プーさん大好きな忘れん坊の母日記

プーさん大好きな忘れん坊の母日記

大分旅行2009年8月



2009年8月11日

旅行一日目。
松山から三崎まで2時間ちょっと車で走る。
そこから大分の佐賀関まで船で70分。
まずは、翔のマンションへ荷物を持っていく。
それから、湯布院へ行ってみる事にした。
一応、ネットで調べた情報で、美味しいと言われているパン屋さんに行ってみた。
なんだか町のはずれにあって、駐車場もない。
時間は3時くらいだったのだが、店に入るとパンが2個あるだけだった。
「売り切れですか?」と聞くと、
今日はもうそれだけしか無くて、チーズケーキなら残っていると言われた。
でもねえ・・パン2個を見てもそんなにおいしそうには見えなかった。
やっぱりパン屋さんにはたくさんのパンが並んでいないと買う気がしない。
船の中で食べたおにぎりだけでは少々小腹が空いてきていたが、
このパン屋さんで買うのはやめた。
その後、やはり湯布院に来たのだから温泉に入らなきゃなと思い、
近場の家族風呂に入った。
1時間1500円。
家族風呂にしては高くはないかな。
でも、中に入ってちょっとがっかり。
狭いし、なんかあんまり清潔感を感じない。
お湯はその都度代えているそうだけど、なんとなく古めかしい感じだった。

それと、脱衣所は扇風機しか無くて昔風といえばそうだけど、
温泉につかってその後が尋常じゃなく熱い。
(ついでに言うとトイレも昔ながらで綺麗じゃなかった。)
今回は行き当たりばったりを楽しもうという旅行だったので、
あまり情報は集めなかった。
まあ、その結果だから仕方ないかなあ。
こんな温泉もまた情緒的で良いのかも。

風呂

温泉を後にして、帰り道に狭霧台というところの道の駅に立ち寄った。
ここで松山から来た若いカップルに会って、お互いに写真を撮り合った。
アイスクリームが食べたくて、紫いものソフトクリームを注文。
これが当たりで、とても美味しかったです。

狭霧台

時間もそこそこになったので、早めに帰るつもりで夕食を食べに別府市内へ。
ゆめタウンという大型ショッピングセンターが翔のマンションの近くにできていて、
そこには大抵のものがあるので夕食もそこで済ませました。
ホンの1年ちょっと前くらいにできたところなのですが、
あまりお店の無い別府では、とても便利なショッピングセンターです。
そこで明日の朝のパンと、夜のビールと缶チュウハイを買って帰りました。
さて、帰ってからがちょっと大変。
持ってきた翔の荷物の片づけです。
狭いところでの作業は本当にやりにくい。
でも、そのままにしていては私たちが寝られない。
疲れていたので、全部は片づけられなくて、残りは翌日に回しました。
メイクを落とし、主人と二人でお酒をちょっと飲んで、
その夜は、エアコンをつけて快適に寝られるはずだったのですが・・・
エアコンが古いせいか、つけたままだと夜中に寒くなってしまったのです。
温度調節をしたのですが、今一つ丁度よい温度にならない。
おかげでなんかよく眠れず、ちょっと身体を冷やしたせいか調子を崩してしまいました。

二日目

今日は、カドリー・ドミニオンに行く予定でした。
そう、パンくんとジェームズが見られるところです。
朝からあまりお天気が良くなくて、曇りかなあと思いつつ、
それでも計画通り、朝家を出ました。
湯布院を抜けて、ずっと山道を登っていく感じです。
道路も狭かったり曲がりくねっていたり、とても運転するには疲れるコースです。
そのうち雨が降り始めました。
山道は木が生い茂り、その木が倒れんばかりに揺れています。
そして、熊本まであと30キロ位のところに来ると、
そこは霧で1メートル先も見えない状態になっていました。
走りなれた道なら何とかいけるかもしれませんが、
これはもう怖くて先に進めません。
せっかく来たのだからという気持ちもありましたが、
ここで無理をして事故でも起こしたら大変です。
結局あきらめて引き返す事にしました。

