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Update日経ヴェリタス見ると、米FRBが招いた原油高(08/5/28) 米議会は原油高を巡り誰かを処罰しようと考えている。手の施しようがないとも思える急激な値上がりだが、腹を立てるのは待ってほしい。原油は本来なら1959年の水準より安いはずであり、しかも価格を上昇させたのは米政府当局だとの見方があるからだ。過去50年の原油価格を通貨供給量(マネーサプライ)の指標であるM3の増加を考慮に入れて分析したところ、相場高騰で特に責められるべきは米連邦準備理事会(FRB)であることが明らかになったという。 「マネーサプライを急増させ、それによってドルの価値を低下させた。原油高を招いた責任はもっぱら米政府にある」と指摘するのは、カナダで投資会社クランベリー・キャピタルを運営するポール・ヴァン・エーデン氏だ。インパクトある記事なんだが、ココまで言っていいんかい?と言うのが正直な感想、みんなが言いたくても言わないのに、このポール・ヴァン・エーデン氏をチェックすると、Paul Van Eeden HomePageはあるのだが、レポートは有料で見れない、 しかし、(奇跡的に)Videoがあった、 Oil Crisis: Blame It on the Fed? Discussing whether the Fed is to blame for the current oil crisis, with Paul Van Eeden, of Cranberry Capital, and CNBC's Steve Liesman. (オイル危機、政府の責任は、)http://www.youtube.com/watch?v=iwAHnpIR8is Last Update: Wed. May 28 2008 23 00 To paraphrase, Paul van Eeden said "The numbers don't lie, your government does, and inflation (the increase in money supply) is the root cause of the increase in Oil price" ポールいわく、「数はウソをつかない、しかし政府は平気でウソをつく、(FRBの)マネー過多供給によるインフレこそが原油価格高騰の元凶だ」と、アノCNBCでこれをオンエアーしたのは、奇跡に近い、それともFRB(財務省)の報道管制が効かなくなってきたと見るべきか、マッ、何であれ、これが公共の電波に乗ったことの意味はでかいと思う、 現在のFRB理事の不在といい、バランスシートのスクラップ化といい、FRBは末期症状を示しているのではないか、案外、脆性破壊のトリガーはココだったりして、次回CNBCでのPaul van EedenのDiscussion相手は、財務省のポールソン長官を強く望む、スキンヘッド対スキンヘッド、絶対視聴率を取れる、(追記)石油価格暴騰のカラクリより、抜粋で、本当に何の規制もないのだろうか? 実は、米国には、議会が設けた「一次産品の先物取引委員会(CFTC)」という先物取引を規制する機関が存在する。そして、これは「一次産品取引法(CEA)」によって運営が定められている。CEAは「一次産品の先物取引が、過度の、不必要な取引の重荷となる」ことを禁じている。そして、CFTCにこれを監督する権限を与えている。2006年6月27日、米上院に提出された報告書には、石油先物取引について次のように述べている。 「これまで、米国のエネルギー先物取引はCFTCによって、価格投機が行われないように監視されていた。2001年12月、エンロン社事件をきっかけに制定された規制であって、その代表例がニューヨークのNymexであり、CFTCに監督されていた。 しかし、最近、石油取引の分量が激増し、さらにそれが規制のないOTC の電子取引で行われるようになった。これをFutures look-alike(先物に準ずる)取引と呼ぶ。先物市場はCFTCに監督されるが「先物に準ずる取引市場」のほうは、規制されないというところにある。なぜなら規制を受けないOTC電子市場で取引されるからだ。電子市場の取引は、記録を残すことを義務づけられていない。 しかも、2006年1月、ブッシュ政権はCFTCがエネルギー市場の電子取引では先行しているロンドンのICE先物市場に米国内での取引をリンクするのを許可した。以来、WTIものの取引を含めて米国の原油先物取引をロンドンのICE先物市場で行うようになった。それ以後、米国の石油、ガス、ガソリン、暖房用の石油の先物取引はCFTCの規制を免れている。」 CFTCがこのような脱法行為を見逃しているのは、理由がある。Nymex のJames Newsome現社長は、CFTCの元議長であった。 高い石油価格は、以上のべたように、先物取引の投機によるものであり、しかも大西洋越しのニューヨークとロンドンの両先物市場の協力による脱法行為によるものだ。これによって儲けているのは、巨大石油資本、巨大金融機関、ヘッジファンドたちである。北沢さんもよくご存知だな、原油先物の取引がNYではなく、ロンドンであるところ、OTC(Over The Country)電子取引には記録提出不要、さらに、先物取引所NYMEXの社長は元CFTC議長、これで資金供給がFRBなら、まさにPPTのTeam Playジャン、ついでにCTAのNK先物(債券先物)もこの視点で見るとわかりやすいかも知れない、 大証の投資部門で外国人枠になるHFは規制外、 (HFに"規制"は禁句らしい、)*アノPPTは、不思議なことに911やエンロンでアレだけの取引をしても発注者の名前がないイワユルNo Name Buyerだった、 NKもアレだけの取引がありながら、はっきり誰が売買しているか不明瞭、憶測で意味不明なCTA(商品投資顧問)が出てくるぐらい、それがまかり通るところがすごいというか、なんと言うかーー、逆に、誰がやっているかが見えてきて、変に安心したりもするのだが、
2008年05月31日
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昨日、中小の金融機関が相当まいっていることを紹介したが、 眠いまなこをこすって、今朝、メールBoxを見ると、Bank Closing - First Integrity Bank, NA, Staples, MN 2008年5月31日 7:12:10On May 30, 2008, the FDIC was named as receiver for First Integrity Bank, NA, Staples, MN by the Office of the Comptroller of the Currency (OCC). All deposits were transferred to the acquiring institution; for further information, please visit the FDIC web site: First Integrity Bank, NA (www.fdic.gov). いっぺんに目が覚めてしまった、FIBankが破綻したと、あのFDICのメールサービスが、チャンと機能していたのだ、このFirst Integrity Bankは昨日のReggieのBest32以外のBankなので、ある日突然のBankruptcy(破綻)が今後も出てきそうな感じ、で、昨日のNYを見ると、Dowは‐7でわずかに陰線引け、びみょーーなのだが、上記破綻情報とあわせ、週明け、ドーなるか、今だが、私の頭の中にはフト、ハインリッヒの法則が浮かんできた、ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)米国のハインリッヒ氏が労働災害の発生確率を分析したものです。ビジネスにおける失敗発生率としても活用されており、例えば1件の大失敗の裏には29件の顧客から寄せられたクレーム、苦情で明らかになった失敗がある。さらにその裏には、300件の社員が「しまった」と思っているが外部の苦情がないため見逃しているケース、つまり認識された潜在的失敗が必ず存在するといえます。このハインリッヒの法則からの連想で、これも面白い、■割り箸の法則とハインリッヒの法則ハインリッヒの法則とセレンディピティーがプラスとマイナスの表現の違いで共通項があると思われるのは、実はこの点にあります。数千の不安全行動や不安定状態を感じるためにはどうしても、常日頃の旺盛な好奇心と深い認知力と洞察力が必要とされる。私たちが子どもの遊びを考えるときは子どもが元気で楽しくのびのびと遊んでいれば下手なサポートはいらない。逆に不安全行動・不安定行動の状況にあるとき、それをどのように健全な方向に向けさせようかと考えるときが多い。そしていろいろなチャレンジや実験をする。そこで思わぬところから予期せぬ偶然の発見が出てくる。これはまさにセレンディピティーそのものではないか。ハインリッヒの法則は失敗確率だが、セレンディピティーは幸福確率だと、これは使えそうだ、参考)セレンディピティ 、セレンディピティ その2 、"待つ" ということ
2008年05月31日
