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ソルボンヌ大学の次はパンテオンへ。 ここらあたりは完全雪景色。滑らないようにと細心の注意で歩いていると、こちらに向かって駆け寄ってくる女性がふたりいて、何かしら?と思ったら、噂には聞いていた偽ユニセフ寄付強要団体。パンテオン周辺にもいたのね手話でしつこく署名してくれと言われたが、当然無視。パンテオンに入ろうと入口に行くと、赤白のテープで封鎖してる・・・右下にテープが見えます。え~ イブでも休みなの? と入口横のはり紙を見ると、「イブは早めに閉館します」とあるだけ。しばらく入口にいると、中から見終わった雰囲気の人が出てくるので、テープをくぐって中に入ると、ちゃんと開館中だった。あのテープは何の意味があったのか??「できたら見学客に入ってきてもらいたくなかったんじゃない、イブだし」と娘は言ってたが、そんなことはないだろう、いくら“おふらんす”の国立の施設だって。パンテオンの1階(日本式)は広々としていて、ドーム下にはフーコーの振り子がある。これは失敗写真。シャッタースピードを上げるべきだったのね。17の数字の上あたりに球体があります。1851年にフーコーがこの場所で公開実験を行い、地球の自転を証明した。このドームから吊り下げられたワイヤーの長さは67m、ビル20階ぐらいの高さ。現在の球体は1995年のものと、館内にある日本語ガイドペーパーに記されていた。パンテオンの地下はフランスに貢献した偉大な人物が埋葬されている。ジャン=ジャック・ルソーとヴォルテールは向かい合わせ。でも激論を戦わせるには少々距離が離れている。ヴィクトル・ユゴーとエミール・ゾラ、アレクサンドル・デュマは同室。仲良くしているとは考えにくいな・・・キュリー夫妻はもちろん同室だ。ここに祀られることは名誉なことだろうが、ちょっと雰囲気が寒々しい。ペール・ラシェーズ墓地のショパンのお墓やパッシー墓地のドビュッシーのお墓のほうが、私は好みだわ。陽の光があり、緑があり、そして色とりどりのお花が手向けられているほうが明るくていいな。
2011.01.31
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メトロのオデオン駅の上の広場を通り、カルチェラタン地区へ。どこかしらん? と思いながら歩いていると、Rue de Ecolesという、いかにも!という名前の通りがあったので曲がってしばらくすると、あった。アップにしてみます。ソルボンヌ大学ざんす。ソルボンヌ大学とはパリ第1、3、4大学のこと。「食べる前に飲む!」の篤姫パパ、長塚京三さんはここをご卒業あそばされているとか。フランスの高等教育にはグランゼコールという各分野に特化した教育機関があるので、ソルボンヌ大学がフランスでいちば~んとは単純にはいえないかもしれないが、フランスで一番有名で優秀な人材を輩出している大学であることは確かだろう。後ろを振り向くとクリュニー中世美術館前の公園は雪で閉鎖。クリュニー中世美術館を背にソルボンヌのほうを向いて足組んで座っている おっさん おじ様。首にエリザベスカラーを巻いたあなたはだぁ~れ?もっとゆっくり見ればよかったが、なにしろここは風が通りぬけて超~寒く、あとで写真を見て調べりゃいいやとさっさと退散。便利ですね、デジカメ アップにしたらすぐに解決!おじ様の正体は16世紀の哲学者、モンテーニュだった。アップにした写真に違和感が。なんかヘン・・・右足の靴だけ金色やんツルツルピカピカで、これは触りまくられてハゲているとしか考えられない。モンテーニュの右足には何かご利益があるのか?ご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?ご利益の内容によっては次回触りに行こうかと。「勉強がよくできて、ソルボンヌに入れて卒業できる!」なんてご利益だったら、スルーですけど。
2011.01.27
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エヴァ・バザールという雑貨屋さんからサンジェルマン大通りに行く途中、雰囲気のある路地があったので通ってみることにした。タイムスリップしたようなレトロな雰囲気で、石畳が濡れているのもいい。少々建物が傾いているカフェや、その先にはクールなスィーツショップ。「ここ、いいねぇ~」と自分たちだけが見つけた“ヒミツの通り”のような気分で歩いていたが、その晩ガイドブックで見たら、るるぶにもちゃんと掲載されている有名な通りだった。るるぶによると、パサージュ・ドゥ・ラ・クール・デュ・コメルス・サンタンドレという名前の通り。 長っ!1735年に造られたパサージュで、道の両側には16世紀ごろの建物が並んでいる。写真右側の黒っぽい建物は、1686年創業のパリ最古のカフェ、Le Procope(ル・プロコープ)。こちらは裏口らしいですこのカフェは由緒正しき場所で、古くはジャン・ジャック・ルソーやヴォルテール、革命時にはダントン、ロベスピエール、マラー、その後はヴィクトル・ユゴーやジョルジュ・サンドが常連さんだったというカフェ。ベルばらファンなのに、じっくり見ないで通り過ぎてしまった・・・・今度はここでランチしたいなぁ化粧室の「女性・男性」の標示が「シトワイエンヌ・シトワイヤン」だそうだ。それだけでもツボやね。ベルナール・シャトレが座っている姿が妄想できる
2011.01.26
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クリスマス・イブの日。昨夜の予想どおりサンジェルマン・デ・プレに再チャレンジ。前日あきらめた娘の希望の場所を見つけるべく、メトロでGO!一度行ってみて、その晩に行ったところを地図で復習して、そして二度目に来るとよくわかる。何で昨日はあんなに迷ったのかかしらと。「ほらぁ 勉強も一緒、一度やって復習して二度やって定着させるのよ!」なんて私のセリフは途中から聞いてもいない娘。Rue de Buci (ビュシ通り)に今日も来た。ここは庶民的な通りで、ワインショップやショコラショップ、カフェ、花屋さん、そして市場など、こまごまとお店がある楽しいところだ。しばらく歩くと、「あった!」と。娘が来たかったカード屋さん。前を昨日も2回は歩いてたはずなのに見つけられなかったのは、逆ばかり向いていたからかな。うなぎの寝床のような店内はカードやカレンダーがいっぱい。一番奥のキャッシャー付近には雑貨もあった。エッフェル塔のかたちの消しゴムとか・・・ いかにも消えにくそうだったけど私はこんなカードを買った。小さなホテルもあり、旅慣れたパリ好き旅行者がたくさんいそう、日本人パリおたくマダムとか。カルフール・マーケット(以前はチャンピォンという店名だったみたい)もあり、食べるのに困らないいい場所のようだ。ビュシ通りを真っすぐ行った所で、もう1軒の雑貨屋さんも簡単に見つかった。
