お茶の葉のひまヒマ日記

お茶の葉のひまヒマ日記

そのときの私 3


彼から電話がありました。
この前電話を切ってから色々考えた。電話ではきちんと伝えられないから会って話したい。この前言ったことは本心じゃなかったという内容でした。
そのときの電話で元カノの嘘がわかりました。
実はあの後何回か元カノから私に電話があったのです。
「あれからさぁお茶の葉より自分のほうが好きだといってたんだよー。ひどいよね。別れたくないって言ってたけど別れたよ。あんなやつ。二股するなんてサイテーだよね!」そのような内容です。
彼のほうにも私が悪口を言っていたとか、もう金輪際電話をしてくるなと言っていたといったふうな内容を話していたようです。
ボロボロと出てくる嘘。
これはきちんとあって話したほうが良いだろうと思いOKすることにしました。

待ち合わせをして車に乗り、特に行く所もなかったので某ショッピングセンターに行きました。
ほとんど車の中では話をしなかったのですが、駐車場についたとき彼のほうからキスをしてきました。
思ったほど嫌ではなかった自分も不思議で、そんな事をしてきた彼も不思議。
「何でそんなことするの」
そう聞くと彼は
「キスしたかったから。嫌ならもうしないよ」
と言いました。
嫌じゃなかったけど複雑。
私は何をしたいんだろう。

ショッピングセンターをぶらぶらしながらハナシをしました。
元カノのことやこの前の電話のこと。
そして私のことが頭から離れなかったこと。
「あんなにあっさり電話が終わると思わなかった」
そういっていたけど、私にどんなリアクションを求めていたのでしょう?

この前は自分も沢山元カノに言われてなんだか頭の中がぐちゃぐちゃになった。
もし私さえよければよりを戻したい。
そういう風なことを言われたのですが、私は自分の心がわからなくて。
何も返事が出来ませんでした。

彼から「電話をしてもいい?」
と言うことを聞かれて「別に良いよ」とだけ答えました。
その日からまたくだらない話をしたりする仲になり、寄りを戻すことになったのですが「元カノ」がまた出てくるのです。


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