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September 15, 2025
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カテゴリ: ミステリー三昧


 スコットランドヤードに設けられたという設定(架空)の「迷宮課事件簿」シリーズの短編集第二弾です。
 迷宮入りしてしまった様な事件を3ヶ月~3年先に思いがけない証拠をつかんで解決する話で、犯人目線の倒叙ミステリー。探偵役のレイスン警部より犯人に肩入れしてしまうくらい、犯人側の心情がしっかり書かれています。

 オースティン・フリーマンから始まったとされる倒叙ものは、クロフツを経てロイ・ヴィカーズに至りました。現代では「刑事コロンボ」「古畑任三郎」シリーズが有名です。

 表題作の『百万に一つの偶然』は、まさにあり得ないような偶然が手がかりになります。


​ クロウチは、関係がこじれてしまった学生時代の友人ストレットンの家のあたりをふらっと訪ね、ばったり顔を合わせてしまいました。ストレットンは、前妻レオニーの遺産相続のため、必要な書類をクロウチに要求してきました。
 クロウチは彼と飼い犬のマスチフ犬と共に自分のコテッジに向かいますが…。

 事件後3ヶ月を過ぎたところで、クロウチの犯行は明らかになってしまいます。飼い主とともに殺して埋めたはずのマスチフ犬が現れた??

 マスチフ犬は番犬・闘犬として飼われた大型犬で、力も強い種ですが、2017年に英国内で107匹という頭数しかいない絶滅危惧種です。ヴィカーズの時代は作品内で「国内で9頭しかいない」と書かれています。このマスチフ犬の希少さが事件解決のヒントになります。
 迷宮入りまで後一歩というところで、警察側の見事な1本がきまります。


     参照元:ロイ・ヴィカーズ 宇野利泰・訳『百万に一つの偶然 迷宮課事件簿2』
         グーテンベルク21





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Last updated  September 15, 2025 12:00:23 AM
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