2011.01.25
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バレエを観終わって外に出てくると、観る前はやんでいた雪がまた降っている。ガルニエ前の広場の路面はシャーベット状でぐちゃぐちゃ。これを見た時、次の日のランス行きを潔くあきらめる決心がついた。TGVのチケットは持ってたし、Googleマップで切り貼りしてお手製の地図を作り、予約なしで訪問できるシャンパーニュのカーヴやバス路線を書き込んで楽しみにしていただけに残念だったが、雪相手に冒険する勇気もなく、またの機会にすることにした。今度行けるまでに、大聖堂の微笑みの天使の修復が終わっているといいなぁ~これで翌日のクリスマス・イブは予定なしに。ベッドの上で必死にガイドブックとにらめっこしている娘の開いているページを見たら、またサンジェルマン・デ・プレ考えてみたら、この日の夕食はケーキだった。パリなのに侘しい食生活ね・・・
2011.01.24
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ガルニエでの「春の祭典」は土の上で踊られる。前の出し物「オ・コンポージット」が終わると25分の休憩で、休憩の最初は幕が閉まっているが、舞台の床の用意が出来ると幕が開く。何が始まるかというと、裏方さんによる土の舞台作り。土を入れた移動式の入れ物がゴロゴロと出てきて、ばさっと舞台上に土が出される。スコップとトンボで舞台一面に土を広げ、トンボで表面をならす。この作業、阪神園芸さんにやってもらうと、もっと手早くうまいかもね~ なんて娘と話してた。(阪神園芸とは甲子園のグランド整備をしているところです)は~い 出来上がり!!出来上がると裏方さんたちは舞台奥に一列に並び、観客から拍手を受けていた。気になったことがひとつ・・・どんな土かはわからないが、その上で激しく踊るのだから細かい粒子だと思うのだ。作業中に土が舞い上がらないように水分を与えていたが、それでもオケボックスには土ぼこりがいってそう。オケの皆さんの楽器に悪影響はないのかしら。
2011.01.24
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ODETTE / ODILE Emilie CozetteLE PRINCE Jose Martinez ROTHBART St?phane Bullion LA REINE Vanessa Legassy LE PAS DE TROIS Eve Grinsztajn Sarah Kora Dayanova Christophe Duquenne SOLISTE CZ Nolwenn Daniel ←変更だったかも Fabien Revillion SOLISTE ESP Sabrina Mallem B?atrice Martel Guillaume Charlot Yann Saiz SOLISTE N Myriam Ould Braham Marc Moreau ヌレエフ版白鳥の湖。キャスト発表時はドロテ・ジルベールとニコラ・ル・リッシュだったが、アニエス&ジョゼに変更になり、最終的にはエミリー&ジョゼのコンビになった。エミリーのオデットはとても物静か。白鳥の女王としての威厳が勝ちすぎることもなく、スっとした佇まいが逆に高貴さを醸し出していてなかなか良かった。特に2幕のグラン・アダージオが素晴らしく、まさしく「白鳥の湖」の世界。これは王子役のジョゼの貢献も大きかっただろう。グラン・アダージオを踊り終えた時、ジョゼはエミリーに対して、「よし!よーやった」という雰囲気で袖に引っ込んで行った。テクニック的には以前に観たヴィシニョーワのほうが数段上だろうが、あの“おしゃべりオデット”よりはエミリーの“奥ゆかしいオデット”のほうが好みだ。もしエミリーのオディールをガラで観たら物足りないだろう。フェッテはオールシングル、最後の2,3回転は「がんばれー!」と言いたくなったし、テクニックで観客をあっと言わせる力は彼女にはない。でも全幕通しで観ると、そのオディールの表情が魅惑的で美しい。全幕でのオディールはオデットとの合わせ技なんだと感じた。王子のジョゼは、エミリーの保護者に疲れたのか、スペイン国立の芸監に決まり取材が多くて疲れたのか、はたまた寄る年波(!)なのか、日本で観る彼とは違いどうも冴えない雰囲気だった。 なんかねぇ、ユンケルでも差し入れたくなるっていうか・・・ひとつひとつのパは彼らしく美しいのだが、彼の持ち味の流麗さに欠けていた。それと彼はひょっとしてあまり本国では人気がない?お疲れ気味の踊りということではステファン・ビュリヨンもどっこいどっこいだったが、ジョゼに対する拍手が少なく感じた。そこで思い出したのがマニュエル・ルグリのインタビュー記事。「パリの観客は、オペラ座を去った翌日にはそのダンサーのことなんか忘れてしまうんです」と言ってのけた彼にはビックリした。暗にパリの観客は冷たいと言っていると感じた。極東の端っこの雑誌に対してリップサービスとはいえ、このネット社会、飛行機で12時間かかってもネットなら1分で伝わるんだから口は災いの元でっせ ルグリ先生・・・と思ったものだ。でも実際パリの観客はジョゼに対して明らかに冷たかった。やはりご縁があったビュリヨンくん、彼の家庭教師はそのまんま悪魔くん。DVDでのカール・パケットの家庭教師はまだ優しさがあったが、ビュリヨンのはこわ~い悪魔くんで、DVDでは見られない小芝居がいろいろ見られて楽しかった。若い女の子と踊っている王子を見て「けっ!」