ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

ダマスカス 1




ダマスカス


2月28日

 昼過ぎにビザの延長をする為、イミグレーション・オフィスに向かう。しかしここでも「ノープロブレム!!」と言われ、手続きをしてくれない。「ビザが切れていても、問題なく出国できる」と言っているが、本当だろうか?かなり心配だ・・・。

 その足でクネイトラの管理事務所に向かう。クネイトラというのは、1974年にイスラエルによって爆撃された、ゴラン高原にある町で、現在もそのままの姿で残されているらしい。

 さっきのイミグレ・オフィスのおっちゃんにクネイトラの事務所の住所をアラビア語で書いてもらい、タクシーに乗る。

 しかし、最初に着いた所は違う事務所のようで、そこの人にまた住所を書いてもらう。しかしここは自動小銃を持った兵士がゴロゴロ歩いて、ちょっと緊張した。

 再びタクシーに乗る。次は正しいところに着き、手続きをする。クネイトラの見学は予約制で、二日後を予約し、無事、許可書が貰えた。

 ダマスカスの街に戻り、一人でウマイヤド・モスクに行く。ウマイヤド・モスクは715年に建てられた世界最古のモスクで、すごく美しく、そしてデカい。中は体育館みたいだ。

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*カメラに入りきらなかったが、本当はもっと大きい*


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 夕方はみんなでグルグルチキンを食べに行く。


3月1日

 昼から散歩に出て、旧市街のスーク(市場)をぶらぶら歩く。

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 しばらく歩くとアーケードがなくなり、昨日来たウマイヤド・モスクが現れる。ここのスークは、なぜかすごく楽しい。

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 商店を覗きながら歩いていたら、日本の「あられ」によく似たものがあった。よく似たというより、同じだ。

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 食べてみると「あられ」そのものだ。なぜ、こんな所に「あられ」があるんだろう??


クネイトラ


3月2日

 朝、シャワーと洗濯を済まし、日帰りでクネイトラに向かう。ミニバスを乗り継ぎ、クネイトラに到着。途中、三度パスポートチェックを受けた。

 そこからは兵隊さんがガイドとして付いてくれ、順に案内してくれるようだ。

 クネイトラは、1974年にイスラエル軍撤退の際、爆撃された、ゴラン高原にある町で、現在もそのままの姿で残されているのだ。

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 平和ボケしている我々、日本人にとって、破壊された教会やモスク、民家などすごく衝撃的な光景だった。


マアルーラ


3月4日

 今日は日帰りでマアルーラ見学に行く。マアルーラはダマスカスからバスで約1時間、アラブでは珍しい、住民の大半がカトリック教徒の町だ。

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 岩山に張り付くように教会や家が建てられている。
 今日はすごく天気が良く、空が真っ青で気持ちが良い。聖テクラ教会やセルジウス教会を見学。

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 セルジウス教会で自家製ワイン(200SP=約400円)を買って帰る。


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