多文化の中での教育

”今までに取った幼児教育のクラスの中で一番好きなのは何?”
と聞かれる事が時々ある。私はいつも迷わず、
Multicultural/Anti-bais Curriculum と答える。
このクラスは日本語でいうと、多文化、非偏見教育とでもいうだろうか?
様々な人種が一つの国に存在するここアメリカでは特に
それぞれの人種、文化の違いをお互いに理解し、尊重する事を
子供たちに教育するのは私たちEducatorの大切な仕事である。
そして、人種の違いだけでなく、家族構成、家族財政、性別の違いや
障害を持つ人たち、そしてレズビアン/ホモセクシャルの人たち
を偏見を持たずに、”違い”として尊重しようと子供たちを
Encourageするのもとても大切である。
私が実習をする保育園では人種が比較的多様である。
やはりコケイジャンの子どもが半分以上を占めているが
アフリカンアメリカン、メキシカン、アジア人の子供たちもいる。
こういった人種に富んだ環境は子供たちにはとてもプラスだと
思う。アメリカに住む以上、自分と違う人種の人たちと接する
事は日常である。小さいうちから様々な人種の人たちと接する事で
お互いの違いを尊重することを”Norm”として身につけられる。
人種だけではなく たとえば、男女の違いでもそうである。
”女の子のおもちゃ””男の子のおもちゃ”という言葉よよく
耳にすると思いますけど、私は個人的にこの言葉は大嫌いです。
男の子がバービー人形で遊んでいたってなんの不思議もないんです。
女の子だってパワーレンジャーごっこしたいんです。
親が期待する”男の子らしい”とか”女の子らしい”という遊びや
振る舞いかたはステレオタイプに過ぎないと私は思います。
Gender Roleを気にする前に、子どもが何を学んでいるかが大切です。
もし、男の子がバービー人形で遊んでいるとします。お母さんが来て
男の子だからと理由で人形を取り上げました。お母さんが人形を
取り上げた事でその男の子は バービー人形を使ってEngageしていた
Imaginative Playを止めなければいけません。彼は想像力を伸ばす
チャンスの一つを失う事になります。
子どもが興味のある事を安全な環境の基で 自由にさせ、彼らの成長
を伸ばす事の方が、ステレオタイプなGender Roleを気にするより
遥かに大切なんです。
ここアメリカでマイノリティーの一人として子どもたちに一人一人の
”違い”をRespectする事を教えて行きたいです。





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