多重債務者の交差点

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2007.01.31

横浜から死地を探して

カテゴリ：債務トラブルＥＴＣ

2007.01：31 pm01：25 現在ランキング47位：目標35位以内
ハイオクガス切れ　ランク戦場MTバックーギアムードです
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今朝９時、霧島市隼人町での面談はドラマだった。

私のオフイスからタイヤ転がすこと３時間。
ということは６時に「行ってきます」しないと間にあわない。
逆算すると４時半起床だ。

「それで幾ら儲かるの」ってか。
ぜ～んぜ～ん。

面談とは、つまり面談だ（あたりまえじゃないか）
だから債務に関してピーちくお喋りするだけ。
ビジネスはあとまわし。
もちろ実費のガソリン、高速、昼メシ代だけはもらうけど。
でも、実費のみでも相談者には結構たかくつくんじゃないか。
ハイオクだし高速だって軽じゃないし、
昼メシはカラスの勝手とばかりサシミ定食喰うしな。
ごめんなさいね、お金ないのに。

そんなこんなで只今13：05「ただいま」してキーボードを叩いてる。

女性37才既婚。
問題は夫、子供がいるのに愛人（妻子持ち）と手をとりあって、なのだ。
二人は死地を探しきれず、たまたまロンソンで手にした情報誌からダイヤルしたという。
リンリンをうけた情に弱い私（自分でいうか）は二つ返事で二人の隠れ家に。
車は黒のスープラ2500ターボＲ、270馬力。

んなアホな。

危険な三角関係。
二人の借金は合わせて約７千万。
個人では、ふつうでない金額だった。

「カネもなく逃げるのにも疲れ、この先どうしたらいいもでしょうか」
「逃げて解決はできません」
続けて私は「つかのま、あなた達は幸せだったかもしれない。
でも、残された家族はどうなるんですか」
「だから・・・」
二人は死を口にした。
「死にたいなら勝手に死んでください。私は帰ります」

私は涙もろい。
そのくせお山の大将で瞬間湯沸かし器、
相談者がすがるなら助けるが突っ張るのならシレっする。
暖と寒が入り交じった性格なのだ。
Ｂ型なんてそんなもんじゃないのか。

結局、債務整理を含め二家族との話し合いを裁判で答することになった。
よかったんじゃないか、とりあえず。

では、また明日。

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