【中学生の時決めた、自分の道編】
超人気アニメ「はじめの一歩」である。（少年マガジン連載中）
対談形式となっておりますので、
読みづらい点がありましたら、ご了承下さい。
はじまり、はじまり。
【中学生の時決めた、自分の道編】
いっせき：会長、今、サラリーマンって先行き不安じゃないですか、
何か新しい道を決めてこれから突き進む人達に助言って
ありますか？
会 長：いやぁ、俺がどうのってサラリーマンに言ったって大変
だろうし、 俺は中学生の時にボクシングやろうって決めた
から今がある訳で、とにかく俺が一つ思っているのは、
誰も俺がボクシングはじめて、
ボクシングで将来飯を食っていくとはその時誰も思ってない訳
じゃない。
ボクシングはじめた、って言っても回りのみんなは「ふ～ん」
て言うだけだから、俺の中じゃ「踏み出さないとはじまらない！
勇気をもって踏み出せよってことよ！」
勇気をもって一歩踏み出さ
ないと何もはじまらないんだよ！
これを言いたいね。
いっせき：成功者が言っていることと一緒ですね。
会 長：例えばね、もの凄く、くだらない事なんだけど、
宝くじも１枚でも買うと
可能性はゼロじゃない訳だよね。
当たんないからって買わないとダメな訳。
はずれてもゼロな訳。
判る？この差
それと一緒ですべての人に言いたい。
やってみないと、どうなるか判らないんだよ！
これ本当！
例えばね、ケンカが弱くてボクシングやったって強くなれる
訳がないじゃないっと思う奴がいるかも知れないけど、
ケンカとボクシングは別物だから。
ケンカは腹くくった奴が強い。
ただ、このボクシングの世界で見てきたのは、
高校、中学でいきがってた奴がボクシング入門して、
うちのジムの練習生とスパーリングして、
練習生はもう学校じゃ気の弱いいじめられっこ風な奴として
スパーリングはじめると、その威張ってた番長風の人が後ろに
倒れるシーンを俺はいくらでも見てきているからね。
いっせき：当たらないですからね。
会 長：はずかしいなぁおまえなぁ
本当おまえケンカ強いのか？って思って
練習生が得意げになってるのいくらでも見てきたからね。
ケンカ強い、弱いじゃなく、体力ある、ない、じゃなく
すべてはやってみないと何にも判らないんだよね。
これはもう、踏み出さないと何も答えは出ないんだよね。
踏み出さないと何もはじまらない！
いっせき：最後に、会長の近い将来の楽しみって何ですか？
会 長：楽しみ？それはもう一つしかないですよ。
福島をもう一回世界タイトルのリングにあげてやりたい！
もうこれだけですよ。
福島が世界挑戦するのに、みんなが通用するの？通用しないの？
と言うのはいっぱいあると思うんだけど、
いろんなファンの見方があるから。
俺と森川先生の夢として福島をもう一回世界のリングに立たせて
僕らも一緒に世界のリングに立ちたいのですよ。
それは本当、森川先生とジムはじめた時の先生の夢っていうの は、世界タイトルマッチのリングにあがった高橋直人を見たい
んですよ！
って言ってくれたんだよね。
それを負けたけど一回、世界のリングで国歌を聞いた訳ですよ。
俺は先生との約束をその時点で取り合えず守っている訳ですよ。
後はもう俺も世界チャンピオン出したいけど、
一番はお客さんが楽しめるボクサーを育てたいんだよね。
それが一番の夢だね。
練習の合間の対談でしたが、高橋会長のボクシングのかける熱い思いが
伝わったと思います。
その高橋会長と森川先生の熱い想いで育った選手、
福島選手が再び世界のリングへ！
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