お茶の葉のひまヒマ日記

お茶の葉のひまヒマ日記

そのときの私 2


元の彼女とどうして別れたのかききますと
「わがまますぎた」からだそう。

その日はいつにもましてワガママだったらしく、なんてことないことにぶち切れていたそうです。
そして彼に「別れるから」ということを言って足早に去っていったのです。
いつもなら追いかけていくところだけど、そのワガママさに愛想をつかしていたので別れるほうが良いと思ってあえて追いかけなかった、そう彼は言っていました。
後にこの別れ方でひと悶着あるのです。

彼と付き合っていたとき、元カノから彼の家やケータイに電話がありました。
その電話が怖い。
着信音が鳴った時、私たちは楽しく談笑していました。
彼が「無視しちゃえ」というので留守電に切り替わりました。
元カノ『・・・・・もしもし・・・』
でおわり。
普通「後で電話するね」とか入れるところを抑揚もなくただ一言。
「もしもし」だって。
さすがに二人とも固まりました。
だって呪いの電話みたい。
ケータイの留守電も「・・●●(彼の名前)・・・」とかで切れてるし。
怖すぎです。


そしてある日元カノに呼び出されて精神的にひどい目にあいました。
言い分によると、あの時別れるって言ったのは本当のはずがない。
自分と付き合っているのに二股をかけられた。
私のほうが好きなのはわかっているけど、たった今ここでそれをお茶の葉に言いなさい。 
というようなものです。
結局彼は「お茶の葉のほうが好きだ、自分は別れたと思っていた」と言い。
元カノは怒っていました。
そして私に「どうするの!私はこんな二股男なんかいらないけどさ!」
見たいな事を言うので私は(あなただって二股女なんじゃない?)と思いつつ「あぁ そうなの」みたいな返事をしていました。
その返事も不満だったらしく、汚い言葉でののしっていたように思います。
ただ、あまりのことに良く覚えていないんですよね。
めんどくさくなったので私は家に帰りました。
適当に返事をしていたような気がします。
彼は・・・
かわいそうなことに、私の自宅付近まで車で元カノを乗せてきたために帰るときずーっと罵声を浴びながら運転したそうです。
「私のほうが好きなんでしょ!」と沢山言われたと後に言っていました。

その日だったか、次の日だったか・・・
うろ覚えなのですが、夜中に彼から電話がありました。
彼「あの時お茶の葉が好きだといったけど、ホントは違う。
  お茶の葉とは遊びだったんだ」
私「あぁ そうなの」
彼「別れて欲しい」
私「わかった。じゃあね」
それで電話は終わり。
自分でもなんだか「あっけないなぁ」と思ったりして。
でも、あっけなくしてよかった。
実は彼の隣には元カノが居て私たちの電話の動向を聞き耳をたてていたんだそうです。
怖い・・・
彼はどうやらずーっと罵声を浴びせられて精神的に参ってしまったらしい。

でも、その後まだかかわることになるのです。
彼氏と元カノ、そして私。
もうやめても良いのに。私って馬鹿かも。





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