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今日は長かった、先週、追加で売った分は買い戻した、結局、オリジナルの売りポジだけが残っている、マッ、 これはこれで自分では感じるところがあるのでイイのだが、やはり自分は強欲の塊なんだなー、というのをつくづく感じる、今日切ったポジは明らかにオリジナルとは性格が異なった、「もうけたれ」でやったら最後だ!トレード、投資は本当にSpiritualの世界だと思う、"ココロに余裕があるか、静かな確かさがあるか、"これのほうがチャートや、各種情報よりもはるかに精度が良かったりする、今、NK先物で暴れているCTA(HF)の国籍は、ひょっとすると雲の上にあるのかも知れない、私を先物で訓練するために天から遣わされた、 ナーンテね、さて、今朝方、FRBからは例の緊急貸出しの速報May 29, 2008が出た、(続)Discount Window参照)これ見ると、ナント、911を抜いたという5/15の週をさらに上回っている、中小金融機関はやはり苦しいのだろう、又、Bloombergでは、直近10ヶ月の銀行の削減数を発表している、世界の大手金融各社:サブプライム関連で削減 ... 5月27日(ブルームバーグ):世界の大手金融機関各社は、住宅ローン関連の損失や評価損が3830億ドル(約39兆9300億円)に拡大するなか、過去10カ月で計8万3000人の従業員を削減した。 このうち(日本では報道されていないが)KeyCorpという銀行が、一昨日、4月に発表したばかりの1Qの利益見通しをローン債劣化で大幅に下げたため、株価が急落、住宅価格の下落、不良債券の処理が響くのは、大手もさることながらKeyCorpのような中小だろう、Reggieは危なそうなBest32を上げて公開している、Wells Fargo - Popular Inc - SunTrust - KeyCorp - Synovus Financial Corp - Marshall & Ilsley - Associated Banc - First Charter - M&T Bank Corp - Huntington Bancshares - BB&T Corp - JPM Chase - U.S. Bancorp - Bank of America - Capital One - Nara Bancorp - Sandy Spring Bancorp - PNC - Harleysville National - CVB Financial - Glacier Bancorp - First Horizon - National City Corp - WAMU - Countrywide - Regions Financial Corp - Citigroup - Wachovia Corp - Zions Bancorp - TriCo Bancshares - Fifth Third Bancorp - Sovereign Bancorp 各種指標ナドもあわせて公開、Read More... Read More... ココで目に付くのがWells Fargo、今日の記事でさっそく特集していた、(よう調べているな、感心するわ、)Read More... FDICは昨日、貸倒総額を発表、同報告書によると第1四半期中に計上した貸倒引当金は過去最大の371億ドルと、前年同期(92億ドル)の4倍に増加、昨年第4四半期(313億ドル)と比べても18.5%増加した。さらに、米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁は、28日、米連邦準備制度の資金供給と引き換えに、投資銀行への監督強化を呼び掛けた。経営破たん時に投資銀行を閉鎖するシステム作りなどを含むという。 FDICはすでに破綻に備え、人員の補強を済ませている、但しFDICは助言止まりがたまにキズ、権限がない、これからがイヨイヨ本番なのだが、上げ続けるNKはドーよということで、ココは純和風に、ローソク足なんかで見てみよう、 (NKは形が気になるので、チョっとほっといて、DJで、)次にローソク集を見ると該当しそうなのが、下げ三法 、「下落途中に大陰線が出て,翌日から三本の陽線が連続するが,先の大陰線を抜けず,はらみで終わる。底入れのサインではなく,売り方の買戻しにすぎない。次の日,安寄り陰線となるのをみて,追撃売り。」ちなみにDJは下落途中の上げ三日で、まだ陰線が出てない、今夜の動向が上の「下げの三法」の行方を決める、(出なけりゃ出ないで又考えよう、)では皆さん、よい週末を、私はこれから、プールへ、(追記)ABXが来てんジャン、 こりゃ、月曜日だな、あとBKXも、
2008年05月30日
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今日の昼はウォークの途中、ハーバーレストランで、日経新聞をつまみに、いつものランチ&ビア、その日経の広告にあったのが、「悩む力」、姜尚中(カンサンジュン)著本の中身は見ていないが、ピンと来た、人とは悩む存在である、悩みを否定するな、悩みを楽しめ、と勝手に連想が走る、で、ハーバーからの帰り道、悩みがやってきた、「今日の午後のNK先物は大丈夫かなーー、 午前中随分上げてたからな、」すると、声がする、「悩んでドーする、上がったら切る、下がったらほっとくだけ、」ナルホド、確かにその通り、悩みに自分を引き渡す必要などない、トレードはタンタンとやればいいし、今はウォークを目いっぱいユックリと楽しめばイイのだと、おかげで、いつものユックリウォークが楽しめた、さて、そのNK225、最近、新聞をにぎわしているのがこのくだり、日経平均先物、一段高--「債券先物売り・株価指数先物買い」で 27日後場中ごろの日経平均先物6月物は一段高。前日の大引けと比べ210円高の1万3900円と前場の高値(1万3890円)を上回った。債券市場で先物中心限月の6月物が後場に下げに転じており、「CTA(商品投資顧問)による債券先物売り・株価指数先物買いの裁定取引が入ったことが日経平均先物の上昇に影響した」(東海東京証券の倉持宏朗エクイティ部長)という。〔NQN〕(14:01) http://www.nikkei.co.jp/news/market/20080527m1AS3L2703X270508.html または、チョっと前の記事だが、日経の行方 / 2008年02月23日かつて「株は債券と為替の裏番組になってしまった」と説明したことがありますが、22日の日経の「マーケット総合1」面にもある通り、ここずっと株価は債券とほとんど逆相関となっています。債券先物が上がれば、日経平均先物は下がる、というように日経平均の変動要因のほとんどを債券先物で説明できます。世界的な景気減速→金利低下シナリオで、債券買いがメインシナリオとなりやすく、「債券先物買い/株価指数先物売り」で裁定取引をやっている訳です。欧州系の証券会社の手口で、CTA(コモディティ・トレーディング・アドバイザーズ)などが中心とされます。CTA(商品投資顧問)、そうHFによる債券(国債先物)と株式先物(NK225)の組み合わせ取引なのだが、 これって裁定取引なのだろうか、先物と現物で割高なものを売って割安なものを買えば、裁定が効くのだろうがーー、と、こんな記事があった、藤井英敏のつ・ぶ・や・き:5月12日分このように株先が上がると債先が下がり、株先が下がると債先が上がるというパターンとなっています。つまり、「債券先物売り+株価指数先物買い」が入ると、株価指数先物が割高になり、裁定買いが誘発されるという需給が継続しているのでしょう。なお、東証一部の売買代金は2兆392億円に過ぎません。前述の「債券先物売り+株価指数先物買い」が本日のような薄商いの中で続く限り、株式相場は崩れ難いでしょう。しかし、債券先物の建玉は9日現在9兆2111億円まで減少しています。6月物が中心限月になった3月10日以降、建玉は4月3日に13兆826億円まで増加後減少に転じています。相当量の債券先物の転売(決済)が出たようです。将来の買い予約である売り建玉が大幅に減少したことで、「債券先物売り+株価指数先物買い」による相場押し上げ効果は、4月相場に比べれば、メチャクチャ小さくなっているとみておく必要はあるでしょうね。 http://blog.fujii.orix-sec.co.jp/archives/65030455.html ココでは、債券売りで、株先の裁定買いとある、ナルホド、これなら納得、債券先物売りを株先物買いのブースター役にしているわけだ、で、これを仕掛けているHF、とにかく素性がわからないくせに大証株先の売買代金の半分以上を占めている、(外資系証券会社は別よ、)規制がないゆえに暴れ放題、ファンダメンタルは関係なし、ボラを高めることが目的だからたちが悪い、で、これを指揮するのがDOW先物と来る、 NKやSGXが終わるとさっさと下げて手仕舞いするし、この下げそうな時期に集中して現れてきていることを考えると、なんとなくミニPlunge Protection Teamじゃねーのなんて疑っても見たくなる、 HFの資金供給元は銀行で、その銀行のーー(あとは想像ネ)、明日は月末で、まもなく6月なわけだが、すでに米国債10年物は金利4%台へ突入、BKXは昨日、一時75を切っていた、もうお忘れかも知れないが、例のウェインランド氏の警告(4/3)は、「ペンテコステ(5/11)が過ぎるまでは何も起こらない」、で5/12に四川地震が発生、そしてTalkSportラジオトーク(4/10)で、「4/17以降45日目から90日目までに第二のラッパが吹く」と、マッ、これは個人の警告なので頭の片隅にでも置いておいて頂ければ結構なのだが、その45日目は6/1である、
2008年05月29日
