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先日、当社に材料を供給してくれている墨田区
にある伸線メーカーに担当課長と訪問
しました。用件は、顧客からの材料費値下げによる
価格改定要求が激化してきたこととお互いの近況に
ついての社長様との情報交換でした。その会社は
大正4年創業の老舗の伸線メーカーで、自動車向けを
中心としてバネ材やねじや金属製品の圧造用炭素鋼線
を専門にご商売をされています。完全なオーナー企業で、
今でも94歳になる会長様は、毎朝工場を一回りされて
昼過ぎにはお帰りになるそうです。毎回、訪問すると
感心するのが、その会社の社長・社員の方々の人柄や
会話の質・建物色んな面に何かうまくいえないのですが、
老舗つまりブランドとしての重厚感を感じています。
330名の社員もすべて正社員だそうで、今回の大不況に
ついても週3日休みにされるなど苦労をされてきたようでした。
但し、一人の首も切らずに何とか持ちこたえてこられ、
ピーク時の6,7割まで回復してきたと社長はおっしゃっていました。
賞与の話題になりましたが、今回の場合は、一時金というより
「生活給」としての観点で考えるのが、良いのではないかとも。
やはり、この会社は何か強さがあると満足をして、会社を
後にしました。
先程、群馬で食品会社を経営している友人から、中国視察の
メールが飛び込みました。中国マネーは、食品の分野でも
どんどん海外企業を買収をして人・方法・建物等、
様々なものを瞬時に手に入れているそうです。
先程の会社さんではありませんが、何かお金では
買えないもの、絶対に模倣できない組織力、
マニュアルには表現できない伝統の技を持ち、
そう簡単には他からの追従をうけさせない重みを
是非、身に着けなければならないと痛切に感じます。
(訪問した伸線メーカーの玄関に展示してある
昔の伸線機の写真をのせます)
