60ばーばの手習い帳

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November 12, 2025
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カテゴリ: 読みたい本




 3人ともに70歳を超えて年間60という数のライブをこなすというThe Alfee。メタボと無縁なスリムなボディーに、熱量の高い演奏と歌唱を聴くと、尊敬しかありません。私は学年でいうと3人の3つ下、今の目標は目指せAlfeeの元気!です。

 ロックとは無縁で、うるさいだけの音楽(ごめんなさい)としか思ってこなかったのですが、YouTubeで流れてきた「白夜」とその英語版に魅せられてしまいました。キングギドラ(ドラゴンですか…?)のような衣装の羽をびらびらさせてギターを抱えて横に跳ぶ高見沢さんの映像に固まりながら、深みにはまってしまいました。

 3人3様のヴォーカルも好きで、どこか昭和の親しみもある音楽と詞にも惹かれ、毎日聴きまくっています。
 The Alfeeの音楽の作詞・作曲のほとんどは高見澤氏が手掛けられたんですね。



 『音叉』は、雅彦が大学生にして3人の仲間とバンドデビューするまでの話。雅彦のバンドはThe Alfeeがモデルではありませんが、雅彦のバンドがスタートラインに立った時代はThe Alfeeの出発と同じ時代です。

 何が高見澤氏を動かしたのか、「おれたちの時代を忘れないで」と歌う時代がどんな時代であったのか、を解くkeyがこの小説にあるのではないかと思って『音叉』を手にしました。

 難しい。ロックバンドや音楽の名前を聞いても全くイメージが浮かばない。「歪んだAの弦」「高いE弦にクリーンな音」なんて表現で、音が文字の間に織り込まれている部分も。

 音叉のイメージはわかる。錆びた音叉、鳴らない音叉、不協和音を奏でる黒く巨大な音叉、永遠に続く時間の環のように鳴りだす音叉…。

 作品の背景である、1960年代末から1970年前半にかけての時代を生きてきた人なら共感できる部分もあれば、時代は違っても少年から青年期にかけての揺れる心情に共感できる部分もあると思います。

 文学作品を読んで、音楽を聴いて、何か感じるということは、自分の中に共鳴できる音叉をもつこと。共鳴できる音域が拡がればもっと人生は豊かになるはずです。









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Last updated  November 12, 2025 12:00:10 AM
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