という顔をしたり、ものすごく妖しい微笑みを浮かべたり、王子がみんなと踊ろうとするのを止めるところも、カルパケのは「踊ってはダメです王子様」という雰囲気だったのが、ビュリヨンのは「踊るなって言ってんだろ、おまえ」みたいな上から目線のカテキョ。小芝居は大変楽しませていただきました。ヴァリエーションはお疲れ気味でしたけど・・・小芝居にエネルギー使いすぎか?1幕の長い長いワルツは、中堅エース級が“春の祭典チーム”にいってしまってて少々戦力不足。ルグリ先生のお弟子さんたちが中心メンバーだった。あっ でもアクセル・イーボは上達したなぁ~と娘と意見が一致。海外のダンサーはバレエ団に入ってから上達がみえるのがおもしろいところで、日本人ダンサーはプロになってからテクニック面が伸びるというのをあまり感じない。18歳ぐらいで出来上がって、そこからの伸びしろがあまりないケースが多い。幼い頃から回って跳んでということに重きを置きすぎているからかしら、それはコンクールが乱立している弊害もあるだろうな。白鳥さんはよく揃っていて美しく、ここの4幕のコールドの踊りは大好き。音楽も切ない感じがいい。ずいぶん久しぶりに観た白鳥の湖全幕は、3幕のキャラクターダンスのスピードあふれる展開もよく、バスティーユという劇場にぴったりのシルバーの色を感じさせるクールな舞台だった。ひとつ注文が・・・オケさん、オディールの登場の場面でカマすのだけはやめて下さい(12月27日 オペラ・バスティーユ)
2011.01.22
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最近は宿泊場所を決めるとき、いちおうクチコミを見てみる。ただねぇ・・サービスの要求基準は人それぞれで、ちょっと過剰じゃないかと感じる日系の航空会社に対して、「かゆい所に手がとどいていない」という意見を先日テレビで見てぶったまげた。あれでもまだサービスが足らないと感じる人もいるのね。だからクチコミを鵜呑みにする気はないが、10のうち8以上がマイナス意見だったら避けたほうがいいかなと参考にはする。祇園畑中のクチコミは不思議なことに二極分化してた。いいという意見はベタボメ、×の場合はかなり辛辣なことを書かれている、そしてその比率は半々だった。実際泊ってみた感想は、ハード面はちょっと古さを感じるところもある。お手洗いの扉など。人間面は○、ただものすごく京都らしさを要求する場合は意外にあっさりと感じるかもしれない。くつろぎ着が作務衣なのは好き嫌いがあるかもしれない。私は作務衣は好みではなかった。夕食は18時にスタート日本料理の醍醐味はこの最初のプレゼンテーションにあるのではないだろうか。季節感を一番感じさせてくれるのもここ。先付 丹後鰤蕪寿司があった。 実は鰤の蕪寿司は苦手で・・・ ここでは残さずいただいたが、お舅さんの故郷、金沢の名物の料理で、結婚当初は無理して食べていたが、慣れたころに「かぶら寿司は苦手で・・・」とカミングアウトしたらいっぺんに座がしらけた経験あり。あ~言わなきゃ良かったと今でも後悔してる。前菜お正月らしい祝いの雰囲気御向河豚の葱巻が美味。 最近やっと河豚の美味しさがわかってきたかも。御凌ぎと炊合左はお茶じゃなくて和風テールスープ。炊合は京都らしく、京野菜の海老芋と棒鱈。菜の花が初春を感じさせてくれた。焼肴日本旅館でちょこっと出てくるお肉はおいしゅうございます。基本、肉食系なんでこのお肉は京都牛とあった。初めて聞いたけど、京都の牛さんね。台物河豚竜田揚、白子の揚げたもの、下仁田葱御碗 御飯椀物には京野菜の堀川牛蒡が入っていた。漬物の本場だけあって香の物は量が多め、御飯は鯛そぼろ御飯。果物お出汁の塩梅もちょうどよく、季節感とご当地ぶりの演出もきいていて、楽しい夕食になった。ダンナも満足だったらしい。
2011.01.22
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ジェラール・ミュロでケーキを買い、そろそろお腹がすいたのでサンジェルマン大通りにもどり、カフェを探した。ドゥ・マゴあたりまで戻ろうかと思ったが、雪が激しくなってきたので目の前にあったcafe mabillonへ。紫の色に惹かれてしまって入ったが、どうもカフェというよりは飲み屋さんチック。担当のウェイターが英語が堪能なおもしろいおにいちゃんで、「Where are you from?」 と聞かれたので 「from Japan!」と答えると、「Tokyo Kyoto Hokkaido?」って。あら珍しや!北海道だってさ、Hをちゃんと発音してた。「Osakaだよ~ん」と答えると、大阪も知っていたようだ。それからは片言の日本語とそれよりは大分上手な英語で接客してくれた。料理はそれほどではなかったが、彼のおかげで楽しい時間が過ごせた。カフェから外を眺めていると雪がきつくなってきたようで、さすがのパリっ子も傘を差している人がちらほらと。お洒落なパリの人たちだが、折り畳み傘が傷んでいることが多かった。骨が折れてたりしわくちゃだったり、傘をあまりささないからか、奥に片付けてあったのを慌ててだしてきたというような代物が多かった。食事を済ませたら、近くのカルフール・マーケットで水などを買って、タクシーでホテルを戻り、休憩タイム。珍しく私も2時間お昼寝してしまった。パリまで来て、行動できる陽のあるうちに昼寝してしまうのは何とももったいない話だが、夜に予定が入っているときは少し休んでおかないと後々もたない。ましてやこの日のオペラ座のプログラムはコンテンポラリー3本立て。時差ボケ睡眠不足で行くと、意識がとんでしまう恐れもある。予定より寝すぎ、あわててジェラール・ミュロのケーキを食べてからガルニエへ。19時30分開演Balanchine/Brown/Bausch のプログラムを観た。
2011.01.21
