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神経内科

だんす 神経内科


9月14日。

ベッドが空いたので大学病院の神経内科に入院することになった。
何の病気かわからない、いつ治るかもわからない、、、、
そんな状態で入院するのは不安でいっぱいだった。

でも、治療のことよりなにより一番嫌だったのが、
入院中は夫にあえないことだった。。。
夫にすごくなついている?私にとって、
夫と離れるのはとってもつらいことだった。



●神経内科で思ったこと。

神経内科には、
普通の内科とちょっとちがう、
あまりメジャーでない病気の患者さんたちが入院しています。
パーキンソン病の人が多かったような気がします。
もちろん、私と同様に筋肉の病気の人もいました。
筋肉の病気の場合は、「筋肉=運動神経」なので、
神経内科ということになるみたいです。

神経内科の入院患者さんは、
一見、健康な人に見え、どこが病気なのかわからない人が多いのですが(私を含め)、
その中には難病といわれる病気の人も多く(私を含め)、
現代の医学ではまだ根治する治療法方がなく(私を含め)
効くか効かないかわからないけど、
望みをかけて治療されてるかたが多かったように思います。

だから、外見とは裏腹に、
みなさん精神的な不安をすごく抱えていらっしゃるのです。

この病気は治るのかしら・・・将来の不安・・・

患者さん同士でよくお話した内容は
「いかにして、病気とうまく付き合っていくか」
ということでした。

一生、今の病気と付き合っていきていかなければならない人が多いので(私も含む)
どうしてもそんな話題になるのです。
そんなことを話しながら最後にはウルウルと皆で泣いてましたっけ。



それまで、『病気=治療をすれば治る』と考えていた私にとって、
『一生病気と付き合っていく』という考え方は、
ショッキングな事実でした。
こんな病気の世界があるなんて知らなかったよ・・・




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