2003年09月13日
カテゴリ： カテゴリ未分類
おいらが愛してて・そのお方もおいらを愛して下さるなら、男だろうと女だろうと歳が離れてようと構わないって意味です。
ですからあくまで「愛 し 合 っ て い る な ら」の話です。
一方的に好きでも、一方的に好かれてもこの考え方は無効なんです。
「自分もそう思う。人間同士だもんな。」と賛同したお方がいます。
しかし、このお方「愛 し 合 っ て い る な ら」と言う部分をさっぱり認識していません。
はい。例によって「こおいち君」です。
「ね～ね～お酒一緒に飲もうよ～」としつこかったですが、逃げてきました。
自分のＨＰ更新の方が大事です。
２００２年の１１月ぐらいにチャリ通勤するのが寒くなり、徒歩で会社へ向かう途中のことでした。
「お～い！ぎが～～～！！」と後ろから呼ぶ声が。
おいらにおっさんの知り合いなど居ない。つか会社に急がないと。
振り向かず歩き続けるおいら。
おいら物凄く歩くのが速いんす。競歩っすよ競歩。
きっとデューク更家にも勝てる。
「おい！ぎがだろ？」腕ガシっ！なんだこのおっさんは！？
「俺俺。ほら○○○○（←当時経営してた店）の！」
「ああ・・・え～と ○○さん？」
オレオレ詐欺か。
最後に店で逢ってもう１０年以上たっている。なんだこの慣れ慣れしさは。
「さっき見かけてクラクションならしたんだけどお前さっさと行っちゃうし、おまけに公園に入っちゃうからよ～。車置いて走ったべや」
「お久しぶりですね。おいら会社行く所なんで。それじゃ！」
おいらのカンが危険を感じた。こいつって確か悪党だった。ような記憶が。
「携帯くらいおしえろよ」
いや持ってないから
「じゃ家の電話書いてくれ！車で会社まで送るから」
この時間は歩いた方が速いから良いっすよ
「遠慮すんなって色々話したいし」←したくないって
のこのこ車に乗ったのが運のつきであった。
後日ＴＶブロスの占いに双子座の注意日「最低最悪の人物に逢う。逃げろ！とにかく逃げろ」と書いてあるのを発見。
遅いよ ありえ～る・ろどん。
結局渋滞で会社には遅刻。当初からありがた迷惑な奴だ。
歩いた方が速いんだって言ってるのに。
そしてその夜。朝の不愉快な出来事も忘れ、焼酎飲みつつパソコンで遊んでいると…
電話が。なんだよ今チャットで盛り上がってるのに。
「ぎが？なんだ酒飲んでるのか？ウチで一緒に飲まないか？」
「いや今ネットやってるとこだから」
今から服着て出かけたくないって。
「久しぶりに飲もうぜ～迎えに行ってやるから」
人の話を聞け。
「おまえの部屋○○○マンションだって言ってたよな。着いた。」
着くな！
最初っからおいらのプライベートタイムはどうでも良いこおいち君。
チャット落ちてパソコン閉めて、大慌てで外に出ます。大迷惑。
こおいち君の部屋はホント近所で１０分も歩けば着く所でした。
あ～あまだサイトの巡回してないのに・・・今日の「母さん」「ゴブ僕」見たかった。。。
部屋に入ると料理が何品も作ってあります。サラダだのパスタだの焼き魚だのオムレツだのテーブル一杯です。
「お前が来ると思ったらもう嬉しくて張り切りすぎちゃったよ」
いつ今晩飲みに来ると言ったゴルァ！！
おいらの選択の余地など最初から無かったようです。
つーかヤバイよ？このおっさん。
おいらのススキノマニュアルが頭の中で猛スピードで検索を開始します。「電波・ヤバイ・勘違い・対処法・・・」
（とにかく逆らわず笑顔で応対が一番だな。こういうのは機嫌損ねてキレた時が恐い。ある程度付き合って満足させて、スキを見てトンズラだ。よしこの作戦で行こう。）
「今 氷割るから。テキトーに食っててくれよ」
おいら水割りダメなんだよなぁ・・それに飲む時は食わないのに・・
いや逆らうのはマズイ。
ああ明日は下痢確定・・・
「日本酒もウィスキーも好きなの飲めよ！あワインもあるぞ！」
好きなの無いじゃん！！！
おいらギルビーズジンか焼酎なんだけど・・・
ことごとく裏を行くこおいち君。
ヤケクソで出された料理を食うおいら。「おいしいよ！これ」
こおいち君の話に楽しそうにするおいら。「そうだねその通り！」
とっても嬉しそうなこおいち君。
「ぎが 大人になったな～ あんな生意気なガキだったのに」
「昔のお前はうるさかったし世間知らずだったのにな～」