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2011年のお正月は京都へ一泊旅行。昨年予約しながら娘の入院騒動でキャンセルした祇園畑中さんへ泊ってきた。場所は祇園八坂神社の南の鳥居すぐ横、東山界隈を巡るには絶好の場所だ。畑中の前から見た八坂神社南の鳥居人力車も常に待機中。今まで京都はホテルしか利用したことがなかったが、アメリカから一時帰国のダンナを喜ばせようと日本旅館に初チャレンジ。車はいわゆるバレーパーキング方式。旅館入口前に停め、キーを宿のほうへ預けて駐車場所に移動してもらう。車の駐車料は3000円。う~ん これは梅田のヒルトン、サンフランシスコのウェスティンなみやね。地方からの京都観光が目的のお客さんなら、清水寺や高台寺などは徒歩圏内なので、早めにここへ来て車と荷物を預けてしまい祇園や東山界隈を観光するなら、3000円はそれほど高く感じることはないかもしれない。いちいちお寺の駐車場に停めるのも面倒だしね。お正月らしい門をくぐり、玄関までのアプローチは石段。 お正月三が日だったのでお宿の前の道は人と車でごったがえしていたが、門をくぐると静寂な空間で、ほんの数メートルの石段が表の喧騒とは別の世界へといざなってくれる。お部屋は本館の4階お手洗いの扉の建てつけが悪いなど建物の古さが見えた部分もあるが、全体的に明るくこざっぱりとしていた。大浴場はあるが温泉ではない。部屋風呂は高野槙のお風呂全20室余りの旅館なので、食後に大浴場に行ったら貸切り状態でゆったりとできた。おもしろいというか変なのはテレビの位置で、戸棚の中に隠れている。美意識的に隠しているのだろうが、こうするならいっそのことテレビを置かなくてもいいのではないかと思った。でもそこまで思いきれないんでしょうねぇ。うちのダンナは起きている間は常に音を欲するタイプで、いつもテレビがついているか音楽を流しているか。私は音なしの方が快適に過ごせるので、別にテレビなしでも無問題だが、旅館が“テレビなし”に踏み切るのは勇気がいることなのだろう。テレビはアナログ放送、寝転んでなら見にくいこともないか。お茶だけでなく、コーヒーや紅茶もあったのはいい。日本旅館でも食後はインスタントでもいいからコーヒーが飲みたくなる。 中毒かな食事については次回に
2011.01.20
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もう高校生にもなるとガイドブックを熟読吟味して、ここへ行きたい! あそこに行きたい!と言うようになる。せっかく一緒に行っているのだから無関心よりはずっといいが、でもね、めんどくさく感じることもあるのが本音です。彼女が行きたいところはだいたいがミーハーな場所で、パリなら雑貨かお菓子ここも娘希望の場所で、パティスリーのジェラール・ミュロここに着く頃には、いよいよ本気で雪が降ってきて、とうとう傘をさした。フード付きのコートにすべきだったと後悔したが、パリの雪は北海道の雪に比べてベチョっとしていて水分含量多し。アスピリンスノーのようにさらさらしていないので、傘は必要だったかもしれない。雪の状態から、寒いといっても北海道に比べればだいぶマシだと。札幌では雪で傘なんか差さなかったもの。寒い外に対して、ノエル前で店内はヒートアップ中。ここはお惣菜もたくさんあり、ケーキにパンにショコラになんでもござれ。それぞれのコーナーでオーダーし、キャッシャーで全員集合になるので、会計待ちの列がすごいことになり、会計を終えたレシートを持ってケーキのコーナーに戻ってきて商品をもらうのにも店員さんをつかまえるのが大変な始末。たったケーキ2個を買うだけに、30分以上かかった。大阪のおばちゃんのくせに押しが弱いので、時間がかかってしまう。忍耐強くゲットしたケーキ2点手前のブッシュ・ド・ノエルは私が食べた。感激するほどのお味ではなく、ちょっと期待はずれ。娘のはコクが深く美味だったらしい。ここのケーキはピエール・エルメやラデュレに比べると少しだけリーズナブル。季節もののブッシュ・ド・ノエルをはずして定番にいけばよかったかもと、娘の感想を聞いて思った。
2011.01.19
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他にも娘の行きたいショップがあったので、サンジェルマン・デ・プレの東地域をうろうろ。でも見つからない・・・この辺りを歩くのは初めてで土地勘がないのと、微妙に道が曲がっているので、同じような場所をグルグルしてた。グルグルしている間にも魅力的なショップがたくさん。雪が本降りになってきたけれど、ショコラのショップにはつい足が向いてしまう。Weissというショコラ屋さん。ショコラ10個とフルーツの砂糖漬け。マダムがいい人で、娘がフルーツの砂糖漬けが欲しいと言うと、「こっちにおいで~」と店の奥に連れてってくれて選ばせてくれた。【WEISS】グラニュレ・ド・ショコラ(ホットチョコレート向け) 300g、フランス産高級チョコレート【ヴェイス社】楽天でも取り扱いがあったのね。花屋さん母が来てたら、ここでややこしい注文をさせられただろうな。おぉ~エリック・カイザー吹田にあるブーランジェリー、ル・シュクレ・クールの店主さんのブログでも見る名前。これはパンを買うっきゃないでしょう。かくして明日の朝もお部屋食決定!結果的には行きたい店には行けず迷っていただけだが、楽しい街歩きだった。
2011.01.19
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ラデュレ・ボナパルト店から徒歩3分くらいでドラクロワ美術館。この「民衆を導く自由の女神」で有名なウージェーヌ・ドラクロワの最後に住んでいた住居とアトリエが美術館になっている。彼の作品の多くは「民衆を導く自由の女神」も含めてルーヴル美術館にあるので作品の展示は多くないが、彼が使っていた道具や家具それに手紙など、実際に住んでいた場所ならではのドラクロワの生活を感じることができる美術館だ。場所はひっそりとした所で、このフェルスタンベール広場の北の角にある。入口は緑の扉で、確かにその横にMus?e national Eug?ne Delacroixと標示されているが、目立たない標示。緑の扉は一見よそ様の御宅のようにも見えてしまう。そこを入って右手に行くと、美術館入口。階段を上がると係員のおねえさんがいて、「ミュージアムパス?」 と聞いてきた。持っていないと告げると、左の窓口でチケットを買うようにと促された。入場料は5ユーロ、娘に年齢を尋ねて彼女が17だと答えると「1枚でOKよ」と。ここは国立の美術館だが、働いている人は皆さん感じが良かった。ドラクロワの作品を見る! というよりは、ドラクロワのお宅拝見! という美術館だが、この作品を見られたのはうれしかった。砂漠のマドレーヌ (1845)住居の後はいったん外へ出てアトリエへ。アトリエ横には中庭があり、そこからアトリエを望むことができる。左がアトリエで、右がアパルトマンここでベンチに座ってゆったりとしたかったが、雪が降ってきたので退散。ドラクロワは1863年にここで息をひきとっている。
