ちょっと、ナオキ~。聞いてる?」
「ねぇねぇ、ちょっと~!」
「じゃあな!!」

皆が去っていく。
そうだ。僕は誰の話もまともに聞けていない。
急に自分が一人ぼっちになったように思えた。
友達はたくさんいるのに…。

「 …オキ!! …ナオキ!!」
ハッと目を開くとそこはいつもの教室。
どうやら夢だったみたいだ。
時計を見ると授業終了まであと15分。
「お前寝てただろ~?今日ノート提出だってよ。」
先生に聞こえないように小声でしゃべるアイツ。
「マジ?何も書いてないヮ。」
「あの先生、出さないとかなりヤバイよ~。」
ニヤッと笑うアイツ。
「マジお願い!!ノート写さして!!今度おごるから!!」
「あったり前だろ!オレたち友達だろ?」
サラッと言ってまたニヤッと笑うアイツ。

全人類と友達よりもコイツともっと笑いあいたいと思った。



こんにちは。ゃまりですよ★
今回はオリジナル短編小説書けて結構満足しています♪
この「全人類と友達」というのはゥチがたまにボーっとしながら思うことです。
でも、多ければいいってもんじゃないですよね★
上っ面だけの友達なら簡単に作れるけど、本当の友達はなかなか作れるものじゃないですよね♪
そういうのもこの小説を読んで感じてもらえればっと思います。
そうそう!この小説の主人公、ナオキはかわいい男の子を想像して書きました♪
芸能人でいうと小池徹平くんのような★☆
そんなところも想像してお読み下さい♪笑

                          ゃまり

PS:奏埜さん、リクありがとうございます★☆




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