引き返してさて、今日の予定をどうするか。
とりあえず近くの道の駅をめぐって見ようということになりました。
最初は飯田高原ドライブインでした。
ここには地元の農作物とか、湯布院のお土産とかがありました。
トウモロコシが美味しそうだったのですが、持って帰るには新鮮さが無くなってしまうと思いやめました。
数点のお土産を買って、次の場所に移動する事にしました。

九重

次に行ったのが、九重大橋というテレビなどでも有名な橋でした。
大きな吊橋で、最初はわたるつもりはなかったのですが、
せっかく来たのだからと思いなおし、丁度雨も小ぶりになったので渡る事にしました。
吊橋から下を見ると、結構怖くて、足がすくみました。
ただ、普通に渡っている分には渓谷の景色が綺麗でした。
途中また雨が降ってきて、引きかえす時には大急ぎという感じでしたね。
帰りに生乳ソフトクリームを買いました。
これがまた美味しくて、やっぱり牛乳が違うとソフトクリームの味も違うんだなあと思いました。

九重2

九重3

九重大橋を後にして、今度はどこへ行くかちょっと考えました。
このまま別府市内に帰っても、行くところはありません。
そこで、昨日行った湯布院へもう一度行く事にしました。
昨日は温泉にははいりましたが、街並みは歩きませんでした。
入り組んだところなので、やはり歩かないとわからないだろうということで、
駐車場に車を止めて散策をすることに。
簡単な地図はネットで印刷してきたのですが、
歩く予定はなかったので、その地図は役に立ちませんでした。
まあ、ブラブラ歩きが目的なので、特に必要もなかったのですが。
丁度お昼ころだったので、どこかで昼食をと思い、
食事するお店を探しながら歩きました。
途中で、日本一のコロッケと銘打ったお店が2軒ほどあり、
これは食べてみたいと思って買ってみました。
二人で違う種類のものを買ってみたのですが、
二人とも「・・・。」
これが日本一?
なんだか脂っこいし、大して美味しいとも思わない。
これなら、普通の冷凍コロッケを挙げたのと変わらないような・・・
まあ、私たちの舌がおかしいのかもしれないので、なんとも言えませんが、
1個150円の価値は私たちにはわかりませんでした。

その後、金鱗湖という名所に立ち寄りました。
でも、これって湖?っていうくらい狭くて、
水も池のように汚い感じです。
もとはもっと広かったそうですが、わざわざ見に行くほどの事もないなあというのが正直な感想でした。

金鱗湖

この後、昼食を食べに近くの食事処へ。
隣接した2軒のお店があったのですが、
定食が850円という安さにひかれてそちらのお店へ。
これがそもそもの間違いでした。
主人はきつねうどんを、私は大分名物のとり天定食をたのんだのですが、
来たものは散々な食事でした。
とり天は、衣が3分の一くらいあろうかと思う酷さで、
うどんに至っては、だしが煮詰まってしまっていて、
辛くて食べられないほどだった。
それに、店員の態度も最悪。
玄関先から覗いたお客さんが、「かき氷はできますか?」と聞いたら、
「今はランチタイムだからできない?」と言って追い返した。
でも、その後入ってきた食事をするお客さんが、
かき氷を注文したので、断るのかと思ったら、
奥でシャカシャカとかき氷を作り始めたではないか。
つまりは、儲けにならない客はお断りっていうわけだ。
ホント、最悪な店だった。
いくら観光客相手で二度と来ないからって、酷過ぎると思わない?
なんか、今まで気持のよい旅行をしていたのに、
最悪の気分になった。

そこを出て、またしばらく街を散策した。
お土産のお店に入ったりしたんだけれど、
あまりこれといって買いたいものは見つからなかった。
駐車場の時間が来たので、別府へ帰る事にした。

