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青銀狼の一匹劇場
第1話 修練について
玉乗り6兄弟の物語
第一話 修練について
このお話はテイマールクのドラゴンである幸運種達をはじめとする物語。みんな気楽で愉快なかわいい仲間のドラゴン達。今日はどんなお話になるのでしょうか。
青い大空。天空にそびえ立つある場所、ここは竜堂院。それぞれのテイマー達がドラゴンを育て、かつ修練など様々なことをする場所である。ここ、リュシフルの竜堂院に玉に乗ったドラゴン達と、大きな6枚の白い翼を持ったドラゴンが集まっていた。
ルク「いいかおまえら。今日からテイマーリュシフルは修行の為1日は帰ってこない。そこでだ。今日はおまえらにここの竜堂院を守ることを命じる。わかったな?」
アクシス「了解です!ルク。」
レッシュ「了解です!」
ウォール「了解!」
アクリュ・アクティ「りょ~か~い!」
エルム「分かったです!」
みんなそれぞれ元気のいい返事で応答した。
ルク「俺はこれから大司祭様のところに行かなければならない。あとは任せたぞ。」
ルクはそう言うと白き翼を広げてテンプルムへと羽ばたいて行った。
アクリュ「ご主人もルクも忙しいんだなぁ。」
アクシス「そりゃあそうさ。ご主人は僕たちの為に頑張っているんだし、ルクだってより強いドラゴンを求めて修行をしているんだからね。」
アクティ「アクシス兄さん詳しいんだね。」
アクティは兄分であるアクシスが言ったことに感心した。
レッシュ「そうだ!僕達も強いドラゴンと戦うためにトレーニングをするです!」
ウォール「俺は断る…。」
エルム「私もちょっと遠慮するわ。」
ウォールとエルムはレッシュの意見に反対した。
アクリュ「ええ~何でトレーニングしないの?」
疑問に思ったアクリュが聞いた。
ウォール「この時期のトレーニングは厳しすぎる…。ヘックション!!あぁ、寒い…。今日は竜堂院の中に居させてくれ。じゃあな。」
ウォールは寒さから身を守るため竜堂院の中へ行った。今この時期は冬。キーリア峡谷にも雪が降る季節。炎属性には少々厳しかったようだ。
レッシュ「エルムは何故トレーニングしないんですか?」
エルム「私はあなたたちのためにご飯も作らないといけないから忙しいの。料理を作るのが私のトレーニングにもなるわ。」
レッシュ「そうなんだ…時間がある時にでもできればいいけど仕方ないです。」
エルム「それじゃ私も竜堂院の中にもどるから頑張ってね。」
アクリュ・アクティ「は~い!」
6匹のうち4匹の幸運種達がトレーニングをすることが決まった。いったいどんな方法でトレーニングを積むのだろうか。4匹は考え始めた。
アクシス「さて、どんな方法でトレーニングを積むか考えよう。」
アクリュ「対属性同士で組んでトレーニングするのはどうかな?」
レッシュ「う~ん、それじゃあアクシス兄さんとアクティが不利になるです。ウォールとエルムが居ない状況だし。」
確かにレッシュの言う通りだ。今の状況からして、アクシスとアクティには対属性になるウォールとエルムがいない。すると兄分であるアクシスがこう言った。
アクシス「僕達でトレーニングをするんじゃなくて、他のドラゴンとトレーニングをするのも悪くはないと思うよ。例えば、僕の知っているドラゴンだったら、ラードとか!」
レッシュ「それ賛成です!」
アクリュ「僕も賛成!」
アクティ「僕も!」
アクシス「じゃあそれで決まり!でも、どこに居るか分らないと意味がないなぁ…。」
レッシュ「困ったです…。」
話をしているうちに、一体の炎最強種のドラゴンがこっちにやって来るではありませんか。
アクティ「バローゼだ!!」
アクリュ「声が大きいよアクティ!!」
アクティの声に気づいたのかバローゼはすぐさまこちらに来てしまった。
バローゼ「何だお前ら。このバローゼ様に何か用か?」
若干怒っているように言った。
アクシス「うわぁ!恐いよ~!。」
レッシュ「アクシス兄さん大丈夫です。」
アクシスは思わずレッシュに抱きついた。
