おじゃるんち。

おじゃるんち。

占い師さんの話



※※このページは占いの内容については触れていません。心に残った話を紹介しています。※※



悩み事があった時、友達に勧められた占いに行きました。
そのお店は予約制なのですが、予約の電話をした時におじゃるの「かまって攻撃」が始まり、「わんちゃん飼ってるのね?」と聞かれました。


お店について、占い師さんは開口一番「動物と暮らすのはいいことなのよ」と言いました。
そして彼女はこう続けました。


■しつけの話

「リーダーと認めてもらうには時間がかかるわよね。
拾ってきたわんちゃんがなかなか言うことを聞いてくれなくて、悪さばっかりするものだから、どうしてかしらって友達に相談したの。
そしたら、捨てられる子は早く親から離されてしまうから、ルールを教わりきれないのよって。
野良猫ちゃんの親子が空家の軒下にいるから見に行ってみたの。
親が出かけるとき、子猫がついてきたらおおいかぶさって首の後ろから噛み付いていたのを見てね。
私も真似して覆い被さって首の後ろにがぶっと噛み付いたのよ。
それからはよくいうことを聞くようになったわよ」

実行するにはなかなか勇気がいりますが・・・
ペットと人間がお互いストレスを溜めないためにしつけをするのが飼い主のマナー、という話をあるショップの店長さんがおっしゃってたなぁ。
ペットを捨てるということは、別の意味でも罪ですね。


■犬の言葉について

「最初は2~3つ程だったボキャブラリーが、15歳になった時にはすごい数の言葉を覚えてたの。
『Yさんちに行くよ』って言ったらすっすっと自分でYさんちに行って、家の前に座るものだから、笑ってしまったわ」

日記にも書きましたが、今のところうちのおじゃるは言葉でなくこちらの身振り手振りで芸を理解しています。
まだまだ心が通じ合っていないのかも?


■守ってるつもりが・・・

「人間が守ってあげないといけないと考えがちだけれど、逆に守ってくれるの。
ある方が重い病気で入院されていた時に、飼っていた犬が突然死んでしまったの。
けれど、その方は無事退院されてこう言ったの。
『あの子(飼っていたわんちゃん)が身代わりになってくれたんですね』と。
家の中に入れず飼っているわんちゃんにはそういう傾向は少ないけれど、座敷犬は飼い主思いの子が多いから自分が守らなくちゃ、って思うようになっちゃうのよ。
可愛そうだと思うかもしれないけれど、守ってもらえるようにに大切に育ててね」


■ペットロスの話

「猫ちゃんはいつまでたっても気配が残っていることが多いわね。
それに比べてわんちゃんはきれいに成仏するの。
お墓に何度も足を運ぶより、自分の気持ちが落ち着くまでお骨を自分のお家に置いておいても大丈夫よ。
飼い主の淋しさが癒えてからお墓に納めてあげてちょうだいね。」

ペット霊園には女性よりも男性の方が通うのだとか。
認めたくはないけれど、こういう話をしてくれました。

「小学生の男の子がいるお宅で、わんちゃんが亡くなったの。
当時はごみの規制が今ほど厳しくなかったから両親が燃えるごみに遺体を入れようとしていたら息子が泣きながらこう言ったらしいの。
『ぼくの弟にそんなことをしたら嫌だ。
ぼくも死んだら、ごみ袋にいれて捨てるの?
お年玉ためてるのを使っていいから、きちんとお墓にいれてあげて』
その言葉をきいた両親は息子を説得しようとしたけれど、息子が譲らないからきちんと霊園で供養したそうよ。
動物と暮らすと優しい子供が育つの。
その子は大学生になった今も命日には県外からバイクでペット霊園に通っているのよ」

この話を聞いて涙がこみあげてきました。
そういえば、私も実家の方にあるペットのお墓にお線香あげていないなぁ。
男性の方が情が深い、と言われてもうなずくしかないのでした。


皆さんはこの話どう感じましたか?
よろしければご感想etc・・・お寄せ下さい。





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