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3月シラー指数で14.1%の落ち込みを見せた米住宅価格、サマリーをNYTから、春のセールス(中古)が相変わらず振るわない、(左)しかも、在庫は高水準、(右) 昨年1Qと比較しての各州の販売の落ち込み度、西海岸が突出している、これはよく出来てる、 各都市をクリックすると、住宅価格の前年度比率の履歴が一目でわかる、観光地の衰退が目立つなーー、祇園精舎の鐘の音、勝者必衰の理あり、か、
2008年05月29日
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松藤さんとこ、"米国株、大暴落の予兆あり!"UPDATE 2008.05.27ってあったんで、Bobのとこ見たら、Falling Asset Classes Bob Hoye Posted May 27, 2008Meltdown In Base Metal Prices:Our index, including nickel, set its rebound high at 2449 on March 5. The initial decline was to 1983 near the end of March. The next rally made it to 2123 in the middle of April. Today, the index was at 1754, down 3.6% from yesterday, and 9.4% from last Friday. This is down 28% from the March high and decisively takes out the interim low of 1983. The panic low in December was 1763. The cyclical high was 3201 in May, 2007. Grain Prices Are Toast:Our index of corn, wheat and soybeans set its high at 3094 at the end of February. The initial slump was to 2393 on March 20. The rebound made it to 2646 in the middle of April. Yesterday's 2391 is down 23% from the high and at the point of failure. The talking heads on TV as well as many commodity experts are still going on about soaring prices, but these two important sectors have had their blow offs and have failed.In some cases such as copper, lead, nickel and wheat their bull markets accomplished the biggest percentage gains in over a hundred years. That is real terms as deflated by the PPI and the gains were greater, by far, than those with the typical bull market or even the best previous. Some examples follow.The game to load up novitiates with commodities began some time ago and has come to fruition on this business cycle.字がたくさん書いてあって、なにやらメタルと穀物が歴史的レベルにあるらしい、Bobいわく、「巷ではまだ上昇が続くと言っているが、銅、鉛、ニッケル、(原油)、小麦はココ100年で最大の上げを見せており、すでに終わったーー」と、 次、masayangとこ、Some Opening Comments May 27, 2008直近の財務省による国債入札予定は以下のとおり。 5月28日...2年物300億ドル 5月29日...5年物190億ドル 6月3日(予定)...1年物150億ドル(推定) Fed Freezes as Treasury Supply Explodes"本日、Fedは20億ドルの資金吸収を実施。 "Fedは財務省発行の国債を買い上げる余力がない(流動性供給のために資金供給し尽くしている)、 今日、民間から吸い上げた20億ドルだけでは、明日の入札の1割も買えない 。 となると、入札は不調になり「それなりの価格」で落ち着くことになる。 つまり、金利上昇。 金利上昇が株に与える影響今日のS&P500終値1385とP/E23.1そして、5年国債利回り3.25%を、例の株価計算ツールに入れてみると... 収益成長率「マイナス2%」を期待した株価だったことがわかる。 どう考えても期待高すぎ。 S&P500収益はどれくらいになるか?こんなレポートをみつけた "Are Earnings Expectations to High? "2008年度のS&P500収益は、前年比で30%低下し、P/Eも15くらいになる、と予想している。 今日の国債利回りを加味すると、S&P500株価は...$650になってしまう... と言うことで、両者ともソロソロかと、 では商品と国債、どちらがインパクト大なんだろうか、マッ、トリガーだから両方だろう、もちつもたれつ、当面、今夜の米国債入札結果などに着目して、金利上昇がドーなるかをウォッチかな、それにしても、入札不調って怖いねーー、(参考)原油とゴールドの比較チャートを下記に、From:Gold, Oil, and the US Dollar ここ5年の原油(青)とゴールド(黄)価格今年の拡大図(剥離が大きくなっている)(追記)BKXのコメント頂いたので、下記に、(Yahooはクリックでリンクへ) 75あたりが支持線なのだが、なんか割ってしまっているな、あと銀行株も貼っとくか、(CitiとBOA) 住宅金融2社も、(CFCカントリーワイド、TMAソーンバーグ) オマケだ、投資銀行6社も、
2008年05月28日
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今日はオプション基礎編で、(私が未体験なので学習を兼ねて、)元GSの伝説のディーラーさんが疎開の準備で言っていた、 「そろそろプットの2か月先の低いところ1万円あたりを買った方がいいでしょう。」 これはドー言う意味か、 以下、今日の日経夕刊をヒントに、先物オプション取引(プロに聞く目からウロコの投資塾)2008/05/27, 日本経済新聞 夕刊 抜粋 (価格は5/27分を採用)窪田真之氏 今週は、日経平均オプション取引について勉強します。 日経平均オプション取引とは、将来の日経平均株価をあらかじめ決めた価格で買ったり売ったりする権利の取引です。買う権利をコールオプション、売る権利をプットオプションと呼びます。 日経平均には限月・行使価格の異なる様々な種類のオプションがあります。まずは、6月限で行使価格14000円のコールオプションを例に仕組みを説明します。 6月限14000円のコールの価格は、本日時点で250円です。日経平均オプション取引は、価格の千倍が最低売買単位となります。250円の千倍の25万円払って一枚だけ買うことができます。 6月限オプションの最終売買日は6月12日です。その日までに14000円のコールオプションを転売しなかった場合は、13日に決まるSQ(特別清算)値によって清算されます。 仮に13日のSQ値が14300円だったとしたら、14000円のコールを買った人は、買う権利を行使することで、SQ値と行使価格の差である300円の清算金が得られます。実際の取引では、その千倍の30万円の清算金が得られます。コールオプション一枚買うのに最初に25万円を払っていますので、差額の5万円が利益となります。 もし、SQ値が14000以下だったら、14000円のコールを買った人は買う権利を行使しません。行使しないまま消滅しますので、コールを買うために当初支払った25万円が損失になります。 簡略化すれば、こういうことか、1) 6月限(6/12〆)で、2) 14000円になると行使できる条件の14000円のコール(買い)オプション(権利)を買う、 その権利価格は250円、購入価格は1000倍で25万円/枚、 表 (本日5/27終値ベース)では、下記の通り、あと、伝説のディーラーさんのプットオプション(売る権利)も上図に入れた、(但し、こちらは6月限なのでアシカラズ、)即ち、「プットの2か月先の低いところ1万円あたりの買い」では、一枚1円、即ち1000円で(10000円で売る)権利が買える、(実際のプライスは7月限で確認のこと、)もし、NKが9800円位になったら、"10000円のプットオプション料"は300円くらいにはなるはず、転売してもいいし、権利行使で売ってもいい、という風に勝手に理解したけど、これでいいんだろうな、もし、これでよければ、あらためてオプションはおいしく見える、
2008年05月27日
