(02)Ｔ.yoの場合
初任給10万円で◯屋に就職しましたが、
一身上の都合で翌年3月退職し昭和63年10月まで12万円で◯保育園で勤務しました。
平成2年6月◯Ｈオープンに11万円で入社。
同僚にあたる前夫◯と交際。
平成１年７月結婚、◯Ｈ退職。
新居は加治木のアパート、家賃は42000円。
平成１年12月長女、
平成３年10月次女出産と幸せは絶えず家庭は順風でしたが、
時は歯車をぎくしゃくさせ始めていたのです。
不景気が◯の昇給を認めず（平均22万円）食卓に寂しさを飾り、
私は平成４年9月、生活費にとKC、NCカードでキャッシングしたのです。
これが借金地獄の幕開けでした。
平成５年４月、
子供を保育園に預けての◯保険外交はノルマ達成に追いつけず、
知人名義を借り成績を上げるという有様の収入は10万円でした。
とうぜん知人名義保険料支払いで家計のやりくりは大変です。
平成５年10月、◯がホテル◯に転職。
平成６年9月、赤字収入の◯保険外交辞職。
◯の日課は朝５時起床。
加治木から国分まで50CCバイクで1時間、帰家は夜10時。
寝る間もない夫婦の会話は愚痴の連続ばかりでした。
平成６年12月、
◯名義（総額2500万円、月々5万円、賞与27万円30年のスティップ払い）
で待望のマイホームを建築しました。
新たな出発に２人は絆を確かめ合ったのですが、
家具、電化製品のローン、さらに◯の交際費などが家計
（手取り月30万円、賞与45万円）を 圧迫、
私は我家をもちながらJoyfull、auショップ（手取り各5万円）という様を迎えたのです。
平成９年1月長男を出産。
平成10年6月◯生命保険外交勤務
（手取り12万円から5回払い10万円で車購入）するも不規則な外交勤務は再び悪態の連続、
とうとう◯と溝ができたのです。
平成13年２月アコム、
アイランド、
CFJ借入も赤字家計は解消せずライフ、OMCと続きました。
そもそも借金を押しのけ家を建てたのは描いた夢を実現させたにすぎません。
でもそれは誤解、作り夢でした。
強引に、
生活のためとはいえ金策全てを私名義にさせた事実が偽りの絆といえたのです。
◯にどんな魂胆があったのか、
どのみち足蹴のうえ100万円の借金を背負ったのです。
もちろん◯の副収入は◯だけのものです。
私は３子を抱えて家計は無理と悟りに自宅処分して返済に充てる相談をしましたが、
◯は「俺名義の借金ではない」と不快な顔して背を向けたのです。
しょせん夫婦とは他人でした。
私は平成13年５月に離婚しました。
慰謝料条件の
「養育費変わりに借金返済を」は逆に
「親権を奪うぞ」と脅され 、
私は３子と僅かな所持金を手に実家に帰ったのです。
実家での厳しい借金取立が始まりました。
やがて実母から「出ていけ」と怒鳴られ、
厭世の気持ちを子供に助けられ平成11年10月、
鹿屋市で家賃4万円の再出発したのですが、
◯生命パート３万円と母子手当で暮らすつかの間の幸せは悲劇そのものでした。
私は催促電話のベルに怯え混乱の局面でなんど子供の首をながめたことでしょう。
そんなどん底で◯と知り合ったのです。
平成15年４月１日次男を出産。
平成15年８月、
◯の「返済しながら生活できるだけの給料はある」の一言は ワラを掴む心境で揖宿に引越し、
９月１日、◯と再婚したのです。
しかし新生活は悪夢の繰り返し、大船に乗ったつもりが泥船でした。
◯の手取り18万円に対し私の借金返済だけで13万円もあるのです。
残る５万円で５人の生活は不可能です。
家計は昔と一緒で目前が真っ暗になりました。
しかも◯は去年３月、免責したと野卑に笑うのです。
それを聞いた瞬間、
情けなくなり頑張ろうとする感情を喪失したのです。
私は◯生命（13.815円支払い）近日中解約、
食事高熱水道費節約、
買取り価格ゼロ車維持費の最小限使用などの策を提案しても◯には馬の耳に念仏でした。
彼にからむ３子と◯の関係。お互い２度の結婚と別居。
これから先、良妻賢母として生きることができるのでしょうか。
長男認知を一時期拒んだ◯でも養父として責任がとれるのでしょうか。
愛と憎しみ、
心中去来するものはたくさんありますが過去へは戻れません。
運勢は自ら切り開くものなら、
私も足許を見つめ直し実母に頭を下げ、一から やり直したいと考えたのです。
それには自己破産を決意するしかなかったのです。
（その後T.yoは「晴れたり曇ったりだけど頑張ってる」との連絡でした）
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