シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

2006年02月05日
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皆様!ただいま帰りました。

沢山の書き込みありがとうございました!皆様の激励のお陰で無事に戻って来られたような気がする、、。(笑)

我が家のワンコ3匹を気持ちよく預かってくれたHちゃんご夫婦にも感謝。

しっかり光合成(←あんこぱんつちゃん命名)してきたので超元気。
初めてのヴェトナム。初めての共産国家の旅。初めて騙された旅。

1月28日(金)

友人達と2時まで飲んだくれ、3時頃からパッキングをして4時に車が迎えに来た。
我がダンナはへべれけで、空港に着いた時点でも酔っ払い。(悪妻も驚く行為だと思うが、、。ど~ですかね?)

午前7時半発ヴェトナム航空でハノイへ。


イミグレの人がフライトアテンダントしているのかと思わせる笑顔のない乗務員。
何となく不安な気分から始まったヴェトナム旅行。

役3時間のフライト。ハノイに下り立つ。いやあ、凄い。
曇りなのかスモッグなのか分からない程に空はよどみ、凄い数のバイク。クラクション鳴りっ放しで,騒音のけたたましい事。気が変になりそう!
反対車線から流れ込んで、対向して走ってくるバイクに絶叫し、クラクションの音に耳をふさぎ、どうにかホテルに着いた。

ハノイの宿泊先はここ。 ソフィテルプラザホテル

良く考えたらヴェトナムも旧正月って事で、何処も閉店。買い物出来ず。
残念!!!

外を散策。5,6キロは歩いた。途中道端でやっている散髪屋さんで夫が残り少ない昭和枯れススキの髪を切った。(笑)
バッチイ感じがしたので、ひげは剃らないように頼んだ。
前の人の鼻毛を切った鋏で、最後に髪を整えられていた夫。


大晦日って事で、夜、カウントダウン後に花火が上がるので奮発してスウィートルームへチェックイン。
部屋から良く花火が見られるらしい。
「今晩外は凄い人が出るので止めた方が良いですよ」とホテルのフロントの方が話してくれた。
でも、、、、。10時前には2人して爆睡。花火の音にも気付かず起きたら朝だった。
奮発した甲斐ゼロ!!!



何処も閉店。数店お店を覗いてみるけれど皆、商売する気ゼロ。
お店に入っても知らん振り。挨拶しても無視。とにかく会話がない。怖い位に無視される。ここまでお客に無視出来るってある意味天晴れ。
共産圏には「サービス」という言葉は存在しないのか???

ここで購買意欲がぐ~んと減る。夫は大喜び。

仕方がないし、疲れたので「こうなったら飲もうぜえ~!」と、お店を探した。
ホアンキエム湖のそばにあるPapa Joeと言うお店で飲む事に決める。
他にあまりお店が開いていないので、外国人観光客でごった返していた。
外に面している場所を確保。ツールに腰掛けるとあっという間に物売りのおばさんに囲まれ「あれ買え、これ買え」攻撃。
「蓑笠を買え」って言われても、、、。いらないんですけどねえ、、、。

で、あまりのしつこさに根負けして、若い姉妹からTシャツを3枚5ドルで購入。(私も負けずに値段交渉したけど)
そのうち1枚は1回着て、脇の下に穴が開いた。(爆)

ここでイギリスから来ていたM氏と出会い、結局話に花が咲いて4時間も一緒に飲んだ。

M氏はジャマイカ出身の奥さんと旅行中。数日前から大喧嘩して別々に行動しているらしい。
散々妻をこき下ろし、いかに気の強い我儘な女性であるかを説明する。
黙って聞いていた我が夫一言。

「家と同じだよ~!」

酔っ払っていたから言えた一言だろう。

イギリスでやっていたお店を売り、家を売り、全ての財産を銀行に預けて2年の計画で世界を旅する計画らしい。
これからカンボジア、インドを回るそう。
最終的にはニュージーランドに住む予定だと言っていた。
因みに、日本にはとっても行きたいらしいのだが「物価が高すぎて行けない」との事でした。

で、ここのお店のオーナーがキーウィー。ニュージーランド人。奥さんはタイ人。
一緒に話をしているうちに、気に入ってくれたのかビールを何本も奢ってくれて、何か申し訳ないような、嬉しいような。
ニュージーランドの話題に始まって、タイやらインドやらカンボジアの話に。
気が付くと テキーラ2本、ビール20本以上 が空いていた!!!

