ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

シェム・リアプ




シェム・リアプ (アンコール・ワット)


7月2日

 朝6時15分に一階に下り、チェックアウトをして、バスを待つ。しばらくすると、ワンボックスが迎えに来て、それでバス乗りがまで行き、7時に出発。

 今日は一番前の席なので見晴らしが良い。エアコンも良く効き快適だ。

 話に聞くほど道は悪くない。日本の道路の様になめらかではないが、未舗装路も少なく、徐々に良くなって来ているのだろう。

 途中、三度休憩をし、午後1時30分にシェム・リアプに到着。むらがるバイタク(バイクタクシー)を蹴散らし、歩き出す。

 とりあえず歩き出したが、ここが何処か判らない。銀行があったので、そこで聞くと親切に教えてくれた。歩くこと15分で、目星を付けていた宿の看板が見えてきた。

 今日の宿「Hello Guest House(ツイン、ファン、US$2)」にチェック・インし、バナナシェークを飲んで、シャワーを浴びる。


7月3日

 アンコール・ワットで日の出を見ようと、朝5時に起きたが、曇っているので、もう一度寝る。8時にバイタクの兄ちゃんが起こしに来たので、起きたが、まだ曇っている。まあ、曇りの方が観光は楽かと思い、顔を洗う。

 一階の食堂で焼きめし(US$0.9)を食べて、バイクの後ろに乗り出発。

 遺跡の入り口で入場料(一日券=US$20)を払い、中に入る。まずはアンコール・ワットからだ。思っていた以上に大きい。

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 大きな堀を渡り、門をくぐると当然、中もかなり広い。しばらく歩いてやっと本殿に着く。内廊下の壁一面にレリーフが刻まれている。これらは古代インドの叙事詩やヒンドゥー神話などを題材にしているらしい。

 本気で見ていたら、レリーフだけで何日かかるか判らない程の量だが、僕にはあまり判らないのですぐに見終わった。

 次はアンコール・トムにある、バイヨン寺院に向かう。こっちはアンコール・ワットよりは小さいが、ここも圧倒された。崩れかかった仏塔の周りには、顔だらけだ。あの有名な「クメールの微笑」がなんと196個もあるらしい。

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 その後、何カ所かの遺跡を回り、タ・プロームに着いた。ここは発掘当時のまま、という感じの寺院で、いたる所からガジュマルの樹が生えている。

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 休憩しながら、バイタクの兄ちゃんと次に行くところを相談する。ちょっと遠いが、バンテアイ・スレイに行くことにした。

 ここはアンコール・ワットから40Km離れていて、バイクで30~40分程かかった。ここも小ぶりな寺院だったが、他と違い、赤茶色の砂岩で造られていて、壁面はヒンドゥー神話をモチーフにした装飾がなされていた。 

 帰る途中も何カ所かの寺院に寄り、最後にプノン・バケンという山に登った。歩いて10分位で登れる小高い丘だが、頂上は見晴らしが良く、遠くにアンコール・ワットも見えた。

 今日の出費は入場料US$20、バイタクUS$8、ジュースUS$2。あ~、疲れた。


7月4日

 午前中、シェム・リアップの町を歩く。郵便局から絵はがきを出した(日本までの切手代2200R=約57円)。

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 そのまま歩いていると、地元の人ばかりの食堂があったので、入ってみる。中では何か麺類を食べている人がいたので、僕もそれを注文した。これは「ノウムチョ」という名前らしく、見た目も味もベトナムの「ブンボーフエ」とそっくりで、結構美味しかった。

 たばこが無くなったので、ガソリンスタンドの中にあるコンビニで「ARA」というのを買った(1600R=42円)。ついでにパックの牛乳を買って飲む。

 しかし、カンボジアの水は良くない。ペットボトルの水でも臭いがするし、水道の水は少し色が付いているし、かなり臭い。

 宿に戻り、明日のバンコク行きのチケットを予約する(US$10)。

 夕方、宿の食堂でローストチキンとフレンチフライを食べた。昨日食べたビーフステーキには騙されたが(ウエルダンなハンバーグ)、今日のはまずまず美味しかった。

 明日は早いので、今晩の内に清算をする。宿代3日でUS$6、食費US$6.3。


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