ムカつく事を言われても我慢です。
実際１８才のガキだったし札幌で一人暮らし始めた時の事です。
もう時効だ。
ありがたいのはこおいち君は料理が上手であったと言う事か。
その時の話によると…連れ子二人の奥さんと授かった赤ちゃんとのにぎやかな生活のこと。奥さんに引き取られた初めての娘のこと。逢わせてもらえなくて寂しいとのこと。人に裏切られまくって自己破産し車で生活していたこと。かなり悲惨な離婚劇の後、ひどく精神的に落ち込み、やっと再起を果たして、今の建築会社で営業部長をしているとのこと。
そんな時おいらを見つけ、こんな楽しい酒を飲むのは久しぶりだとのこと。
「なあ ぎが。時々飯一緒に食ったり、酒飲んだりしようぜ。お前と居るとすげえ楽しいわ。こんなに笑ったのも久しぶりだ～」
「そうっすねー近所だし。」
「敬語じゃなくてタメ口で良いって。俺とお前の仲なんだし」
どんな仲だ。
おいら基本的に酒を飲むのは眠るためです。不覚な事にこおいち君宅でそのまま寝てしまいました。
チャラララッチャラ～～ン♪「二日酔い～～～～」
次の日 頭痛いです。意識もうろうです。
気がついたら車に乗せられＧＥＯに居ました。
「おい ぎが！どれが良い？」何の話だ・・？
「今日はビデオの日！だろ？一日中ビデオ見ようって言っただろ？」
言ったのか？？確かにおいら土曜日はビデオの日だが・・・
「ん～～～じゃエヴァンゲリオン。」
こおいち君エヴァンゲリオン全巻借りやがりました。いくらサービスデーでも良いのか。つか四捨五入して５０歳。
レジのお嬢ちゃん「新世紀エヴァンゲリオン１～１４と劇場版・最終話・でよろしいんですか？」
そりゃ不安にもなろう。中年と初老のオッサンがエヴァだぞエヴァ。
ま 金払うのこおいち君だし良いか。
「○○さん こんなに借りて見るの？見ても面白くないとおもうけど」
「おまえと一緒に見るんだもん♪俺マンガのビデオ見たこと無いから楽しみなんだ」
え゛？
土曜日だし休みだし久しぶりにエヴァ見るのも良いか・・
残酷な天使のテーゼ。悲しみがそして始る。もうおいらが補完されたいです。死にたくない。死ぬのは嫌。
結局丸一日かけて全部見ちゃいました。「気持ち悪い・・」。
エヴァ説明してたら夜になってしまいました。そしてまた酒です。明日一緒にビデオ返しに行こうってことで。一人で行けよ。。
「マンガ面白いんだな～お前と居ると新しい事ばっかりだ。」
こおいち君嬉しそうです。
「アニメ」と言え。つか会って２日目だろ。ああきっといつものチャットでは
今日ぎがちゃん来ないねとか言われていそう。能天気なこおいち君
「ぎが！肴何が良い？冷蔵庫の中のモン見てくれよ」
肴なんておいら食わないんだって。今日ずっと下痢してた訳言っただろ。食いすぎたからだって。料理なんて作らなくて良いから・・
いかん！ここで機嫌損ねては苦労が台無し。刺されたら困る。
相手は自宅も会社も知っている。逆らっちゃヤバイ。
前日と同じ応対するおいら。ますます楽しいこおいち君。
思えばこの時のやり取りで言ったのでしょう。
「おいらは愛し合えれば年齢も性別も関係無いと思う」と。
チャララチャッチャラ～～ン「二日酔い２」
気が付いたら１００円ショップでした。
聞けば
「お前の茶碗と歯ブラシいるからな～～」
「下着の換えもいるよな」
いらん。どっちもいらん。
「これから一緒に暮らすのに不便だろ？」
暮らさない～～～～～～！！！
酒残ってるおいら反撃力弱すぎでした。なんの話してるの？
「二人で娘を育てるとしたら、お前にならまかせても大丈夫だし。俺が働いてる時お前が遊んで。○○（←子供の名前）も ぎがにはなつくと思うし。」
ちがう～～～～～～～！
つか二人でってなんだ二人でって。
「男とか女とか関係無いんだよな。俺お前に言われるまで俺気つかなかったよ。」
違う～～～～～～～～～
「俺、娘引き取ってお前と暮らす」
だからそうぢゃなくて～～～～～～
おいらが先にギブでした。
こんなに精神的な攻撃を受けたの初めてです。
ちょっとの事ならしゃーない事でも。。。
積み重なると緒が切れます。
続き・・・聞いてくれる？
酔って来たからもう寝ます。。。「
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
PR
コメント新着
© Rakuten Group, Inc.
