ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

サマルカンド




サマルカンド


11月27日

 朝7時半に宿をチェックアウトして、トラムで民営バスターミナルに向かう。終点で降り、バザールを超えた所に大型バスが並んでいた。

 ミニバスが見当たらず、サマルカンド行きの大型バスを探す。8時過ぎにバスに乗ったが、なかなか客が集まらず、9時50分にやっと出発。

 途中、何箇所かのチェックポイントがあり、バスに荷物などを調べていた。

 食事休憩もトイレ休憩もなしで、5時間後の午後3時にサマルカンドに到着。ミニバスでビビ・ハヌム・モスク近くまで行き、そこから歩いて宿に向かった。地元の子供が寄ってきたので、宿の名前を言うと、その宿まで連れて行ってくれた。

 今日の宿、「B&B Bahodir(ドミ、$5、朝食付き)」にチェックイン。1ドルの朝食も頼んだ。着いてすぐ、チャイとビスケット、スイカを出してもてなしてくれる。

 少し休憩して、レギスタン広場に行こうと歩いていたら、1日早く来ていた伊勢さんに会い、一緒に散歩する。

uzbekistan08


 夕食は肉じゃが(ウズベク風)、トマトのキムチ、サラダ、パン、チャイと1ドルでは申し分ない料理だった。



シャフリ・サブズ


11月28日

 朝7時半に起き、食堂で朝食を食べてからミニバス乗り場に向かう。今日は日帰りでシャフリ・サブズに行こうと思う。

 シャフリ・サブズはティムール朝時代に、サマルカンドに次ぐ第二の都が置かれた町で、宮殿やマドラサ(イスラムの神学校)などが数多く建てられたらしい。

 バス乗り場でシャフリ・サブズ行きを捜しているとタクシーが「20ドル」と、ふざけたことを行って来たので無視する。

 軽のワンボックス車に8人乗って、出発(1500Us=約150円)。山を一つ越え、1時間40分でキターブという町に着いた。その峠は景色がすごく良いらしいが、今日は天気が悪く、あまり見えなかった・・・。

 キターブからミニバス(150Us)で15分、シャフリ・サブズに到着。まず、アク・サライを見学。現在は門の一部しか残っていないが、高さ38mもある巨大なものだ。

uzbekistan09


 コバのキャラバンサライやバザールを通り、ダール・ウッ・サーダットやダール・ウッ・ティラーワットなどを見学。

uzbekistan10


 そうこうしている間に、雨が降り出してきた。本降りになりそうなので、キターブまで戻り、サマルカンドに帰るバスを捜す。

 バスを待っている間、そこでもタクシーのドライバーが「20ドル」とバカなことを言ってくる。

 やっと来たミニバスには地元の人が、わーっと乗り込むので、僕らは乗れない。なぜなら、そのバスがサマルカンド行きかを聞いている間に満席になってしまうのだ。

 2時間待って、来たバスは2台だけだ。雨もきつくなってきたし、暗くなる前に真面目そうなタクシーと交渉する。

 1900Us(約190円)でラダのポンコツに4人乗って発車。ラダは雨の中、1時間20分でサマルカンドに帰った。


サマルカンド


11月29日

 宿で朝食を摂り、観光に出る。雨は降っていないが、今日も曇っていて、顔や手が痛いほど寒い。

 まず、ビビ・ハヌム・モスクを見学。中に入ると、中にいたおっさんが、「入場料、1000ソム」と言ってきたが、怪しいので無視すると、何も言って来なかった。

 出る時、さっきのおっさんが絵葉書を、一枚500スムだと言って、色々見せてくれた。やっぱり、ただの土産物売りだった。情報ノートに、ニセモノの料金徴収がいると書いてあったので、用心していて良かった。

 そのまま歩いて、シャー・イ・ジンダ廟を通り、グーリ・アミール廟に行く。入場料、1500ソムを払い、ドームの内側は金箔などで模様が描かれ、すごく綺麗だった。もう500ソム払い、地下のお墓も見学。

uzbekistan11


uzbekistan12



 まだ時間も早かったので、ネット屋に行こうかと思ったが、寒すぎて行けなかった。


11月30日

 今日も曇り。午前中、サマルカンド歴史博物館に行ったが、閉まっていたので、ウルグ・ベクの天文台跡に行く。小さな博物館に入ると、天井に星座の絵が描かれていて、すごく綺麗だった。

uzbekistan13


 それから、念願のレギスタン広場に行く。ここは以前からどうしても来たかった場所で、今回の旅行の目玉の一つだ。

uzbekistan14


uzbekistan15


 この場所はすごい。圧倒される。青くて、広くて、美しい。ベンチに座って、いつまでも眺めていたい所だ。(この写真は晴天になった翌日の写真)

 しばらくレギスタン広場でゆっくりしてから、次はここから30分ほど歩いて、アブディー・ダールーン廟に行く。少し太陽が出てきた。

 ここは普通の町のモスクという感じだったが、すぐ向かいにある、イシュラット・ハナ廟は完全に廃墟で、まさに遺跡という感じだった。

uzbekistan16



タシケント2 へ進む   タシケント1 に戻る




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: