全6件 (6件中 1-6件目)
1

座佐浜でのキャンプ2日目、晴天だが低気圧が接近。予報では夜から雨で、既に湾外は風とうねりがアップ。当初予定してた湾外へのカヤッキングはガイドの判断で中止。キャンプ地裏に海から繋がる座佐湖へ航路を変更。結果的に、この湖への変更はボクにとってラッキーでした。狭く浅い河口から慎重にパドリングしながら上流へ…。流れは緩く、絶景を堪能しながらの癒し系カヤッキング。外洋のダイナミックなカヤッキングとは好対照。この日のボクの心身は癒し系を欲していました。何かに挑戦しよう、または制覇しようとかの気負いではなく…。ここの、土と水の住民たちとの対話がしたかったのでした。自然界の住民は全て動的とは限りません。時に古老のような存在感で佇んでいることも。または、動物の霊が乗り移ったかのような流木も。そして、彼らとの対話でボクの心に物語が生まれるのです。住人たちはこの世に生を授かり、やがて土や水に還っていく。そして肉体は次の命の糧となり、魂が生まれ変われることができる。灰となり墓に眠る人間の魂は生まれ変わることができるのだろうか。このスタイルのカヤッキングは、ボクの巡礼なのかも知れません。一生背負って行かなければならぬ傷と向かい合いながら生き抜くために。自然界の生命力からは、優しさと恐怖を感じます。己の生命力で対話をするかしないかでそれは違う気が…。直射日光を浴び過ぎ、心身のテンションが上がりすぎたら…。木陰に入りクールダウン。いつまでもこんなローテーションが続いたらいいのに…。ボク的なパーマネントバケーションが。それが叶わぬなら、せめて今後もイレギュラーでライフワークに…。2日目のデイトリップの後、天候が激変。風雨高まる中、テントやタープの補強に追われました。低気圧の通過の中、写真撮影する余裕も無く就寝。翌朝、早めにキャンプを撤収してエントリー地へ帰還。冷えきった心身を暖めてくれたのは…。ロッジさらくわが提供してくれた熱いシャワー。このときのシャワーほど有難いと思ったことはありません。オーナーのTさん、ありがとう!その後また無人駅、伊勢柏崎駅までガイドに送迎してもらい…。降り止まぬ雨の中、帰路の列車をひとり待っていました。しかし、そんな悪天候に最後はなっても気持ちは充実。また近々カヤッキングトリップしたいと思ったのでした。完
May 29, 2010

汗をかきながら作業したことが、最近あっただろうか。息を切らしながら、夢中で体を動かしていただろうか。身体だけでなく、心まで冷えてしまってなかっただろうか。頭だけでなく、全身を駆使した健全な生活を求めて…。どこからともなく、旅人たちが火のあるところに集まる。それぞれに抱えた荷物を暫し下ろして。インフラの整った環境から離れてみる。不便な中に身を置けば、眠っていた感覚が蘇る。限られた水の使い方、火の使い方、屋外での排泄、等々。キャンプすることは、身体から頭を働かせること。夜の帳が下り、火を起こします。人工的な明かりが皆無な環境で感じる、たき火の温もり。今回集まった旅人の中に、吟遊詩人がひとりいました。持参したギターで弾き語り、時に旅の話をMCで…。旅人たちはそれを、たき火見ながら聴いてます。揺れる炎はまるで踊り子のよう。吟遊詩人のエンタテインメントを口火に…。旅人たちも饒舌になり、宴の温度も上昇してきました。皆、別々の人生を漕いでいても、集まって漕げば…。不思議と生まれる一体感。旅することを好み、新たな体感を楽しむ心。自然の中で戯れる童心をもった大人たち。皆、限られた命を最大限遊ばせることにプライオリティーをおいて…。まるで炎のごとく。
May 27, 2010