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ブルーマンデーならぬ、今日月曜日、脱サラして、曜日の感覚が限りなく薄くなっているのだが、ついサラリーマン時代を思い出してしまう、「ウワーッ、月曜日か」って、出勤もないくせに、さて今日、NKは下降トレンドを強めていた、日経先物 夕無で、このアト、ドーなるんじゃい、"ブラックマンデー(1987)" 、 Wikipediaよりブラックマンデー(英:Black Monday 暗黒の月曜日とも)とは、1987年10月に起こった史上最大規模の世界的株価の暴落。ニューヨーク株式市場の暴落を発端に世界同時株安となった。1987年10月19日月曜日、ニューヨーク株式市場が過去最大規模の暴落。ダウ30種平均の終値が前週末より508ドルも下がり、この時の下落率22.6%は、世界恐慌の引き金となった1929年の暗黒の木曜日(ブラック・サーズデー)(下落率12.8%)を上回った。翌日アジアの各市場にこれが連鎖。日経平均株価は3,836.48円安(14.90%)の21,910.08円と過去最大の暴落を起こした[1]。更にヨーロッパの各市場へもつながっていった。当時のチャートがこれ、http://www.geocities.jp/real_chart_fx_sgxnikkei_dow/BlackMondayChart.html見て思った、日柄は違うが、下落開始前の姿が、NKとチョっと似てんじゃねーの、って、 直近高値を抜けての下落基調とか、営業日で10日前後が下げのピークかな、 と勝手推測する、もっとも昨日の吉行さんのコメント [MBSと信用市場の崩落] は、MBSの崩壊がCFCの清算(9月)と合わさることから、夏までダラダラと行くのではと言うものだった、で私はといえば、例の四川地震が頭から離れない、隠蔽ごとは、一瞬にして白日のもとに晒されてしまうのではと言う気がしている、(脆性破壊的な発想が学生時代からあるのね、)とにかく、警戒態勢に入ったのは確か、で、週が明けて、NYを待っていたら、22:30を過ぎても、チャートは動く気配がない、あれ、PCがおかしいのか、ネットトラブルか、イヤ、ロイター見ると、「NY、閉鎖」と出ていた、なんてね、それこそホントのブラックマンデー(株価下落どころではない、NY市場そのものの灯が消える)が、そろそろ来ないとも限らない今回の金融危機、マッ、やれインチキだ、不当だ、といいながら、結構ワクワクドキドキで、お世話になっていたことに、フト気付かされた今日の米国休日マンデーだった、(追記)五月最後の月曜日、米国は戦没将兵追悼記念日とのこと、Memorial Day 2008 - Remember All Those Who Have Died... We come here to remember those who were killed, those who survived and those changed forever.May all who leave here know the impact of violence.May this memorial offer comfort, strength, peace, hope and serenity.-- Oklahoma City National Memorial --戦争で亡くなられた方を偲ぼうとーー、
2008年05月26日
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★第二列王記3-17、『風もなく、雨もないのに、この涸れ谷に水が溢れ、あなたたちは家畜や荷役の動物と共にそれを飲む。』 かつて、イスラエルツアーに行ったとき、ガイドさんが解説してくれた、「この箇所はイスラエルの地勢がわからないと、理解できません、イスラエルの平地にはいくつものワジ(枯れ川、枯れ谷)があリます、で、この枯れ川、突然、晴れているのにあふれ出すんですね、実はイスラエルは岩盤地盤が多く、遠い山の頂上かなたで降った雨が地中に沁みこまず、ワジを鉄砲水のように駆け下りてくる、これが上の聖句の状況なんです、」と、先週、四川省の地震による下記記事を見て、被災地に"水の恐怖"...ダムなど400か所以上で決壊危機一番最初に印象に来たのが冒頭の列王記の箇所だった、「風もなく、雨もないのに、この涸れ谷に水が溢れーー」列王記ではこの水は恵みの水となるのだが、中国のそれは災いである、 そして今日は又、四川省青川県でM6・4の最大余震、危機は収まるどころか、拡大の様相を示す、さらに(建設関係の手抜きは当初からカナリ報道されていたが、)さっきこちら5.21.青山繁晴がズバリ見て、 えっ! どうやら、四川省は核関連施設のメッカらしい、それにしても、この一連の展開、なにやら、これまで隠蔽されてたものが一気に顕わにされている感じがしている、そして、 四川地震とタイミングが合うので、気になるのが、そう、金融危機の到来、以下、masayangさんサイトより、紹介、VIX指数は反転を始めている、(彼のVIXの解説は必読である、知っていればいいんだけどネ、)非常に残念なのが「VIX=恐怖指数」みたいな書き方をしている記事が多いこと。かの有名な日本一の経済新聞社ですら、そういう書き方をしていることがある。確かに株価が急落するとVIXは跳ね上がる傾向があるし、安定して株価が上昇している時はVIXが低くなっているように見える。だが、上にも書いたとおり「VIXは予想変動率」でしかない。上に行くのか、下に行くのか、VIXは語ってくれないのである。 (中略)本当のパニック(暴落)というのは、流動性が低下したときに起きるもの。ブラックマンデー前週金曜のVIXは「35もあった」のである。そしてブラックマンデー当日は60で始まり、150で終わっている。翌日はさらにVIXが上昇したのは前述のとおり。アト、例の米ムーディーズバグの件、彼の見方は鋭いな、「そもそも、当初報道の「バグによる誤った格付け」っていうのもすごく怪しい。バグだというのなら、なぜそれらの格付けがことごとくS&Pの格付けと一致していたのか?RaterGateとはよくいったもので、これはもしかしたらWaterGate以来のスキャンダルになるかもね。」「ちなみにシステム業界には「バグも仕様のうち」という格言がありますね。」だと、RaterGateってなんだ!?そして、今日の記事ではついに「シートベルトサイン点灯」+FASB(米国財務会計基準審議会)はモノライン(債券保証業者)に対し、損失積み増し金の増強を要求、 +通貨監査局 OCCが各銀行に対し、ホームエクイティローン貸し倒れに備えた積み増し金を増強するよう警告、+ REOが増えちゃったとか、 銀行が規制緩和を要求したとか、 新築販売より差押さえが2倍多いとかーー、等々、記事があふれている、結局、次の波は昨年8月の衝撃とは比べ物にならないのではなかろうか。と、で今週の予定は、26日 米国休日27日 米3月ケースシラー住宅価格指数(22:00) 米4月新築住宅販売(23:00) 米5月消費者信頼感指数(23:00) 28日 4月-耐久財受注(21:30 )29日 米4-6月GDP改定値(21:30) 30日 米4月個人所得(21:30) 米4月個人支出(21:30) 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数改定値(23:00) などがあるのだが、これらの予定がかすむほど、今週の米国はニュースに満ちている、金融のワジ(枯れ川)に”信用”が流れるのはいつだろう、
2008年05月25日
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どんだけとは(はてなより) 元々は、一部の女子高生の間で「非難」の意味で使われていたが、広まるに連れ、驚き・感心・相槌などの意味でも使われるようになった。「すごい」「超○○」「とんでもない」と同様の意味。関西の「なんじゃそら」「どないやねん」にも似ているが、あまり強いツッコミではなく、共感の意味が強い。 2007年の流行語大賞候補。 金曜のNK225、 いって来いだったが、こちら見れば、一目瞭然、 (一部、投信が買ったとかあるが、)前回同様、またまたHFのお遊び相場、14170まで上昇すると、さすがに不安にもなるが、国債先物見て、これは又遊んでいるな、と、そして昨夜、NYは元気がなかった、(概況はmasayangさんの記事をおすすめ、)中古住宅、及びその在庫、反転する気がまるでない、下記は年度末在庫(クリック拡大)、2008年(4月末)は11.2ヶ月分、この分だと12ヶ月は行くのではと、Historical Housing Graphs: Months of SupplyFRBは117億ドル供給でもダメッポーー、さて、金曜の昼だが、既に、さまざまな指標が南を示す中、一人上がっていくNKのチャート見ながら、思わず、「どんだけ!!」が出てきてしまった、で、ここは、ネットにあった新しい”どんだけ”を紹介しておく、(追記)英語でなんていうか、 検索すると、What the hell!don`t care!Oh,come on!Awesome!what?don't cry!crazy!no way! do on dake!how high?I'm stuffed with your craz!Only DON!? don't make me angry!How terrible!All Right Go Cool!Tomorrow never knows!How fool you are!that's beyond the line!Do on take it!