バローゼ「バカかお前ら。それでここで何をしているんだ?」
アクリュ「僕達も強いドラゴンと戦うためトレーニング…。」
アクシス・アクティ・レッシュ「あわわわ!!」
3匹は慌ててアクリュの口をふさいだ。
レッシュ「ば、バローゼはかっこいいよねぇって話していたです。あはははは…。」
いかにもごまかしているような言い方だ。これをバローゼが見逃すわけにはいかなかった。
バローゼ「はぁ?…おいチビども。本当のことを言ってみろ。」
バローゼの身体がメラメラと燃えはじめた。すぐにでもファイアテンペストか、いかさまバ
イオレンスをしてかねない状態だ。
レッシュ「あわわわ!!わ、分かったです!本当のことを言うです!」
さすがに恐れ入ったのか、レッシュが本当のことを言おうとした時だった。
アクリュ「炎は氷に弱いけど、逆に炎属性も氷に強いんだよ!バローゼがいるとすぐに冷凍食品類が解凍できるね!あはははは!」
アクシス・アクティ・レッシュ「わ~~~!!!」
時は既に遅し・・・。バローゼの炎が少し青色くなってしまった・・・。
バローゼ「ほぅ。いいアドバイスじゃねぇか、金のおチビちゃんよぉ。」
バローゼはアクリュの頭を鷲掴みにした。どことなく、焼き焦げる臭いが漂ってきた。
アクリュ「わ~!!暑いよ!!ごごご、ごめんなさ~い!!」
アクティ「アクリュ…暑そう…。」
いい焼け具合になったのか、バローゼはアクリュを解放してあげた。頭の上に焦げた手形がついてしまった。
バローゼ「ったく!余計に気分が悪くなるぜ。」
そう言うと、バローゼはどこかへ飛んで行ってしまった。せっかくいいトレーニング?をするチャンスだったのに。
アクシス「ふぅ…何だったんだろう。やけに怒っていたみたいだけど…。」
レッシュ「恐かったです…。」
アクティ「僕が口出ししていたら死んでいたかも…。」
アクリュ「うぅ…バローゼのやつ酷すぎだよ。僕の頭にこんな手形つけちゃって…。」
4匹は再び困ってしまった。しかし、一番大切なこと、竜堂院を守ることをちゃんと覚えているのだろうか。と、またドラゴンがこっちにやって来るではありませんか。今度は雷属性のドラゴン、アサギリがやってきた。
アサギリ「これはかわいい玉乗り兄弟ではありませんか。こんなところで何をしているの?」
言うまでもなく、アサギリは4匹が困っていることに気づいていた。
アクシス「う~ん、実は僕達も強いドラゴンと戦うために。」
アクリュ「トレーニングを積もうと考えたんだけど。」
アクティ「肝心な相手になるドラゴンが。」
レッシュ「居なくて困っているです。」
アサギリ「相手になるドラゴンがいないっか…。ちょうどいいわ、私がトレーニングをしてあげるわ。」
アサギリは率直に了解をだした。しかし、4匹相手にどんなトレーニングをするのだろうか。
アクシス「本当!?」
アクリュ・アクティ「やったぁ!」
レッシュ「よかったです!」
アサギリ「ただし条件付きよ。使う技はエアロブレスのみよ。」
アサギリが出した条件はエアロブレスしか使ってはいけないということだった。いったい何をしようというのか、しかしこれがアサギリ流トレーニング法になるとは予想もしてもいなかった。
アクシス「え~!エアロブレスだけでなにをするの?」
アサギリ「そう焦らずよく聞いて。(ふふっしっかりと鍛えてあげるわ)」
アサギリにちょっとした悪い笑みがこぼれた。
アクティ「それで 何をするの?」
アサギリ「あそこを見て。」
と、アサギリが指したところには岩場で昼寝をしているバローゼがいた。もしかするとこれは…。
アサギリ「あそこで寝ているバローゼに気づかれずエアロブレスを放つのよ。もちろん起こしても構わないわ。」
アクシス・レッシュ「……。」アクティ・アクリュ「……。」
4匹は黙り込んでしまった。さっきのバローゼの機嫌を知ったからには唖然とした。
アクリュ「…ぼ、僕休養ができたから帰ろうかなぁ…あははは。」
アクシス・アクティ「僕も…。」
レッシュ「ぼくもです…。」
4匹が同時にそのばから立ち去ろうとした。が!