ゴールデンウィークが明けて間もなく、ボクの心身は早くも疲弊。このままルーチンな日々を送っていれば、ダウンしそうな予感が…。自分を騙し騙し、なんとか一日を乗り切った日々。そんな中、海へ旅したいと募る思い。限りなく野性に近い状況のなかで、自分を取り戻したい。ボクはその思いを叶えるため、4月21日早朝、南伊勢へ旅立ちました。見知らぬ土地と海でのカヤッキング・トリップへ…。東海道新幹線で名古屋へ向かい、そこからJR特急南紀に乗り換え。そして、多気駅までは順調な約4時間半の列車移動。ところが、そこから大きなトラブル発生。多気駅から紀勢線へ乗り換えるはずが、伊勢線に間違って乗車。そのことに全く気づかず、終点の伊勢市駅まで行ってしまいました。そこでやっと間違いに気づき、大慌てで多気駅へとんぼ返り。多気駅へ戻ったまでは良かったのですが…。何と次の紀勢線の普通列車は約2時間半待ち。下車駅の伊勢柏崎駅に迎えに来てくれるコーディネーターT氏に速攻連絡。彼は既に南伊勢市に到着済みで、ボクが遅れて来るのを待っててくれることに。こんな状況に最初は愕然としてたものの、これも旅の醍醐味かと…。東京ではあり得ない、地方ならではのハプニングを楽しむことに。この日は真夏日で、最高気温が30℃近くありました。駅前に1件だけある店、コンビニに先ず入り弁当とお茶を購入。辺りでも散策しようとウォーキングへ…。珍しいたまご自動販売機を眺め過ごせば一面の田んぼ。田んぼの畦道を鳥の声を聴きながら暫し進めば…。吹き出す汗の中、喉の乾きと空腹でストップ。早速地べたに座り、爽快な田んぼランチ。田植え直後の水田から広がる視界を眺めながら…。田んぼランチを緩く、まったり過ごして再び駅へ。列車到着までの間、たまに構内に出入りする人々をウォッチング。学生からお年寄りまで、乗降客の表情はとても豊か。駅員と話し込むお婆さんの光景は微笑ましく感じました。そして、大幅に遅刻して伊勢柏崎駅に到着。ここは無人駅で、一緒に下車した学生たちは家族が車で迎えに…。ボクの迎えは未だで、T氏へ送迎依頼の連絡。程なくして彼が車で現れ、内心ホットしました。これで、何とか今日中に海へ辿り着ける♪車で数10分の移動で辿り着いた、古和浦湾・新桑。ここからカヤッキング・エントリーします。既に到着済みの他のメンバーの方々は3名。ガイドのT氏も含め、皆大ベテランのトリッパーズ。ボクの大幅な遅刻にも怪訝な表情ひとつせず…。悠々とお昼寝していました。皆様ごめんなさい!そしてよろしく!出だしから思わぬトラブルを引き起こしてしまったものの…。何とか無事に、2泊3日のカヤッキング・スタートです。古和浦湾・西浦を抜け、湾の入口方向を目指します。海況はべた凪で、とてもスムーズなカヤッキング。やがてリアス式海岸が迫り、そのダイナニズムを堪能。陸上から見れない世界を、海からカヤッキングでアプローチ。少しずつ野性が自分の中で回復してきた感覚が…。そして、眠ってた五感が取り戻せる予感がしました。人間がITに依存する現在、失われていく野性、五感。それらを時折取り戻すエクササイズがアウトドアだと思っています。IT化社会は必然でも、その対局にある自然環境に身を置くことも。そんなバランス感覚がこれからの私たちに求められている気が…。part2へつづく
May 27, 2010