2008年05月24日
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昨夜(金曜日)はプールで40分ほど泳いだ、そして(NYは中古住宅のみ確認して)11:00PM過ぎ就寝、今朝は9:30AMに起きる、ほぼ10時間爆睡、実は昨夜、ひとつ、コツを覚えてしまった、"力を入れないこと"、以前から、力まないことのメリットは体感してきたつもりだが、さらに徹底させてみたのだ、水中に入った時から、「力を入れない、力を入れない、力を入れない、」と唱えた、すると必然的に、浮力に敏感になってくる、浮力及びその反動がものすごく効いてきて、泳ぎそのものが楽になる、決してスピードは出ないが、長めの泳ぎが可能になってくるのだ、途中2-3回休んだが、25mプールで、4種目をメドレーでずっと泳いでいた、呼吸が楽なので、結構続けられる、その結果が10時間の爆睡、気付かないうちに相当疲れていたらしい、で、その半分疲れている体を、今日は梅田へ持っていった、そう、いつものウォークレッスン、そして開口一番、先生から言われたのが、「あら、ドーしたの、ずいぶん若くなっちゃって、」ドーやら若くなったらしい、ゼンゼン実感はないのだが、しかし、この体の柔軟さ(まだ硬いのだが以前と比べて)、そして脱力意識がかなり強くなっているのは事実である、それもごく最近、この1ヶ月の間である、もし先生の言ったことが(お世辞ではなく)ホントなら、(いや多分ホントだと思う、お世辞を言う人じゃないんよ彼女は)、体を柔らかくすること、及び力を入れない意識は相当若返りに効くことになる、で、今日は、なぜかレッスン会場にTV局の人がいて、カメラ廻しながらインタビューされたのには驚いた、「どうして、こちらにこられているんですか、」「失礼ですが、ご職業は、」「ウォークは何かメリットありますか、」等々、しかし受け答えの要領はプールと同じ、「力を入れない、力を入れない、」とココロで唱えていた、
2008年05月24日
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BISの2007/2Hのレポートが出た、OTC derivatives market activity in the second half of 2007 22 May 2008The OTC(Over The Country)derivatives market showed relatively steady growth in the second half of 2007, amid the turmoil in global financial markets. Notional amounts of all categories of OTC contracts rose by 15% to $596 trillion at the end of December (Table 1). Growth remained particularly strong in the credit segment, where the notional amounts of outstanding credit default swaps (CDSs) increased by 36% to $58 trillion. Expansion in the foreign exchange, interest rate and commodities segments was also relatively robust, recording double digit growth rates, while the equity segments showed a negative growth rate. Gross market values, which measure the cost of replacing all existing contracts, increased by 30% and reached $15 trillion in total at the end of December 2007. Gross credit exposures, after netting agreements, also rose by 22% to $3.3 trillion.The following trends are noted in the statistical release:Strong growth in credit default swaps Solid growth in FX derivatives Moderate growth in interest rate derivatives Subdued activity in equity derivatives Robust growth in commodity derivatives Market concentration stable and low, particularly for FX derivatives 特に目新しい物はなくて、2007期末で、デリバティブ額が596兆$、CDSは58兆$、(以前、62兆$と言うのがあったが、どちらが正かは不明)ここら辺の数字だけ覚えておこう、(参考)Bloombergから、世界のデリバティブ市場:596兆ドルに拡大、信用危機で-BIS 2008/05/22 15:08 (ブルームバーグ)国際決済銀行(BIS)によると、世界のデリバティブ(金融派生商品)市場は2007年に、少なくとも過去10年で最大の伸びを示した。世界的な信用危機により、損失に対するヘッジ手段としてデリバティブ取引が拡大した。 BISの22日付のリポートによると、債券や通貨、商品、株式、金利に基づくデリバティブの市場規模は596兆ドルと、前年比で44%増加した。債券や融資に関連する損失から投資家を保護するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の市場規模は2倍以上に拡大し、想定元本ベースで58兆ドルに達した。前回3/3記事(デリバティブの総額) 10-12月期の世界デリバティブ取引、21%減の539兆ドル-BIS 2008/03/03 13:35 ブルームバーグ国際決済銀行(BIS)が3日発表した四半期報告によると、2007年10-12月(第4四半期)の世界の取引所でのデリバティブ(金融派生商品)取引は想定元本ベースで539兆ドルと、前期比21%減少した。減少率は少なくとも過去14年間で最大。うち金利関連商品の取引は同25%減の405兆ドル。短期金融市場で流動性が低下し、リスクヘッジの必要性が減退したことが背景とされている。
2008年05月23日
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UpdateBKXは有名だが、これは知らなかった、[video] Bank Stocks About to Jump TheStreet.com Apr 21Videoからのキャプチャー画像、このチャートBKXではなくて、対S&P500比だそうだ、そんなのあんのかって感じなのだが、Videoの解説者によると、支持線を切りそうで(4/21時点では切っていないが、ペンで切ったように書いている)、銀行株が危ないと、しかしその後持ち直して、再び今、支持線に接近している、*ところでBKXとは、(復習になるが、)BKX:IND フィラデルフィア KBW銀行株指数(By Bloomberg)フィラデルフィア KBW銀行株指数は、調整時価総額加重平均指数。取引所および ナショナル・マーケット・システム上場のマネーセンター・バンクと地方の主要金融 機関 24 銘柄で構成され、金融セクターのパフォーマンスを表す。BKX Live Chartで、BKXだけ見ると、http://finance.yahoo.com/q?s=%5EBKX なんとなく75近辺で支持線が引けそうだが、これじゃあかんのかな、当のS&P500とBKXを比較すると、まず、S&P、http://finance.yahoo.com/q?s=%5EGSPC *コメントにもあったが確かに、踏み上げ相場に見える、次に、BKXとS&Pの比較、S&Pに比して確かにBKXの下落が大きい、で、この”BKX Ratio To S&P”を探したが見つからない、Videoの女性解説者が自信たっぷりだったので、チョッと気になっている、誰かチャート知ってたら、教えてチョ、(追記)masayangさんからコメント頂いた、”現在の踏み上げ相場(安値で売った売り手の買戻し)が終了すると、一気にまき戻しでS&Pは1000まで下落するのでは”、と、又、以下のコメントも、”結果論ですが... VIXが低い状態でのオプション精算日は「pinned」になるんだそうです。つまり、オプション残高の多い価格帯に株価は収斂しやすくなり、動きは小さい、と。で、溜まってたエネルギーが月曜の後半から放出され始めましたね。PUT/CALL比がいい感じで上昇してきてます。相場は峠を打ったと思ってよいでしょう。”(追記2)Infobunchさんから頂きました、http://home.v07.itscom.net/winvest/bkx.xls BKX/SP Ratioはすでに、支持線を切っていた!!