2011.01.18
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カラフルなものを見てテンション上げようと、教会を横目にボナパルト通りをセーヌ川の方へ。娘が行きたがったラデュレのボナパルト店車のフロントガラスに雪がどっちゃりここのラデュレではトートバッグなどの雑貨が展開されている情報をキャッチしていた娘は、シャンゼリゼでもマドレーヌでもないサンジェルマン・デ・プレのラデュレ行きを熱望していた。せっかく来たからやっぱりマカロンでしょうと、まずはお菓子のコーナーへ。まぁそんなに観光客も多くないだろうから、ここはましかもね~ なんて油断して入ったら、大間違い!!地元マダムで店内は大賑わい!!この日は23日、皆さんクリスマス・イブのパーティー用のお菓子をゲットしに押し寄せていて、買い求めるマカロンの数が半端なく、いったい何人で集まってパーティーするんだ?と思ってしまうくらい。50個ぐらいとか大人買いのマダムがほとんどだが、そんなに買うなら全種類同じ個数ずつにして余った数だけ悩めばいいと思うが、そこはフランス人! ひとつずつ味を聞きながらそれぞれのフレーバーごとに微妙に個数を変えるので、時間がかかる・・・レジ待ちに関しては、ラスベガスあたりで慣れてますけどね~長蛇の列があってもお客と世間話を始めるアメリカ人店員さんのおかげで忍耐力はついている。うちは可愛く10個1個はラデュレの前で即娘が食べた。隣の雑貨コーナーは静かで落ち着いていた。店員さんは日本人女性で日本語でお買物。娘みたいな日本人が多く来るのでしょう。娘のキーホルダーと私も小さなバッグをお買い上げ~ 値段はふたつで50ユーロ越え。このお店に寄る度50ユーロ前後買ったり食べたりすることが、次の月の生活に直接はね返ることになるのだが、見て気に入ってしまうと、20ユーロ台だしと買ってしまうのね、そして積もり積もっていく。リボンで隠れたがエッフェル塔付き。通りに面したショーウインドーには美しきアントルメ。こんなハート型のアントルメをプレゼントされたらイチコロよん。
2011.01.17
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散歩から帰ってきたら、娘をたたき起こした。機内軟禁用に持ってきた食パンと、簡易ポットで沸かしたお湯でスープの素を溶かし、それにコーヒーで朝ごはん。一度くらいはホテルの優雅な朝食を楽しみたいが、今回は部屋食ばっかり。娘は朝食ビュッフェをあまり好まないからで、パリでは夜に予定を入れるので、朝は軽めにして昼を外のレストランでがっつり、夜はまた軽めというのが娘の希望。でも~ ホテル大好きの私としては、一度は泊ったホテルの朝食を食べてみたいのですが。朝ごはんを食べたら、街歩きに出発することにした。まずはメトロのオペラ駅でカルネ(回数券)を2つ買い、メトロ3号線に乗り途中4号線に乗り換えてサンジェルマン・デ・プレに来た。地上に出ると、有名なカフェ、ドゥ・マゴさすがに外でお茶している人はいなかった。オペラ地区より雪が多い~道もところどころ凍っていた。振り向くとサンジェルマン・デ・プレ教会地下から出て、寒風が身にこたえる中この教会を見ると、ほんに寒い・・・うすら寒いといえばいいか。建物の色も暗いし、空もどよ~んとしてるし。この教会はパリでは数少ないロマネスク様式をのこしていて、鐘楼はパリ最古のもののひとつ。現在見られるのは11世紀のものだそうだ。日本でいうと上皇が院政していた平安時代後期。「Je pense, donc je suis. 我思う、ゆえに我あり」の言葉で有名な哲学者デカルトはこの教会に埋葬されているが、彼の頭蓋骨は日本に来たり、旅にでることもあるようだ。頭蓋骨だけ単品にされるのはデカルトにとっては迷惑だと思うけど・・・ふだんデカルトの頭蓋骨があるシャイヨー宮の人類博物館は現在改装閉館中。再オープンは2012年だそうだ。じゃあ2013年だね。
2011.01.15
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昨年と同じく朝の散歩で、バレエ用品店レペットのウインドーを撮影今年はクリスマスカラーになっていた。奥にはポワントがたくさん見える。娘の希望で6日目の午後にレペットへ行ったが、店員さんをつかまえるのが大変で、もう出ちゃおうかと思ったくらい。ひとり一客先着順というルールは守られていなくて、混乱状態。靴を買おうとする人が多くなったのが原因で、ひとりあたりの接客時間が長くなり、また次々とお客さんが入店するので、どの順番かもわからないので声をかけた者勝ちになっていた。もしレペットで優雅にバレエ用品をショッピングしたいのなら、開店直後に行かないと。
2011.01.14
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トリプルビル2回目は、日曜日のマチネ。席はよく舞台が見えるORCHESTREだった。Apollon Musag?teApollon Mathieu Ganio Terpsichore Clairemarie OstaCalliope Myriam Ould Braham Polymnie Nolwenn Daniel O zlozony / O compositeDANSEUSE Muriel Zusperreguy DANSEURS J?r?mie Belingard Alessio Carbone Sacre du printemps (Le)L'ELUE Miteki Kudo 幕が開いてポーズしているアポロン役のマチューは彫刻のよう。ガルニエに来る前、ルーヴルのマルリーの中庭でいろいろな彫刻を見たこともあり、まさに生きた彫刻がそこにいるようだった。「徹子の部屋」であの黒柳徹子さんをメロメロにしたマチューですもの、そりゃお美しいです。でも踊り始めると何か物足らない、3日前に観たニコラのアポロンの印象が強すぎたのか、なんとも地味に感じてしまった。