しこたま酔ったM氏は足音がふらつき地面に頭をぶつけた。
そのままフラフラと千鳥足でホテルに帰った。

「酔えば、妻とも喧嘩しないでこのまま眠れる、、、」と、悲しい発言と 支払い を残して帰っていった。

しかし!これだけ飲んで私達が支払ったのは4500円だった!

男2人がしこたま酔っ払っていたのであんなに飲んだのに私は全く酔えず。

夫が靴下を持ってくるのを忘れたので、飲み続ける夫を残して屋台の靴下屋さんで靴下4足購入。
値切って、値切って4足5ドルに。それでも高いと思っていたけれど、開いているお店がそこしかなかったので買う事に決めた。
10ドルしかなかったのでヴェトナムドンで支払い。
米ドルで払っても、ヴェトナムドンでしかお釣りがないという。
お釣りをごまかされると思ったので、換金計算が出来ない馬鹿な私はヴェトナムドンで払った。

が!

払ったヴェトナムドンは20ドル分だった!

兄ちゃんは仕方なさそうに「まあ、良いよ、これで」と私に言ったのだ!

私の馬鹿、馬鹿、馬鹿ああああああ~!!!

ヴェトナムには9種類もお札があって、、。で、、。いつもお金はダンナが計算してくれて、払ってくれて、、。
こんな言い訳をしてもお金は払ってしまったんだ。大馬鹿だよ私、、。
こんな事今迄で初めての経験。ボケ~っとしていた私が悪い。騙された私が悪い。

で、何かおかしいと感じた私はすぐそばのお店のお姉ちゃんに、尋ねてみたのだ。

「このお札、1枚で大体米ドルで幾らぐらいなの?」

「これ1枚が大体7ドルよ、、、」私は3枚も払った!

で、事の顛末を話したら、この姉ちゃん。いきなりこう言った。

「知らない、知らない。私分かんない~!」
そしてお店の奥に引っ込んでしまった。オマエも一味か?


傷心の私は小さな1件のお店に入り、漆器を見ていた。(傷心であっても購買意欲が出てくるところが怖い)

店番をしていた可愛いお姉ちゃんにまたこの話をしたら、こう言った。

「そんなに払い過ぎよ!駄目よ、こんな事!私が一緒に行って交渉してあげる!お金を返してもらいましょう」 と、私の手を引っ張って外に出ようとした。

これで心は決まった。「お釣りは頂いてみせる!!!」

「これは私にとって良い勉強。大丈夫。私がぼけっとしていたのがいけないの」と彼女に迷惑を掛けたくなかったのでなだめた。

お姉ちゃんのその心が嬉しくってそのお店で、漆器の3枚セットを買った。
因みに、最後の日、もう一度そのお店に行ったら、お父さんが店番をしていて、お姉ちゃんが8ドルと言っていた食器を、お父さんは「10ドル」と言っていた。侮れない、、、ヴェトナム。

で、帰り道。その靴下屋さんに行って交渉して兄ちゃんからお釣りをもらった。

バーで飲んでいた夫に詳しく話をして「でも、ちゃんとお釣り貰ってきたよ~!」とお金を見せた。

「シュナ、これ全部で250円位だよ、、」

「、、、、、、、。」 ここまで馬鹿だったか?私。

でも、夫はこう言った。

「シュナの僕に靴下を買ってあげよう!って言う気持ちが嬉しいからさ。だから良いよ。ありがとう。気にしなくって良いんだよ。 ヴェトナムで、偽ナイキの靴下が4足20ドルって凄い買い物だけど良いんだよ、、。」

こんにゃろ~!!!

まだ続く。ヴェトナムの旅。





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最終更新日  2006年02月05日 16時23分33秒
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