ダンドール・男的人形趣味

ダンドール・男的人形趣味

2014.03.08
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前回、MG(マスターグレード)のザクは
メーカーが力を入れているキットだという話をしたが、
その力の入れようを物語るパーツから紹介したい。

下脚のスネから裾にかけてのパーツがそれ。
「パーツの合わせ目のパーティングラインは格好悪い」という、
美意識から出た問題を解決するために、こんな手間をかけた成型をしているのだ!
一体成型だよ、コレ!
この一体成型を実現するためには、金型を少なくとも一つ増やさなければならない。
更にパーツ整形後に金型をパーツから外す時、

まさに情熱が産んだパーツなのである。

  • foot-7.jpg

これだけパーティングラインを無くすために一体成型したパーツなのだから
金型の合わせ目で生じたラインを消さねばメーカーさんに申し訳ない。
下はラインを消す前、上は消した後。
内側はグレーを塗装してある。

  • foot-8.jpg

せっかくだから、別の角度で。
見事な一体成型である。

  • foot-9.jpg

表面をドライブラシして仕上げたところ。
因みに、こんな手間を掛けるのはやっぱり割に合わなかったのか、
Ver2.0では普通の成形方法による分割式に戻ったようだ。
ただし、デザイン的に「ここでパーツが分かれていてもおかしくない」場所で

金型をスライドさせて成形する方法も、パイプ部に採用して
「組み立てやすさ」という点で活かし、引き継がれている。

  • foot-10.jpg

前回作ったエネルギーパイプを組み付けたところ。
ちょっとは存在感がアップしたのではないかと思う。
バーニアは内部メカに取付けられているのだが、

素晴らしい精度!

  • foot-11.jpg

組み上げた脚部を下から見たところ。
ハイゴックではやり過ぎてキモチ悪い出来になってしまったので、
今回は控え目にしてみた。

12年前に発売されたモデルでさえ、僕には感動できる点が沢山ある。
それでもメーカーはプロポーションや組み立て易さなど
完成度を上げるべく、日々努力し続けている。
間違いなく、これは一流の仕事だと思う。
遥かに及ばないが、自分の仕事もそうでありたい。





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Last updated  2014.04.20 19:48:04
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