市内に着いて、ケーキを買うためにまたゆめタウンへ。
お店に入ると、夏のバーゲンをやっていた。
その一角で、アクセサリーや時計を売っている店があった。
どうやら期間限定で催されているものらしく、
丁度タイムサービスをやっていた。
国産の腕時計が3000円。
定価は1万円から2万円くらいでついている。
6年間の電池が付いているものがあって、
これならお買い得かなと思い主人のものを買った。
私は、バーゲンセールの洋服コーナーへ。
もうお盆なので、投げ売り状態のものもある。
疲れているので、そんなに長く選ぶ気力はなかった。
なので、まあまあかなと思う薄手のジャケット2枚とカーディガンを買った。
それからケーキを買って、マンションへ帰った。
今日はもう夕食を食べに出かけるだけなので、
夕食の時間まで二人でティータイム。
さすがに疲れたなあ。
主人は口には出さないけど、かなり疲れている様子。
あれだけ走ったんだもの、当たり前か。

夕食はまたゆめタウンの食事処へ。
今日はラーメン屋さんに入った。
豚骨ラーメンのセットを頼んだ。
全体的に料理の味は濃かったんだけれど、美味しかった。
ゆめタウンの食事処は、どこもお値段が手ごろになっている。
まあ、全部の店をみたわけではないので、高級なところもあるのかもしれないけれど。
夕食が終ってからは、そのままマンションへ帰った。
お風呂に入ったら、もう力が無い。
完全にお疲れモードだ。
布団に横になったら起き上がる気力もないくらい。
やっぱり体力無くなったなあ。
それにしても、大分のテレビ番組は見るものが無いなあ。
リアルタイムでのドラマとかあまりないのでは?と思う。
翔がテレビを見ないのも、わかる気がするなあ。

3日目

今日はお昼くらいには船に乗る予定。
なので、ちょっとお買い物をするくらいで帰ることにした。
近くのスーパーがあくまでしばらく時間があるので、
港の近くの大きなお土産屋さんに行った。
いつも大分に来るとここへ立ち寄る。
何か変わったものは無いかと。見て回ったけれど、
あまり変わり映えしないなあ。
まあ、いろんなお土産物屋さんをまわったから、
もう買うものも無いんだけどね。
結局、何も買わないでそこを出た。

その後、スーパーに行き、ちょっとしたものを買った。
後は、大分から佐賀関までをドライブ気分で走行。
途中、お昼御飯を食べにリーガルハットに立ち寄った。
長崎ちゃんぽんが食べられるチェーン店なので、
味はいつもと変わらない。
変なお店より、こんなところの方が安心かもね。

港に着いた時間は、出航までちょっと余裕があった。
でも、かなり混んでいて、やっぱりお盆なんだなあと実感。
無事、チケットも買って、船に乗る事が出来た。
船の中はそんなに混雑していなくて、普通に二人で椅子に座れた。
甲板に出ると、かなり風が強くて、あまり外には居られなかったなあ。

船


船に乗って70分。
無事、愛媛に到着。
降りてから、2時間ちょっと、またドライブしなくちゃいけない。
この時点でなんと走行距離が500キロくらいだった。
凄い。
思わず、主人と顔を見合わせた。

途中、道の駅があり、そこで揚げたてのじゃこ天を食べた。
これが美味しかった。
愛媛のじゃこ天は美味しいんだけど、揚げたてというのは、
その地元でしか食べられない。
私たちも、揚げたては初めて食べた。
100円だったんだけど、150円で日本一のコロッケより
数倍美味しかったです。(決して愛媛びいきではありませんよ。)

2時間近く走って、やっと市内に。
冷蔵庫が空っぽなので、明日からの食材を買いにスーパーに立ち寄りました。
ここまで来ると、もう日常です。
翔に荷物を運ばせるために、家に電話をし、スタンバイOK。
家に着いたときは、なんかもうくたくた。
荷物を片づけるのも一苦労。
(主婦は、この荷物の片づけが一番嫌なんですよね。)
なんとか片づけ、ソファーにバタンキュー。
こうして、私たちの貧乏旅行は終わりました。
いろいろあったけど、行き当たりばったりの旅行も、
たまには良いなあと思いました。
ただ、主人の運転が非常に長かったので、
かなり疲労したようです。
次回からは、もう少し運転しなくて済むような旅行にしたいと思います。
のんびりとまでは行きませんでしたが、楽しい旅行になってよかったです。
また、こんな旅行に二人で行けたら良いなあと思います。

                          完

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