ユーラシア大陸を旅する

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バルサナ




バルサナ


6月13日

 朝10時のバスでシゲト・マラムレティに戻るつもりだったが、バスが来ない・・・。あきらめて、バス停で待っていた地元の人と一緒にタクシーに乗ることにした。

 シゲト・マラムレティの小さなバスターミナルでバルサナ行きのバスの時間を調べ、じっと待っていたが、時間が来てもバスが来ない。

 それからしばらく待っていたが、いつ来るか判らない。しかたがないのでまたタクシーで行くことにした。バルサナまで約20Km、タクシーは1台28万Lei(約1000円)だった。

 バルサナには何軒かのペンションがあるようなので、まず1軒目入ると、そのまま車に乗せられて2Kmほど離れたところに連れて行かれたが、料金も手ごろ(一人20万Lei=730円)で静かな所だったので、そこに泊まることにした。

 でも、食事代は高かったので(3食で50万Lei=1820円)、自炊することにした。

 食材を買いに村の中心の方に行く。多分、村に一軒だけの小さい商店で買い物をする。でも商店に卵がなかったので、どうしようかと思い、途中の民家に寄って、分けてもらうことにした。

 3人で民家に入っていき、身振り手振りで(英語が通じない)卵が欲しいことを伝えると、卵の他に、パンやチーズ、ねぎ、カブなど持ってきてくれ、食事までご馳走してくれた。

 そのうち、英語の話せる息子さんも出てきて、通訳もしてくれた。ウオッカのようなかなりきついお酒もご馳走になり、丁寧にお礼を言って帰ろうとすると、卵のお金もいらないと言ってくれた。でもさすがにそれはまずいので、3万Leiだけ受け取ってもらった。

 ここは特に何も無い村だが、人も親切だし、雰囲気も非常にノンビリとしていて良い所だ。

 夜、みんなでパスタと野菜スープを作って食べる。ここの水道水はちょっと硫黄くさい。


6月14日

 朝、洗濯物を干してから朝食を摂る。パン、チーズ、ハムエッグ、野菜スープとコーヒー。なかなか立派な朝食だ。

 昼前に散歩に行く。田舎道をノンビリと歩いていたら、馬車に干草をてんこ盛りにして引っ張っている。マンガやアニメで見るような光景だ。

 昼すぎに宿に戻って、焼き飯を焼いて食べた。


6月15日

 今日も散歩に行く。すごくノンビリしていて良い所なのだが、特に何もないので飽きる。宿に戻ってごろごろする。

 あまりにヒマなので、ガイドブックを眺めながらこれからのルートを考える。

 行きたい所がありすぎて、効率よく回れるルートを考えるのが大変だ。自分のガイドブックに載っていない国もあるので、タカシ君が「もう要らない」と言っている、彼のガイドブックから少し分けてもらう。でもロンリープラネット(英語版)なので読みにくい。



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