2008年05月22日
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Update昨夜は、買って置きのサントリーThe Hopを、プールから帰ってきてあおって、NYを見てたら、猛烈に眠気に襲われダウン、おかげで今朝は目覚めのいいこと、(これ日課にしちゃおうかな、) そのNY、満月パワーはまだ続いているようだ、(この下げ方はダウントレンドに入った可能性がある、今後を要フォロー、)さて、すでにS&Pなどで、デフォルト率が今後一年で前年度の5倍近く行くことがレポートされていた、しかし最新情報ではMax8倍にまで上昇するとされる、 http://mcgraw-hill.mediasite.com/mcgrawhill/Viewer/Viewers/Viewer320TL.aspx?mode=Default&peid=20e2b0bc-cd15-478e-ad69-78224809c245&pid=3163fee7-256a-46ba-b305-8c7cdfce31f1&playerType=WM7# 2008/5/15付そしてそれのひとつの先行指標となるのがDiscount Window(連銀緊急融資)であり、よく見るのが、こちらのグラフである、最近、話題にもなっていることから、再度、復習してみたい、まず、融資の種類から、特集 日銀の迷走 中央銀行の危機封じ込めFRBはいくつか窓口があるが、この表では、左上の「窓口貸出し」に該当、利率はチョっと高目の公定歩合なので、普通は使わない、(使うと資金繰りに窮していることがばれちゃうし、)緊急融資制度といわれるゆえん、通常の資金供給とは別枠である、 ゆえに、これが、膨らんでいることの意味は強調しすぎることはないと思う、特に、Primary Dealer以外の中小金融機関に着目、チャートでは2007/11から始まり2008/3に一気に上昇しているが、これが最近に至るまで一向に下がる気配を見せていない、(日経では911レベルを超えたの報道あり)*ブルームバーグでもDataを出している、http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=FARBWNDW:IND *FRBサイトではこれの最新情報が下記で見れる、 http://www.federalreserve.gov/releases/h41/ から、May 15, 2008Current release を開き、Other Loansを、5/14の週のDaily平均融資が310億$となる、で、(おそらくだが、)日経記事米銀の資金繰り緊張続くを参考にすれば、中小への融資(Primary Dealer以外)はPrimary Creditの144億$となる、 これが911(117億$)を超えたと、(解釈違っていればコメントください)やはり、大変な時期に来ているのだろう、S&Pのデフォルト率アップを裏付ける事実であり、米経済は今はリセッションの入り口にいるだけの状況で、とても楽観的にはなれない、誰かが言っていたが、「今、我々は台風の目の中にいる」と、
2008年05月21日
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オオカミ少年の話、少年は、村の近くで、ヒツジの番をしていたのだが、退屈すると、「狼だ!」「狼だ!」と叫ぶことがよくあった。村人たちが駆けつけると、少年は、皆の慌てた様子を見て笑った。そんなことが、何度も続いた。ところが、ついに、本当にオオカミがやって来た。少年は、恐怖に駆られて叫んだ。「お願いだ。助けてくれ! オオカミがヒツジを殺してるんだ!」しかし、少年の声に耳を傾ける者は誰もいなかった。こうしてオオカミは、ヒツジを一匹残らず引き裂いた。 もう来る、もう来ると言いながら、一向に来ない、住宅価格下落は、貸し渋りは、CDOは、CDSは、倒産率は、カントリーワイドは、ARS市場崩壊は、 一体ドーしたのか、狼が遠吠えするに似合いそうな月が、今日は美しいのだが、月齢カレンダーええーい、この際、退屈だし、もう一回、叫んじゃえ、どーせ、誰も聞いていないだろうし、 NY/DJは5/2、及び5/19にWトップをつけたNYダウNK225はNY5/2の翌5/7が高値、さらに抜いて、5/16に最高値14420と続く、日経先物 夕無もういつ来てもイイのだが、短期筋の先物に振り回されっぱなしで正直なところ少し食傷気味だった、 加えて、鉄、重工、電気関係株の異常な上昇、これは「相場の天井圏特有のこと」とか解説があったぞ、http://www.amy.hi-ho.ne.jp/family-mn/hit1.htm で、今日気になったのは、先ほど、米経済指標【生産者物価指数】の発表があったが、特段目新しくもない内容に、下げて反応したこと、何でもかんでも上げてた今までとは対照的だ、しかも先ほど、FRBは240億$、 欧州ECBは250億$を供給、これに全く反応していないってーー、 ドーなってんだ、満月効果って誰かが言っていたが、ホントにあるのかな?さにあらず、信ずるものにはあるのかも、まずは、今宵、冷蔵庫に入れていたThe Hopを取り出し、NYを思いつつ忘れ、だまって満月をめでることに、 (追記)気のせいかな、さっき遠くで、遠吠えが聞こえたようなーーー、
2008年05月20日
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ロンドンのHereisthecityの5/17付ニュースより、 こちらは銀行の損失額を従業員数で割った金額ランク、An Incredible League Table - The Credit Crunch In Contextで、記事は、こう来る、We've all seen those league tables of asset writedowns and credit losses taken by firms since the beginning of last year. The numbers are quite incredible. But we thought it would be interesting to work out just how much in writedowns and credit losses firms have written off per wholesale banking employee. Detailed below are our amazing findings:銀行の貸倒損失を従業員一人当たりで表すと、我々は驚くべき結果を見出した、と、(マッ、なんとなく、カナリ意図的な香りがする、)並み居る欧米銀行を差し置いてミズホが一番悪いと、ちなみに、Mizuho: $5.5bn in writedowns, 2,000 wholesale banking employees、$2,750,000 per employee.、さて、少しけちをつけて見よう、そもそも、銀行証券の人数って正確なのか、 聞けば日本の大手で証券部門は約2‐1.5万人、上記記事では2000人(!?)、そしてなんと言ってもこれだろう、そう、SECが出した損失額の算出方法、レベル3評価をBS上では上げていいと、(但し、追証評価では価値なしとするーー)、 いくつか記事を下記に、WSJ-新会計基準で「損失」が「利益」に5月19日(月)16時16分 抜粋新会計基準の基本の1つは、負債の価値の縮小が通常、利益を押し上げる要因となる特別利益につながることだ。(中略)皮肉なのは、新基準が義務づけている通りにある資産を値洗いすることによって、企業の財務が弱くなるほど見た目の数字が強くなることだ。(中略)CDSを設定した金融保証会社にとっては逆方向に作用する。ラディアンが保証した債券の価値が低下すれば、CDSの価値すなわち負債が増加し、特別費用として計上することになる。新基準では、CDSの価値を変動させる要因が保証対象の債券だけであるとの前提がなくなる。金融保証会社自身の信用度や、それがCDSのプロテクションを売る場合の金額にどのように影響するかを考慮する必要がある。