アサギリ「クイックダイブ!」
4匹「うわぁ!」
アサギリの先制行動クイックダイブ!すぐに4匹の行く手をふさいだ。
アサギリ「私から逃げるなんて10年は早いわよ。さぁしっかりトレーニングをしてもらおうかしら。」
アクシス「うぅ、死にたくないよ~。」
レッシュ「兄さん、その気持ちは僕たちも一緒です…。」
4匹はアサギリの特別トレーニングをすることになってしまった。
アサギリ「それじゃあまずはアクシスから。」
アクシス「ええっ!!ぼ、僕からなの!?うわぁ…。」
アサギリ「つべこべ言わずさっさとする!本気でエアロブレスを放つのよ!」
アサギリは最初にアクシスを指命した。アクシスも驚いた表情で、目が少々潤んでいた。アクシスはバローゼが昼寝している場所から少し離れた岩陰に身を潜めた。
アクシス「うぅ、こうなればもう放ってやる!エアロブレス!」
アクシスは一か八かで思い切ったエアロブレスを放った。するとバローゼは寝返りエアロブレスは急所から外れてしまった。だが、バローゼは全く起きる気配がなかった。
アクシス「あれ?起きてこない…これで良かったのかなぁ。」
アクシスは不安ながらも、みんなのいるところに戻った。
アサギリ「う~ん。もうちょっとインパクトが欲しかったけど、合格ね。」
アクシス「やったー!」
アクシスは無事に成功したみたいだ。
アサギリ「闇の次が氷だから、次はアクティの番ね。」
アクティ「ええ!次僕なの~!?熱いのいやだなぁ…。」
闇の次は氷。どうやら属性順に進めているようだ。アクティはさっきアクシスがエアロブレスを放った場所に移動した。
アクティ「それにしても、気楽だなぁ。あのいかつい炎最強種は。」
何やらぶつぶつ独り言を言っているアクティ。するとバローゼの体から火の粉が舞いアクティの角に落ちてきた。じゅ~っと焼ける音がした。
アクティ「あ、熱い~!!」
思わず大声で叫んでしまった。あぁ、バローゼが起きてしまった。
バローゼ「ふあぁ!よく寝たなぁ。ん?あれはさっきのチビじゃねぇか。おい!そこで何してやがる!」
すぐにアクティに気づいたバローゼ。もはやこのままでは溶けてしまいそうだ。
アクティ「あわわわ!えぇ・・・その・・・。」
まずい。アクティが硬直してしまっている。
バローゼ「あぁ?ハッキリ言わねぇとさっきの金のチビみたいになっちまうぞ。」
アクティ「あうぅえぅ…えっぐえっぐ…。」
あまりの恐さにアクティは泣き出してしまった。相手が対属性である以上恐怖感があふれるのも無理はない。するとバローゼはアサギリ達がいる方に気がついた。どうやら何をしていたか状況が詠めたらしい。
バローゼ「ったく、それでも男か?もういいからあいつらのところに戻れ。俺はそろそろ
帰るからな。」
どうやら助かったようです。よかった。
アクティ「うわ~ん!!恐かったよ~!!えっぐえっぐ…。」
アクティはアサギリの懐で泣いた。今回はアサギリも悪い。ちょっとこのトレーニング?は厳しすぎたかもしれない。
アサギリ「ごめんねアクティ。私が悪かったわ…もう泣かないで。」
アクティ「えっぐえっぐ…うん…。」
と、アクティの身体から何かが漲ってくる。
アクティ「あれ?…何だろう。」
アサギリ「これは…精神統一の調べ!」
アクティは精神統一の調べを覚えた。
アクシス「すごいよアクティ!」
アクリュ「あれだけで精神統一を覚えるなんて。」
レッシュ「よかったです!」
アクティ「ありがとうみんな!」
エルム「みんな~ご飯ができたわよ~。」
竜堂院からエルムがやって来た。どうやら食事の準備ができたようだ。
アサギリ「それじゃ私はこれから用事があるから今日はこれでおしまいね。またね。」
そう言うとアサギリは神速に上空へと羽ばたいて行った。
そして数時間が経過した後。
ルク「ふぅ…ったく、時属性のドラゴンを探せと言われてもよぉ…ん?」
ルクが竜堂院に戻ってきた。だが、6匹の幸運種達が見当たらない。
ルク「まさか!!」
ルクは慌てて辺りを探した。すると、どこからか小さな声が聞こえてきた。ルクはそれに気づき声が聞こえた方へと向かった。そこには疲れ果てたように6匹の幸運種達がぐっすりと寝ていた。
ルク「こんなところで寝やがって…まいいか。」
ルクは自分の羽の一部を6枚ちぎってそれぞれの幸運種にかけてあげた。どんな夢を見ているのでしょうか。
第1話 「修練について」 おわり
え~っと、初めてのドラゴンクロニクルの小説を書いてみました。しかし、文章を作るのは難しいです・・・(滅)まずイメージすることが第一ですから、頭の中で考えることが出来なければ、ジェスチャーするのもいいそうです。
読んでくださったかた、感想お待ちしておりますm(_ _)m
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