ダンドール・男的人形趣味

ダンドール・男的人形趣味

2016.08.08
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カテゴリ: B-7.精霊に会いたい
読者の皆様、こんばんは。
早くも今月、8日になってしまいました。
ここ数日いつもよりアクセスが多く、
プレッシャーに押されて、ようやくブログ更新です。
皆さんにお尻たたかれないと進めなくなっちゃったみたいで、ゴメンナサイ。
来月は、もっとハードな奴、お願いします。
(来月まで更新しない気、満々。)

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ほたるは僕の夢だった「精霊」をモチーフにしている。

と、思いたいところだが、次々に「改良」を要求してきて
なかなか完成しない。
ドールと言えども、精霊である。
人間を超えた存在は理想も高い。
ついでに人間の思惑も超えてくるのだ。

まさか、子供的無邪気さで
魅力をアピールしてくるとは思わなかったよ、ほたる君。
ちょっとガッカリしていると、
突然「大人」な顔を見せたりする。

さらに予想を超える展開をみせたのが、
ドラゴンズと山小屋で撮影した日の事だった。


ほたる先生(!)になってしまったのだ!

 ポッパー:「せんせー、カワイー。」
 チュティ:「せんせー、どんなドラゴンが好みですかー?」
 シャーベット:「セ、センセイ、オ、オトコにしてクダサイッ!」



 ほたる先生:「正直な子は、ご褒美に抱っこしてあげましょうね。」




 ほたる先生:「こっちに、いらっしゃい。いい子は皆んな大好きよ。」
 チュティ:「やべッ、いい子じゃないとダメなんだ・・・」
 ポッパー:「オイ、心の声になってないぞ!」



 ほたる先生:「まあ、シャービィったら!
        千年経ったら教えてあげましょうね。」
 シャーベット:「ハ、ハイ・・・」(チョー、コエー! カワイイけど)
         (ついでに名前違うし・・・)(何気に拒否られてるし・・・)


 ドラゴンズ:「せんせー、抱っこのお礼に七色の星、見せてあげる!」


教室の明かりが消えると、ドラゴンズの羽に星が浮かび上がった。

 ほたる先生:「まあ・・・っ!」



いつしか、彼女の目には涙が溢れ、
星々のまたたきが霞んでいくのだった。
(完)





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Last updated  2016.08.08 22:21:10
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