万座温泉ホテル→家路

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2007年08月19日

８月１９日（日）晴れ
寝不足が続いているが５時ちょっと前に目が覚めた。朝食の前に温泉に入ることにした。車椅子を押して長寿の湯に向かう。私はチェックアウトの前にもう一度入るつもりだったので、早めに出て父を待った。６時からの早朝散策にも参加する予定だったが、父が出てこないので諦めかけたところ父が出てきたので、フロントにお願いして父を４階まで連れて行ってもらった。

日が差し込む前の爽やかな空気がシャワーのように全身に降り注ぐ。ホテルの方が拡声器を持って詳しく説明してくださる。
１５００メートルぐらいまでは白樺でそれより標高が高くなるとダケカンバ（岳樺）に成るそうだ。ノリウツギ(糊空木）の名前の由来、ゴマナ、ハンゴンソウ(反魂草…仏前の供花として用いられ、死者の魂を呼び戻すとされている。）、ヤマハハコ、ヤナギラン、クサフジなど。牛池では、カルガモが目を覚ましたばかりだった。白い煙を上げている万座空吹も印象的だった。
朝食は昨夜と同じ場所でバイキング形式だった。体に優しい食品ばかりで安心していただけた。中でも古代米のおかゆ、ブルーベリーのジュース、豆入りヨーグルト特に印象に残った。

部屋で父は８チャンネルを私はカメラを持って長寿の湯に向かう。
露天風呂に行き、そこから見える火山の地形を何枚か撮る。
１０時チェックアウト。伝統あるかけ流し温泉の素晴らしさを十分に満喫し、ホテルの従業員の皆様の温かいお心遣いに感謝しながら万座温泉ホテルを後にする。
長野の須坂方面に車を走らせる。途中、右側に笠岳見えた。しばらく下ったが、また戻り、浅間白根火山ルートを走った。

ここで父のトイレタイムの間観音堂と埋もれた石段等の写真を撮る。
この後、浅間のほうにまで行こうとしたが、歩けない父は帰りたそうだったのでＵターンして帰ることにした。帰りは疲れたのか助手席に乗っている父も冷や冷やしたようだ。
吾妻郡原町のこんにゃく茶屋で遅い昼食を摂る。（１３：５８）
最初に蕎麦湯と一緒に出されたものが蜜豆かと思ったら、こんにゃくのデザートのようなものでした。ヘルシー思考の現代にはアイデア料理だと思いました。天ぷらそばも美味しくいただきました。
１５：００　実家着

父は、家族とでなければ今回みたいに出かけることは出来ないといっていた。弱気になりがちだが、気持ちを強く持って長生きして欲しいと思う。

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