ハイネの森

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2020.05.08
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カテゴリ: 日光街道
3月初めのある日、


そうだ、日光街道を歩いてみよう!

スタート地点の日本橋に立つ。



高崎からの中山道歩きを終えて 日本橋に着いた時 、次は東海道と思っていたが、それから西へ歩こうとはせず3年の月日が流れた。

軽い気持ちで日光に向かおうと思いついたが、さてさてどうなるか。

とりあえず第1回目。
三越と高島屋で買った食料品を携えて、日本橋から国道17号線(中央通り)を北へ向かう。


400mほどは旧中山道と同じ道を進む。




その向こうに、半沢直樹が勤務する東京中央銀行(笑)。 三井本館(重要文化財)ね。

マンダリンオリエンタルが入っている日本橋三井タワーを過ぎると、 〈室町三丁目南〉 交差点。



〈室町三丁目南〉 交差点角の新生銀行のところを右に曲がって、


旧中山道に別れを告げ、細い道を東に入る。
『本町通り』という石碑があった。



この界隈には製薬会社が多い。
アリナミンの武田薬品があったと思ったら、その先にはルルの第一三共株式会社。



第一三共の「くすりミュージアム」(月休)という施設がある。



第一三共の北側には、キューピーコーワゴールドの興和新薬が。

これは大阪の道修町のような場所じゃないかな〜 と帰ってから調べると、この界隈は江戸時代から「くすりの町」で、徳川家康によって薬種商が住むように定められた場所がここ日本橋本町だった。旧日光街道沿いではないが、日本橋本町にはアステラス製薬の本社もある。




あちら側に行きたいが信号がない。
っていうか、首都高の側壁サビサビで汚いんだけど。メンテナンス大丈夫ぅ?

近くに地下道があったが、都会の知らない地下道を通りたくないので、江戸通りの交差点まで行って渡った。

昭和通りと本町通りの角には『小津和紙』という和紙屋さんがある。


1653年創業の伊勢の松坂商人が開いたお店で、創業者の小津清左衛門長弘の小津さんは、本居宣長と関係がある一族だそうだ。


今度ゆっくり来てみよう。

和紙屋さんの横の道に入りしばらく行くと、
おっ! あれは、、、



正面にスカイツリーが見えた。



旧日光街道(大伝馬本町通り)とメトロ日比谷線が走っている通りの交差点でこの日は終了。



歩いた距離は1.3km。あっという間だった。

細かく刻めるのは都会の間だけ。
幸手あたりからは、最寄り駅間を歩くだけでもかなりの距離になるだろう。
宇都宮から日光までは、どう見ても大変そうで、それに、杉だらけなので季節も選ぶ。

行けるところまでのんびり楽しむことにした。
栗橋までは行きたいな。

  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

街道歩きを終えた交差点からすぐの所にある 十思公園 へ行った。



寂しそうな公園に写っているが、人をはずして撮ったからで、遊具で遊ぶ子供たちの声が響く賑やかな公園だった。付き添いのママンもいっぱいいる。

遊具の横にある石碑には、「松陰先生終焉之地」とある。



十思公園は伝馬町牢屋敷跡で、吉田松陰が1859年にここで斬首されている。

石碑に刻まれている辞世の句は、

身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ぬとも 留置まし 大和魂





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Last updated  2020.05.08 19:29:42
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