(中略)理論上、新たな会計基準には説得力がある。だが新基準を採用しても、投資家にとって、現実の世界は思い通りにならないという事実は変わらない。ココでは、新基準では表向き利益が出るが、CDSの矛盾が露呈してきているらしい、「レベル3」はウォール街の救世主か 2008/04/23 ブルームバーグ 抜粋しかしながら、評価困難な資産による未実現利益がなかったら、ゴールドマン・サックス・グループは前四半期(2007年12月-08年2月)に大した利益を上げることはできなかっただろう。リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの利益は大幅に減り、モルガン・スタンレーは利益なしとなったはずだ。 各社の決算の正確性に疑義を呈することがこのコラムの目的なのではない。会計規則についての議論にバランスを取り戻すべきときだというだけのことだ。レベル3資産の上昇を利益として認める規則は、下落時にも各社が正直に申告することが前提となっている。 GS、リーマンはレベル3資産が値上がりしたので、利益に組み入れたとーー、 しかし、再び市場混乱の引き金に? 燻る米国金融機関の「問題資産」ダイアモンド・オンライン - 2008年4月29日 流動性のない商品といえば、レベル3資産がまさに該当する。(中略) さらに注視すべきはその中身だ。たとえば、ゴールドマン・サックスのレベル3は「商業用不動産ローンとその証券化商品が約15%を占める」。 (中略) 8日に発表されたIMFの試算では、商業用不動産の証券化商品は2割強の損失を抱えているとされたが、商業用不動産の下落はこれから本格化する。そのほか、レベル3にはレバレッジローンなども含まれており、「こちらも景気後退による延滞増加で価格下落が必至」と予測される。そのGSの保有するレベル3資産の内容は結構やばいんじゃないのと、と言うことで、対する日本では実体はワカランが、少なくともSECの変な指導はないはず(あるかもしれんが)、ココらへんの正確な損失を考慮せず、(それと正確な従業員数も)、上のグラフを作るって言うのはチョっと不公平とちゃいますかね、 で、チョっと横道それて、そもそもココまで来てしまったのはドーしてよ、と言うことで、サブプライムの"戦犯"ムーディーズとS&Pの重い責任2008年05月19日 週刊ダイヤモンド編集部 抜粋 S&Pも同様の大量格下げに踏み切った結果、金融機関は大混乱に陥った。格下げに伴い、CDOやSIVの価値は大幅に下落。メリルリンチ、シティグループ、モルガン・スタンレーといった米大手金融機関は数兆円単位の損失計上を余儀なくされ、日本や欧州の金融機関にまで飛び火した。米国の国内問題であるはずのサブプライムショックで全世界の株式市場が急落し、現在に至るまで金融不安は解消されていない。 そこで問われているのが、格付け機関の責任と信頼性である。なにしろ、ムーディーズとS&Pが格下げしたCDOのなかには、最上級であるトリプルAから一挙にジャンク格(投資不適格)にまで落ちた銘柄も少なくない。名だたる格付け機関が「債務不履行の懸念はほとんどない」と評価していた債券が、一夜にして紙くず同然になったのだ。第2に、格付けなしでは成り立たない証券発行市場において、格付け機関は巨額の収益を上げている。ムーディーズを例にとれば、06年度の売上高は20億3700万ドル(約2098億円)。わずか4年間で約2倍に跳ね上がった(下のグラフ)。 うち半分近くが、サブプライム問題の元凶となったCDO等を含む「組成証券関連」で占められている。儲けるだけ儲けておいて、「証券発行者から提供された情報の質に問題があった」という弁明は通用しないのではないか。 そもそも、証券発行者から手数料をもらって格付けを付与するビジネスモデルに構造的矛盾がある。(以下略)格付け会社が問題だと、マッ、格付け会社だけではできないだろうから、銀行とのコンビネーションなんだけど、まるで一大創作劇を見てるかのような、*その創作劇、下記FTのサブプライム紙芝居がよくできている、タイトルはMonoline meltdown?(他も有り)http://www.ft.com/cms/s/0/553e1a16-cb51-11dc-97ff-000077b07658.html?from=Gross-pq FTの無料登録が必要だがは不要、(英語だけど) で、上のロンドン記事に戻ると、記事の意図は知らないが、先のG7で、実態公表が7/末までの期限付きになっているはず、それまでの時間稼ぎで、ミズホ最悪で欧米銀行はOKと言いたいのかな、どの道、6/末決算が控えているわけで、不良資産の処分なんか考慮したら、手続き関係で今週あたりが山ではないかと、 又、そぞろ格付け会社と創作劇を演じるかも知れないが、ミズホの広報の方も、是非Hereisthecityに反論を、--->Press here to comment on this storyえっ、G7で打ち合わせ済み、 それは失礼、
2008年05月19日
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今週は満月ぐらいかな、19(月) 米4月景気先行指数(23:00) 夜満月20(火) 米4月生産者物価(21:30)21(水) 米4月FOMC議事録(22日3:00)22(木) 米3月住宅価格指数(23:00)23(金) 米4月中古住宅販売(23:00)冷蔵庫にサントリーThe Hopを入れた、月見の準備ヨシ!準備ヨシ、と言えば、連邦預金保険公社FDICのメールサービスなどはいかが、こちら破綻銀行をリアルタイムで通知してくれる、-->FDIC: Online Subscription Service下段にある、Failed Bank Informationにチェック入れて、メルアド、職業を登録する、うまく来るかワカランが、当てにしないで待ってみる、ちなみに、例の5/9に破綻した内容は、(PR-33-2008)で、FOR IMMEDIATE RELEASE May 9, 2008 FDIC Approves the Assumption of the Insured Deposits of ANB Financial, National Association, Bentonville, Arkansas ANB Financial, National Association, Bentonville, Arkansas, was closed today by the Office of the Comptroller of the Currency, and the Federal Deposit Insurance Corporation (FDIC) was named receiver. To protect depositors, the FDIC's Board of Directors approved the assumption of the insured deposits of ANB Financial by Pulaski Bank and Trust Company, Little Rock, Arkansas.(以下略)*関連日経記事5/18付「米銀の資金繰り緊張続く」 ってな具合になる、 破綻を認定するところ(FDIC)が出す情報だからどこよりも早いはずだ、
2008年05月18日