母の日のプレゼントを一日フライングしました。物をあげるより、会食を共にと思い銀座へ…。お陰さまで五体満足ですが、独り身の高齢者である母。親不孝息子故、たまにはゆっくり会話につき合わねば…。そこで訪れたのがチャイニーズレストラン、銀座麒麟。以前訪れた際、洗練されたヌーベルシノワが気に入り再び。今回はランチコースから『茉莉花(ジャスミン)』をチョイス。お料理は…。☆前菜5種盛り合わせ☆フカヒレと黒トリュフの香りスープ☆大正海老とマコモ筍の四川風辛し炒め☆イベリコピートロと新生姜のさっぱり炒め☆白身魚とアスパラの蒸し物 特製醤油かけ☆ピリ辛胡麻タレの蒸し鶏の冷やし麺☆杏仁豆腐以上7品全体的にはサッパリ系な味ですが…、辛みやコクでお料理ごとにメリハリついてました。普段小食な母もこの日は特別、完食でした。舌も絶好調で、聞かされてるこちらは少々疲れ気味に…。まあ、せめてこのくらいはしておかないと。あの世へ逝かれてから恨まれるのも嫌ですし…(笑)
May 9, 2010

好天に恵まれた、今年のゴールデンウィーク。皆様はどのように過ごされていたでしょうか。ボクは2日に葉山でカヤッキングを楽しみました。アフターではふみちゃん&シモンの2人展鑑賞も…。葉山でいつもお世話になっているBEACH葉山。こちらでシットオン・カヤックと装備品をレンタル。大浜海岸からエントリーして一気に沖へ…。北西の風が若干吹くものの、海面は凪。気温も20℃を少し上昇程度で、海上は暑すぎず。この日、カヤッキングにはベストコンディションでした。重力が緩和され、視界が広がるカヤッキング。海上を自分の力で漕いでいると、心が開放されます。そして、まず目指すは沖に浮かぶ菜島。ここまで来ると、信じられないくらいの透明度。水温が上がれば、とてもいいスノーケリングポイント。幾つもの巨岩で構成されている菜島。その巨岩の隙間をカヤックでアプローチ。スリリングな醍醐味は幾度訪れても飽きません。今回は上陸せず、次に久留和海岸へ…。菜島から一転、穏やかな久留和海岸に上陸。プールみたいな渚で暫しのんびり。心身のこりが抜けてきたところで…。久留和の磯場へカヤッキング。浅瀬では、カヤックの上から海底が丸見え。その別世界を眺めていると飽きません。海底ウォッチングを充分楽しんだ後…。スロー・カヤッキングで大浜へ帰還。お腹が空いたところで、BEACH葉山のランチセット。今日のメニューは…。スペシャル・カリー&地産野菜のサラダと…デザートにコーヒー&アイスクリーム。カヤッキングで、たっぷり陽射しを浴びたので、ランチタイムは屋内で涼みました。クラブハウス内のラウンジで暫し寛げば…。疲れも直ぐに吹っ飛びます。そして、アフターは森戸へDAHONでチャリ移動。そうなんです、今回は車に自転車積んで来たのでした。海岸線の国道を森戸までスイスイ移動。午後から発生した南風がいい気持ちでした。国道の渋滞を横目に、ピューっとCharkhaへ到着。カヤッキングと自転車で軽くなった心身。そんなコンディションでのアート鑑賞はとても新鮮。カヤッキングのみならず、自転車やアート鑑賞も含め、開放感全開のカヤッキングトリップを堪能できました。
May 5, 2010

毎年GW恒例の葉山芸術祭が今年も始まっています。喫茶nicoのスタッフ・フミちゃんと元スタッフ・シモンも参加。『20のものがたり』のタイトルで、アクリル画の2人展を…。今日5月2日まで葉山・森戸のCharkhaにて開催中。開催期間中提供されるカフェ飯も楽しみです。今年のメニューは『地産たこやき』『季節野菜のローフード』(要予約)。海辺の街の一軒家・Charkhaで、美味しい食事を頂きながら…。2人の描いた『ものがたり』に暫し心を遊ばせたくなります。☆Fumi&Simon 20のものがたり~2010.5/2(本日最終日)時間:11:00~日没まで場所:Charkha神奈川県葉山町堀内878-3 TEL:046-854-6680
May 2, 2010
全6件 (6件中 1-6件目)
1


![]()