MAPLE HOUSE

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アレルギーのページ

~プロローグ~
右京は生まれながらアトピーです。
実は、旦那が結構ひどいアトピーでその体質を受け継いだようですが、
それだけではないみたいです。
私の26年間の食生活や、いろんな環境も影響しているようです。

私の今までの生活といえば、お恥ずかしながらかなりひどいもので、
食生活もかなり乱れていました。
旦那と結婚する前に働いていたときは、飲食店だったため、
もちろんみんながご飯を食べてるときは食べれません。
夕方の休憩で食べて、一日の食事はその1食だけでした。
たまに仕事が終わってからも食べに行ったりしましたが、
その時間は夜中の2時。しかも焼肉とか・・・。
食生活だけでなく、すべてが不規則でした。

そして、大学生の頃は、一人暮らしをしていたのですが、
ほとんど料理はせず、食べるものといえば、 ケンタッキーかミスド
スポーツジムに通っていましたが、こんな食生活じゃ体重が減るはずもなく、トレーナーにはとても言えませんでした。

こんな私が出産したのですから、その影響がないはずはないですよね。
もちろん妊娠して、仕事をやめてからは生活を見直し、
体調もよかったのですが、最近はまた崩れがちです。
今までの習慣って恐ろしいものです。



アレルギーが発覚してから色々な物が食べれなくなりましたが、
逆に、今まで食べたことなかったものも食べるようになりました。
私の今までは、好きなものは大体体に悪いもので、
嫌いなものは体にいいものでしたから、
私にとって除去食とは、とっても体にいい生活です。
お菓子はたまにのり塩か、うす塩のポテチ(他の味は醤油が入っています)を食べるくらいで、
後は食べれるものがありません。
外食も一切できません。
お菓子と外食をやめただけでも、私にとってはかなりの努力です。
体重も妊娠前から 10キロ 落ちました。
自分の健康のためや、ダイエットのためだと、飽きっぽい私がここまでできるわけがありません。
すべて、 子供のため だからこそ、今まで頑張ってこれたのです。
やせたのも、健康な食事ができるのもおまけです。
でも、結構うれしいおまけで右京には感謝しています。
右京がアレルギーじゃなかったら、どんな生活になっていたか、
今では想像の世界ですが、私のことですからかなり乱れていたのは
間違いないです。
何が体にいいか、悪いかも知らずに生きていることでしょう。

アレルギーを治すということは、健康になり、規則正しい生活を送るということです。
薬は補助的なもので、現に右京も徐々に薬を減らし、今では
湿疹が出たときに塗り薬をちょこっと塗るだけです。
一昔前は、こんなにアレルギーという病気は普及していませんでした。
それだけ、現代の生活・食生活が変化しているという証なのです。



いまでも、きれいな顔の赤ちゃんを見るとうらやましく思います。
そして、なぜうちはアレルギーでこんなに苦労しなきゃいけないのだろうと
何度も何度も思いました。
でも、今では、逆に右京がアレルギーでよかったと思えるときもあります。
もちろん、これからもまだまだ苦労することは沢山あり、
その度に、なんでうちだけ・・・と思うこともあるでしょう。
でも、きっとこの苦労は、今まで私が怠けた生活を送ってきた
しっぺ返しかなと思うのです。
「今まで、苦労のくの字も知らないような、親に甘えた生活を送ってきたのだから、これからは少し苦労を知りなさい」
という、神様の思し召しのように思えるのです。
だから、私はここで苦労して、この苦労を乗り越えれば、
きっと神様は、苦労した分沢山の ご褒美 を用意して待ってくれていると信じています。
この苦労で得るものは沢山あるでしょう。
そうやって私は成長していくのです。
右京はきっと私に健康になって欲しくて、私の悪い部分を自分に付けて
生まれてきてくれた。
そんな生活してちゃだめだよって教えてくれた。

「右京、アレルギーを持って生まれてきてくれてありがとう」
そう言って抱きしめてあげるため、私は頑張る。



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