(32)Ｙ.jyuの場合
「債務発生の原因と破産までの経緯」の真実をfiction的に要約転記したものです。
私は昭和５４年３月◯高校卒業後、
大阪の◯屋に２年契約、給料は７万で入社しました。
昭和５６年８月、
高校３年の時から交際してた◯と結婚、
翌年１月１１日長女を出産しましたが、
この頃から夫の暴力と賭事が目に余るようになりました。
原因は些細な口論からだったのですが結局は性格の不一致だったのです。
生活の方はあまり裕福ではなく苦しい時は母に助けを仰いでました。
昭和６１年２月２１日次女を、
翌年７月２５日長男（生まれながら心臓欠陥あり）を産みましたが、
親子５人の生活は苦しく専業主婦なりの内職は必要でした。
夫の勤務先、◯の残業カットになった平成４年７月を機に私は◯の販売員に。
しかし母が翌年７月に倒れ退職、２ヶ月後の９月２４日ガンで亡くなりました。
一時期おとなしかった夫の暴力が始まりだしたのもこの頃で、
夫に対する母の願いも甲斐なく病院に通うこと数知れず、
あげく◯警察署に相談したことも。
でも最後は子供のためにと我慢しかありませんでした。
平成６年４月、
夢に描いたマイホームを手に入れ、
これからは親子５人仲良くと思っても夫の暴力はエスカレート。
やがて全治2週間の怪我（打撲による鼓膜裂傷、◯耳鼻科入院）を負わされ、
私の脳裏はパニック、前後不覚やけっぱちになった私は離婚覚悟、
妻としてのあるまじき過ちをおこしたのです。
この心境は男には判らないでしょう。
平成８年８月離婚、３子の親権者を私と定め同月２７日役場に届け出しました。
平成９年３月、プロミスより５０万借用、
長女の看護学校入学金、◯団地引っ越し費用に充てました。
離婚の条件は長男が２０歳になるまで養育費を毎月５万払う約束だけで、
不動産、株、預貯金などはけんもほろろ。
つごう１５年間、夫婦生活で得たものは憎しみだけが残ったのです。
３子にひもじい思いをさせたくなく０４.３０起床して新聞配達、
昼は◯生命（平成１２年３月までＫ営業所、給料１０万）
夜はスナックと（２０時～０１時＠１.２００円）努力しましたが、
生活は苦しくなるばかり、
ジャックス、アプラス、セントラルファイナンス、
オリエントコーポレーションと借りては返す借金が３００万に膨れあがったのです。
やがて身動きとれなくなった私は父に頭を下げ３００万借用、
その後のプロミス、ワールド、クレディア、デック返済に。
平成１４年３月、精神的重圧が体不調を招き◯生命も辞める羽目になりました。
平成１４年６月再びクレディアより５０万借用。
同年７月から９月まで◯屋パート勤務。
見た目より弱体な私は睡眠不足と酒、
煙草の不摂生から通院通い、
お金もないくせ同僚のビジネスに負け、
クオークから健康布団を９５.００８円で仕入れたのも安眠したかったから他ありません。
この頃、
セントラルファイナンスローン未払い契約不履行で車を引き上げられました。
同年１０月から◯不動産にパート（時給６５０×７）勤務するも生活はどん底、
やむを得ず◯裁判所に特定調停申立したのですが、
調停委員の無理という言葉で取り下げました。
しかし、その後も生活は安定せず平成１５年２月、
２回目の特定調停申立をし、
平成１５年（特ノ）第◯１９号～第◯２７号の９社で受理されたのです。
さぁこれから頑張るぞ、とは意気込みばかり。
３月～５月そうめん流し。
６月～８月２日まで国分市新町のスナック（時給１.０００円の日払いにつき給料明細なし）と、
借金支払額は下がったものの転職が激しく収入が思うようにいかない。
再度、父から１０５万借りるも調停後支払いに遅れたワールドの取立は
携帯電話に５分おき、自宅は団地中に聞こえるやくざ口調で怒鳴ることばかり。
３子は怖くて震えてました。
私は藁をも掴む心境で平成１５年７月１５日、情報誌の
◯総合リース（別紙参照）に電話したのです。
◯総合リースは◯を紹介、
私の口座に翌日１５.０００円の入金がありました。
でもこれが例の紹介屋かと気づいたのは後の祭りで、
７月２５日１５.０００円、続く脅迫に８月４日５.０００円と送金後、警察に相談。
でも立て続けの嫌がらせで職場は首になる羽目に。
後日◯とは２９.２％で口論しましたが、決着しました。
お盆をすぎた頃、母子手当で教育費、
３ヶ月遅れの電気代を支払うが消費者金融は２ヶ月滞納。
３度目の父支援はありえず絶望的な今日明日に生きる希望を失ったのです。
平成１５年８月現在、債権者数16件負債総額７１2万円です。
仕事もなく、
面接しても断られ８月から収入ゼロ状態で返せない借金に苦しみ生きていくか、
それとも死を選び楽するか、
私はここ２週間、家族、私の人生について悩みました。
そして私は最後の望みをかけ３子に相談したのです。
しばらくして長女が泣きながら言いました。
「みんなで頑張ろう」と。
その翌日８月１３日、長女は家計のためにと無理してアイフルから５０万借りたのです。
だがそれには母親としての立場（自己破産）を実行しなければなりません。
こんな素敵な子らの将来を見届けるのが親権者の勤めです。
私はどうあっても母親としてやり直さなければならないのです。
お願いします、この子らのためにも助けてください。
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