地味というと言葉が悪いか、よく言うと静謐、そして究極のエレガントさ。でもそれがこのアポロンにあっているかというと、少々疑問。テレシプコールはキャスト表にはエミリー・コゼットだったが、開演前にクレールマリ・オスタに変更のアナウンス。エミリーは白鳥に専念になったようだ。彼女のちょっと媚びたような表情は、ストーリー性のある場合はクドく感じることもあるが、アポロンのようなネオ・クラシック(そういう表現で正しいかな?)では気にならず、ちょうどいい感じ。日本のバレエファンにはあまり評判がいいとは言えないダンサーだけど、私はそれほど嫌いじゃなかもしれない。ミリアムはとてもラインは美しいが、相変わらず足首が弱く、最初の出からポワントが早めに落ちてる。キュートでエレガントでアラベスクが惚れ惚れするくらい綺麗なのに、もったいないなぁと思ってしまう。2演目のオ・コンポージットは1度目と同じキャスト。クリスマスのガルニエはコアなバレエファンだけでなく、観光目的の観客も多くいるようだった。そういう観客にとってオ・コンポージットは忍耐の演目らしく、休憩に入って周りを見渡すと、気絶寸前、意識を失いかけ疲れ切った姿がチラホラ・・・(笑)これを日本からの到着日に観たら、私も意識がとんだかもしれない。春の祭典は一番観たかったミテキさんの生贄の娘で観られた。生贄に決まり、上手隅で怯えた表情をしているミテキさんには心が痛くなった。声にならない悲痛な叫びが聞こえてきそう。忘れられない感動的な舞台になった。3日前の見えにくいロージェとは違い、全体を見渡せたのでその他の発見も。アリス・ルナヴァンは綺麗だなぁ~ と。彼女は写真写りが悪いのだろうか、舞台で実際に観るとものすごく綺麗で、彼女の大きな役も観てみたいと思った。あと女性陣のなかに藤井美帆さんがいたような。キャスト表には名前はなかったが、確かにいらっしゃったように思う。オペラ座では数少ない日本人ダンサーなので頑張って下さい!(12月26日 パリオペラ座 ガルニエ)
2011.01.14
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夜中の1時に目が覚めたときには悲しくなったが、それから無理矢理寝て、なんとか5時まで粘ってみたが、そこでバッチリ目が覚めた。飛行機では1時間半しか寝てないのに、やはり時差ボケ・・・冬のパリは夜明けが遅いので、早く起きても意味がないのだ。起きて勉強すりゃいい娘はグースカ寝てる人通りがありそうな時間まで待って、初日恒例のお散歩に出てみた。ホテルを出て右のほうへ、空気がキーーーンと冷たい中、カツカツと早足で。昨年も朝の散歩に来たヴァンドーム広場ホテルリッツやショーメなどの宝飾店が並ぶが、お店の開いていない時間帯しかご縁のない場所。 ここで優雅にジュエリーを選ぶことなんて一生ないだろうなぁ・・・ちなみに、宝石はいただけるのなら何でもいただきます。宝石なんていらない! などとは思えませんわ やっぱ欲しい~ブシュロンの時計も欲しい~ブルガリなんて香水しか買えないよ~朝っぱらから物欲を刺激されただけ。前回のパリは張りきってDiorに行ったけど、今回はブランドショッピングの予定なし。ユーロ安も関係ねぇー!スポンサーが帯同していないので、ボンビー旅行なのだつらいっ
2011.01.13
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エレベーターで4階へ。エレベーターをおりると、落ち着いた雰囲気。部屋はキングベッド1台。スーツケースは10個くらいひろげられる空間はあり、二人ならじゅうぶんな広さ。ベッドはアメリカンな大きさで、娘と使っても苦にならなかった。短所は衣類を入れる引き出しがないのと、見た目は可愛いが、椅子に傷みが目だっていたこと。他のものは傷んでいなかったので、この椅子は残念だった。リニューアルを順番にしているのでしょうね、バスルームの状態は◎。浴槽はヨーロッパでよく見る半分扉タイプだが、シャワーが可動式なので使い勝手が良かったのと、浴槽は深くてお湯がたっぷりはれるので、よく暖まった。お湯の出も大変いい。ビデ横にボード型の大きなヒーターがあり、バスルームはいつもぬくぬく。ヒーター横のタオル掛けにかけておけば、小さな洗濯物なら翌朝にはパリっと乾いていた。バスアメニティは最小限。歯ブラシ・スリッパはもちろんなし。テレビはフィリップの液晶、セイフティーボックスあり。冷蔵庫は中身を動かせるタイプなので、マイ飲み物も冷やせた。ラックレートは750ユーロという表示があるが、ここに750ユーロ払う人なんていないでしょう。税金含めて200ユーロ台だった。でも3月の宿泊代金を見てみると300ユーロ越えになっているので、12月はお得に泊れる時期なのかもしれない。予約はホテル直営のページからネット予約。Warwick hotels というグループに属しているので、予約番号を入れればネット上から予約の詳細も見られる。
2011.01.12
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空港からパリ市内への道は、いつもに増しての渋滞左手にIKEAが見えたらすぐに渋滞の列についてしまった。雪が降っていて凍結の心配もあるのでスピードは普段よりおさえ気味、おまけに夕方のラッシュ時なので渋滞になるのも無理はない。高速は渋滞、環状道路も渋滞、パリ市内に入っても渋滞、ず~っと渋滞だった。初め3泊はH?tel Westminster、ラ・ペ通りのオペラ座とヴァンドーム広場の間、カルティエの本店のビルにあるホテルだ。(翌朝夜明け前に撮影)ピカピカ電飾が光っているのがホテル入口、左はCartier本店。入口はあまり広くない。大きなホテルではないので、何を頼んでも待たされることがなく、チェックインもスムーズ。コンシェルジュがチェックインを担当した。ロビーはそこそこ重厚さがあり、パリの中規模のホテルによくある雰囲気。場所がいいのが最大の魅力で、ヴァンドーム広場とメトロのオペラの駅どちらにも200mたらずで徒歩2分以内。ピラミッドのモノプリへも苦にならない距離だし、水やパンの調達ならメトロのオペラ駅構内にブーランジェリーのPAULや売店がある。おもしろかったのがエレベーターで、扉の内側にエレベーターがある。いまいち扉のある必要性がよくわからなかったが、上の写真左の扉の内側に普通のエレベーターが隠れている。6人定員とあったが、4人乗ったらいっぱいぐらい。エレベーターはこれ1基。お部屋については次回に。
