(29)Ｍ.hiの場合
私が◯職業訓練校を祖父の援助をうけ卒業するまでには、
不遇な幼年時代がありました。
３才の頃、
両親の問題から精神的に狂い◯学園、
さらに◯学園の児童施設に預けられたことです。
やがて卒業、
夢と希望にあふれ◯塗装に両勤務入社。
天引され手取４万でも誘惑に負けず３年間、まじめに勤めました。
平成９年冬、
◯塗装を退職後、◯塗装（日給８０００）に入社。
しかし、寮がなく親方の保証で住いを確保したのですが、
ときおり起る精神的変調に追いつけないこと度々でした。
心を許せる友人はなく溜るストレスの発散は遊びしかありませんでした。
結果的に矛盾した悪循環が借金の始りになります。
平成９年冬、Ｒイク５万、翌年春、◯洋信販１０万借入れしました。
平成１０年８月、
天文館で合コンの会員募集（会費３８００）があり、
セールスの可愛さに負け入会する。
同月６日、ミエで合コンのイベントで買わした装飾品をクレジット契約。
金額３５万の６０回払い、私にできるわけがない計画です。
ところがこれには裏があったのです。
つまり一種の名義貸し、彼女が装飾品をうけとり彼女が６０回払する。
こんなバカな話を見破れなかったのかは、思わせぶりな彼女に惚れたからです。
そして、
そんなサギ行為をいくつか他で成功させた彼女は忽然と姿を消したのです。
これが完全なサギでも署名捺印したのは私、あとの祭でした。
私は騙されたのですから１円も払う気はありません。
とはいえ、私の精神的な焦りは少しづつアリ地獄を舐めていったのです。
平成１０年冬、
◯塗装（日給１００００）に転職するも実働時間がすくなく、
圧迫された生活を安定させるためＲイク、◯洋信販の増額願いは仕方ないところでした。
平成１１年５月、はじめて塗装以外の仕事をしたには生活のため、
◯実業、勤務内容は（天引時給２０００）ボーイでした。
この頃、私の精神的支えになってくれたのが◯（２６才）です。
結婚を前提として城南の一室で同棲生活を始めましたが、
運の悪いことに彼女も体が悪かったのです。
しかも借金が２００万ほど３年未払のまま。
とうぜん家出状態のため住所変更できず実家とは連絡不通です。
平成１２年１月、現在の◯塗装（日給８５００）に転職。
このとき私は１９年ぶりに母親と再会しました。
母は私にたいし罪滅ぼしと◯会館３０２を契約してくれましたが、
家賃５万が私には払えません。
平成１１年、◯本プラム１０万借入は家賃のため。
そのうち、母の好意は自動車学校の代払費用でした。
塗装業は朝６時から夜７時まで、
自動車免許はほしいが時間的に仕事と学校が両立しません。
どうしても仕事がおろそかになり収入が減りました。
これ以上、母に金銭的援助は甘えられません。
平成１２年、◯との生活費不足にＴ富士から３０万借入。
私のノイローゼ悪化に拍車をかけたのは母とのこだわり、
両立しない仕事と学校、収入源が原因でした。
平成１３年９月３０日、
破れかぶれの心情は◯会館◯号を解約、◯塗装に金銭的面倒を願いでたのです。
平成１５年春、
◯キャピタルＦの債権譲渡人、◯債権回収というところから督促がきました。
５年前、例のサギの１件でした。
平成１６年８月２８日、Ｔ富士の枠が５０万から１００万に跳ねあがる。
私はレイク１０万解約、◯本プラム１４万返済、
そして妊娠４ヶ月の◯（費用１０万）の腹の子を堕胎させたのです。
それは苦しい２人の判断でした。
たとえ結婚前提とはいえ２人とも保険証（国保２０万、年金３５万未払）すら持ってなく、
いま家族が増えることは一家心中の可能性もあるわけです。
平成１６年５月７日、
このような状況のなかでふたたび◯債権回収から督促（７０万）が届きました。
その後サラ金３社、◯債権回収の電話取立は日に日に過酷になりました。
２人は夜も眠れずウツは一段とエスカレート、もはや覚悟したのです。
幼いときの情緒不安定が１９年ぶりに母との再会で妙に亀裂拡大、
さらに◯を抱える男としての家計の責任感。
３００の私と２００の◯、２人あわせて５００万の借金。
とてもじゃないが考えるほど結末は悲観的でした。
以上の経緯から男なら今一度、
夢と希望をとりもどし生きたいと自己破産を決意しました。
どうぞご理解ください。
その後、
Ｍ.hiさんは立ち直り頑張ってる様子だが◯さんとは別れたとのこと。
幸せはいつまでも続かないが不幸も続かない。
一方が債務整理しても一方が残るカネの問題は難しいものである
上記の自己破産申立書Ｐ10～11の真実をfiction的に要約転記したものです
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