2011.01.10
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Apollon Musag?teApollon Nicolas Le RicheTerpsichore Marie-Agnes Gillot Calliope Laurence Laffon Polymnie Amandine AlbissonO zlozony / O compositeDANSEUSE Muriel Zusperreguy DANSEURS J?r?mie Belingard Alessio Carbone Sacre du printemps (Le)L'ELUE Geraldine Wiart 初めてロージェ、いわゆるボックス席に座った。娘の座った一番前の席からは上の写真のように舞台が見え、舞台から遠いものの遮るものがなのでいいお席。でも2列目の私の席からは、舞台の左半分がほとんど見えない状態になってしまい、1列目と同じ89ユーロは納得できない状態。3列目もあるので、娘からそうそうずれて座るわけにもいかず、フラストレーションのたまる席だった。でも鍵を開けてもらってロージェに入るのはヨーロッパのオペラハウスならではの体験で、一度くらいならいいかもしれない。しかし今後ロージェは、1列目以外はノンメルシーだ。元々アポロンにはエルヴェ・モローがキャスティングされていた。もうどれくらい人前では踊っていないかしら、エルヴェは・・・観たかったのだが、予想通り降板。 ますます幻のエトワールになってしまっている・・・キャスト表をもらって、娘が「アポロンはニコラだって!」と言ったのと同時に、お隣のご夫妻の奥様が 「ニコラ・ル・リッシュよ!」 ご主人が「だっこ~る」と会話したのには笑えてしまった。みんな同じことに興味があるようだ。ニコラは吹きだしそうな笑顔でアポロンを踊ったが、こういう役で見るとやはりうまいなぁ~と。テクニックが素晴らしいことはもちろん、人を惹きつける力が最大限に発揮されていて、魅力的な舞台だった。自由奔放に踊れる演目の彼は無敵なのね。「オ・コンポージット」は不思議ちゃんな作品。舞台奥一面に輝く星空(宇宙かな?) の中、女性ダンサーが遊泳しているような振りから始まり、それで終わる。プログラムの解説を読むことができれば、いろいろわかるのかもしれないが、オールフランス語なのでそれもできず・・・何が不思議って、音楽に女性の囁くような声がのっているのだが、これが何語かわかんない。この何語かわからないというのは、何とも不気味なもので、落ち着かないのだ。おまけに「トゥルルルルルー」という巻き舌が何か所にも入るのが、不気味さを増している。ちょっとホラー感があった。踊りのほうはそれほど難解ではなく、ジェレミー・ベランガールとアレッシオ・カルボネのダブル天パーズの区別が一瞬つきにくい(笑)ことが気になったくらいで、アレッシオ・カルボネの踊りの見せ方のうまさが目についた。ピナ・バウシュの「春の祭典」、コンテ好きではないがこの作品をナマで観られたのは良かった。センセーショナル、衝撃的という表現がいいかな。土の舞台で土にまみれながら踊るダンサーのテンションの高さは、今まで観たことがないくらいのもの。生贄の乙女が選ばれるのを待っている男性達の傲慢さと、選ばれるかもしれない女性達の恐怖心、ついには生贄に選ばれてしまった乙女の絶望や悲哀、どれも手に取るように各々の心情がこちらに伝わってくる。生贄の乙女は、最後には左の乳房をあらわにして踊る。それは女性であることの象徴、また宗教的トランス状態の表現か。最後に生贄の乙女は恐怖を乗り越えることができたのか。「神に近づくのだから」という綺麗事の納得がこの生贄の乙女にはなく、犠牲者としての描き方が最後まで徹底していたように思えた。そう考えると、生贄の乙女は宗教的トランス状態にはなっていないことになるかしら。それにしてもダンサーって大変だなぁと・・・プロともなれば自分の肉体をさらけ出すのが仕事だが、綺麗なチュチュのクラシックバレエとはかけ離れたダンサーの姿に、あらためて驚かされた。中堅エース級が「春の祭典」に投入されているようで、バスティーユの白鳥のワルツの男性陣はヘロヘロしていた。カーテンコールはいつもより熱狂的、盛り上がっていた。(12月23日 パリオペラ座 ガルニエ)
2011.01.09
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ANAの国際線乗り継ぎカウンター前には大きな荷物を持った人たちの列が。ほとんどが成田便利用のようだったが、なかには羽田便利用の人もいた。私の前にいた男性客は羽田で国際線に乗り継ぐ人だったのだが、7:15AM発の羽田便に乗るのに7時にカウンター前の列にのん気に並んでいた当然地上係員のおねえさんは大慌てだが、「荷物をスルーで預けたいから」とのん気な男性。どうもお仕事の人のようで飛行機初心者ではないようだったが、「羽田便」というだけでいつものようにチェックインも簡単でぴゅっと乗れると勘違いしていたようだ。国際線乗り継ぎカウンターのチェックインはそれなりに時間がかかるので、羽田だから・・・という理由だけで時間ギリギリは、皆に迷惑をかけることになってしまいそう。ゲート前でちょこっと朝ごはんしてから搭乗成田行き2176便は国際線仕様の機材なので前方座席を指定していたらビジネスシート。成田までの短い飛行時間だがちょっとだけビジネスの気分を味わった。離陸前に寝ていた娘はシートを動かすこともなく爆睡 彼女はエコノミーだろうがビジネスだろうが何の関係もないようだ。1タミ内での乗り継ぎはあまり歩かなくてすむのね~ でも意外に時間がかかるね・・・と感想を述べながら国際線出発へ移動。免税店ではエルメスの「ナイルの庭」というオードトワレだけを買った。この日もKLMのアムステルダム便などはディレイしていたようだが、ANAのパリ便は定刻出発。とりあえず条件も出ていなかったのでひと安心。大寒波の日のパリやロンドン便は、欠航になったり、いったんヒースローに降りて4時間缶詰後にパリに向かったり、ミュンヘンに降りて1泊後に目的地へ、あと5時間飛んでUターンして5時間かけて成田に戻った・・・など様々な悲惨なケースを耳にしていたので、機内で飢えることがないよう食料品と飲料水をがっちり確保して搭乗。1泊2泊はいけるように着替えも機内持ち込みにして万全の態勢にしていた。(スーツケースが出てこなかったことを想定して)有難いことに、途中ベルト着用のサインが点灯することもなくシャルル・ド・ゴール空港(CDG)に着陸。でもド・ゴール周辺の天候は悪く、雲がきれた!と思ったら滑走路に着陸しているくらい雲が低く視界不良。ゲートに向かう途中に窓から見える景色は鉛色で、飛行機が通る横には除雪したあとの雪のかたまりがたくさんあり、どうも除雪作業が追いついていない様子。こりゃ~ひと雪降ると欠航の嵐になるのも納得だわ・・・と感じた。実際除雪作業は追いついていないようで、私たちの滞在中にも、使用機材が到着したが駐機中に降雪があり機材の除雪が間に合わず3時間ぐらいのディレイがあったとANAのHPにあった。パリも降ってはいたが、あの程度の雪で除雪が間に合わないのはどう考えても雪に弱すぎるようにも思えるが、日頃降らないのでは仕方がないのかもしれない。初めてCDGの第1ターミナルに降り立った感想は、しけてる・・・今まで2Fか2Eばかりだったので、薄暗く古ぼけた印象を受けたが、できた当初はイケてるターミナルだったのだろう。宇宙ステーションのような長ぁ~~いムービングウォークも当時は斬新だったのだろうね。入国審査は一瞬で終わり。係官は写真のページも見ずに、スタンプをポンっと押した。ほんま誰でも入国できそう・・・・タクシーに乗るため外に出ると、 げっ 寒いーー !! 冷気がこめかみに突き刺さった。
2011.01.08
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初めてANAの長距離国際線を利用することにしたので成田経由。そうすると伊丹7:55AM発の成田便で乗り継ぎになった。欧州の寒波に気をとられ、スーツケースの事などを考えることがなく、伊丹までの早朝移動もギリギリまで考慮にいれていなかった。マイカーを民間駐車場業者に預ければいいのだが、長距離国際線に乗ったあとに乗り継ぎで伊丹に着き、マイカーを運転して阪神高速で大阪市内をぬけるのが目の弱い私には負担なので、当日タクシーで行こうかなぁ~と思っていたが、それでも家を5時半までには出なくてはいけない。早朝なら高速は混んでいないが、なんだか落ち着かないなぁと思い、伊丹空港ターミナルビル内にある大阪空港ホテルに前泊することに出発前日決めた。こんなことなら、出発前日に成田まで行き、空港近くのホテルに前泊すればよかったと後悔しきり・・・ そのほうが旅行気分になったのに・・・大阪空港ホテルは阪急系だった大阪エアポートホテルをリニューアルして昨年開業したホテル。ターミナル内にあるので、JAL側にもANA側にも徒歩3分くらいでチェックインカウンターに着くことができる便利なビジネスホテルだ。リニューアルしたてなので、設備も綺麗。客室は広くはないが、息苦しくなるほど狭くもない。空港ターミナル内にあるが、窓から滑走路は望めない。飛行機好きさんには、それは残念な点かもしれない。バスルームもビジネスホテルにありがちなカーテンのカビ臭もなく快適。アメニティーの数は少ないが、チェックイン時にフロントでシャワーキャップやコットンなどはいただけた。シャンプー類は備え付け、POLAのだった。夕食は空港ターミナル内のレストランを利用すればよいが、門限のある伊丹空港、レストランのラストオーダーは20時前。到着ロビーのお蕎麦屋さんと551の蓬莱ならもう少し遅くまで開いているかもしれないが、それでも20時半が限界。それが閉まってしまうとコンビニも近辺にはないので、遅くの時間にチェックインする場合はお弁当などは必携だろう。フロントにあったクリスマスツリーツリートップにリボンでもあれば完璧だったのにね。なかなか品のいいツリーだった。翌朝は6時起床。身支度を整えてANAの国際線乗り継ぎカウンターへ向かった。
2011.01.06
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新年明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします6泊8日のパリ旅行から無事に帰ってきました。飛行機はほぼ定刻に飛んでくれて、ガルニエで2回バスティーユで1回のバレエ鑑賞をし、シャンゼリゼのLIDOでナイトショーも観てきました。夜にばっかり出歩いていたので昼間の観光はおろそかになりましたが、今回はシャンゼリゼのクリスマスマルシェで買い食いもして楽しみました。バンショーも飲みました。ホテルは2ヵ所ともお初のところでそれも目新しく、また日記にしたいと思ってます。残念だったのは、ランス行きを予定していたイブの日が悪天候で断念したことで、TGVの早割りのチケットを持っていたのですが、いさぎよくあきらめました。この日はパリより東は相当悪い状態だったようで、フランス東部やスイスは雪が相当降ったようなので、チケット二人で8000円は惜しかったですが、冒険すべきではないと判断しました。また気候のいいときにリベンジしたいと思ってます。セーヌ川は増水で、名物の遊覧船の姿を見ることができませんでした。運休だったようです。シャルル・ド・ゴール空港周辺はパリ市内よりも雪が多く残っていて、高速からターミナルにつながる道路も一車線は除雪が間に合わずふさいでいたり、凍結しているようで、タクシーの運転も慎重でしたね。帰国日は、パリはそうでもなかったのにド・ゴールに近づくにつれてどんどん天気が悪くなり、視界も悪くなったので、ド・ゴールはパリよりも天候の状態はよくないと今回は感じました。旅の最後にラッキーな事があり、1年の悪運を払拭できた気分になり帰国、いい旅になりました。また6日ぐらいから旅行記を始めたいと思っています。追伸 昨年末のコメントへのお返事が遅れてしまい申し訳ありません。 もう少ししたら書き込みますのでご了承下さいませ。 本年もよろしくお願いいたします。
2011.01.01
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