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Update昔の話で恐縮だが、 私の学校の卒論は「60kg級高張力鋼の水素添加の影響」で、"脆性破壊"が専門だった、あの鋼を一瞬にして破壊にいざなう脆性破壊、これは瞬間破壊である、(もう少しやさしく表現すると、ゴムまりは落としても割れない、 しかし凍らせたゴムまりは落とすと割れる、かな、)そこで暗躍するのが鋼内の既存微小傷の存在、そして傷を広げる水素原子の働き(水素原子は最小のため鉄分子の隙間に入れる、水素が2つくっついて水素分子になると鉄分子から出れなくなり内圧が増加する)、そして材質を脆くさせる低温、このような環境がそろった時に、外部ショック、もしくは規定以上の力がかかると、微小傷先端から亀裂が走り、一気に破壊へと行く、さてマーケット、何が引き金になるのか、脆性破壊の観点から見てみよう、 住宅価格、http://www.321gold.com/editorials/saxena/saxena043008.html 価格下落はこれからが本番と言うのが見える、住宅在庫は11月ケ分の高止まり、各種証券の劣化、CP発行は減る一方May 14 Bob Hoye 321gold ボブいわく、 AA(ABX-HE-AA 06-2)に着目だと、前回底値34を割る時がスタート、銀行の債務と貸し渋り、大手欧米銀行は貸し出しどころではない、Citiは資産41兆円を売却、GSはレベル3資産でトップ、 融資の必要な中小企業を圧迫している、加えて彼らのデリバティブは、164兆$、(除く投資銀行)OCC 通貨監査局 又、これまでの損失は、低く見積もって1兆$、(2兆$予想)住宅販売数と証券化商品損失から見えるもの レベル2資産を考慮したら、軽く5兆$を越す、不良資産は5兆ドル 増大するCFCへの訴訟、いまやスターダムにのし上がったカントリーワイドは、BOA、GSE各社、モノライン各社のフトコロに入ってしまった、 カントリーワイドを格下げ 今日はファニーの発表日 並みいる訴訟(コメント最下段)をモノともせず、自ら自爆装置となって、いわく、「俺をつぶすつもりならやってみろ、」と、格付けシステムの崩壊Financial Relativisim: Fraud by Any Other Name.. 米国債はAAA、 アムバック(チャート上記)もAAA、米国史上初めてAAAの会社が破綻しようとしている、市場を形成してきた格付けシステムはドーなるのか、 企業倒産率増加、デフォルト率の上昇がしめすこと 2007年末で底打ちが確認された、アトは上がるだけ、加えて、CDSもお忘れなく、上記倒産率とコンビである、公共団体(市町村)破綻開始、バレホ市職員年収 この状況は先進国の共通ではないか、高給と年金支給が続く、消費者信頼指数、Reuters/University of Michigan US Consumer Sentiment 昨日発表されたが、1980年以降最低だと、このように市場の環境はシビアさが整ってきている、散在する微小傷(各社デフォルト、カントリーワイドが先鋭)、材質(経済指標、証券価格、住宅価格)の強度低下、低くなる一方の温度(信用、流動性、格付け失墜) 、増す水素圧力(銀行債務、貸し渋り)では、脆性破壊のトリガーとなる"ショック"、"圧力"は何か、CDS吹っ飛び、CFCデフォルト、モノラインが逝く、はたまたHFの破綻、テロ、災害、震災の中国、米国債売り、Bobの表現も面白い、The pressure becomes "acute" when the AA (top right) breaks down. (AAのブレークで、圧力は激増する)と、 ABXも要注意、四川省地震では、しっかりと前兆「ヘビやかえる出現?中国大地震発生48時間前に奇妙な動き」を見せていた、そんな前兆を見かけたら、私にメール下さい、(ウン?、違うか、)(追記)トリガーの最有力候補を忘れていた、(参考:5/18 Nevada)大手銀行リスクばかり派手に報道されているが、資金的にも一番余裕がないのはこちら、中小金融機関、3月の預金保険公社の人員増のニュースで、「問題の銀行は2007末76行へ増加、FDICは破たん処理経験者を緊急募集した、 アナリストによれば1-2年後には100以上の破綻がでると、」そして今日の日経は、連銀の緊急融資がついに911を上回ったとし、「ミズーリ州のヒューム・バンク、ダグラス・ナョナル・バンクに続き、アーカンソー州のANBファイナンシャルが九日、破綻に追い込まれた。米連邦預金保険公社(FDIC)は昨年末時点で76行を問題銀行と認定、今後も中小銀行の破綻が相次ぐ公算が大きい。」5/18朝刊FDICをウォッチリストに、アトFRBの緊急融資も、
2008年05月17日
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今夜のバタフライも快調だった、特にココ一週間は、際立ってきている、最大の改善は、軽さ、”浮力”で泳ぐことを覚えたことによる、変な話だが、泳者はみな浮いて泳ぐと思うかもしれないが、さにあらず、手足を思いっきり動かして泳いでいる、(という表現のほうがぴったり来る、)結果、息継ぎも間々ならず、次第にフォームも乱れ、25mで一休みが続く、マッ、私の場合、これに気づいたのは、例の根幹バランス療法による深層筋肉が緩んだ体験が大きい、今朝もAM8:30から受けてきたのだが、先生から、「骨盤がようやく立ってきましたね」と、ホント、感謝以外の何モノでもない、彼のPushはPushではない、奇跡のPushだ、力を入れないのに深く筋肉に入ってくる、そう彼から、療法を通して、力を抜くことがいかに大切かを体験させてもらったのだ、そして今夜のバタフライ、既に自然に浮力が感じられようになってきているのだが、今までは力みがあり浮力など感じられなかった、これは決して泳ぎだけには限らず、イロイロ当てはまるだろう、自分の周りには私を浮かそうとしている力(浮力)が満ち満ちているにもかかわらず、いかにそれを無視してきたか、逆に力めば力むほど、本来の浮力からはなれいく、また今日のコメントにもあった、”モモの世界”、そう、時間意識も大きい、時間とは管理したり、あくせく使うものにあらず、味わうもの、”ユックリ”こそ最強なりである、さらに、この力みの解放、ユックリに加え、バタフライに貢献しているのが、コア意識、そう体幹意識だ、この言葉、”コア”に出会ったのは昨年だった、コアスイムからはじめ、手足ではなく体幹がミソだとはなんとなく感じていた、しかし、体験がなかった、いや体験できる体ではなかった、すべてはゆるむこと、すごくひかれた言葉だったが、あまりにも体が硬すぎたのだ、そして一年後の今、根幹バランス療法は、私の手足の動きを体幹と一体の動きに変えてくれた、この3者、"脱力"と"ユックリ"そして"体幹意識"は、今や三つ巴となって私を支えている、今日はこの三っつでアウターエッジウォークしながらプールから帰って来たが、Bliss(至福)の世界だった、
2008年05月16日
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うちの浄水システムは、これ、水をまろやかにするために、蛇口で磁石で磁化させる、(まろやかになるのは、水の分子団が細かくされる等の説がある、実際、磁化水をコップ一杯飲んで、飛び跳ねてみると、胃でチャポンチャポン言わない、体内への吸収性がよくなるのは事実のようだ、普通の水はチャポンチャポン言うし、)次に、不純物除去で、活性炭を通す、ところで、この磁石は半永久的に使用可能だが、意外と厄介なのが活性炭式、たいてい、一年くらいで交換がほとんど、で10年前見つけたのが、こちらKANKYO ROKA、温水逆洗式でメンテフリー、いまだに機能している、(塩素試薬でチェックしたら、確かに塩素も取れている、)システムとしては最強ではないかと思う、が、そろそろ長いんで、先週、ヨメさんからも言われ、 交換を試みるべく、KANKYOに電話したら、だいぶ前に倒産し、会社更生法で再建中のため、新規販売が出来ないと、ところが、今使っていれば、メンテ用として、新品を送りますと、しかも値段は¥10500(これ新品の1/4だ)、これ、他の人が新品購入は出来ないの、と聞いたら、浄水器協会から脱退したので、販売が出来ない状況だと、ここまで聞いて、ハハーンと、イメージがわいてきた、なぜ倒産したか、なぜ販売できなくなったのか、(メンテフリーと言う言葉は、同業他社にとっては禁句だからね)、*ここでの新規購入方法は、唯一「今まで使っていたが、交換したい」の一言、(TELで新規購入と言うと断られる、但し先方は売りたいのだが)、タイプは自動洗浄ではなく、手動洗浄で十分、早速、これはお得と、注文したが、今の時代、長くもつ商品を見つけるのは容易ではない、(追記)マグネットも、探してみた、水道管取り付け用は高いので、マグネットジャパンにTelで聞いたところ、ネオジウム磁石がいいと、但しかなり強力で、薄めにしないと危ないらしい、取り付けは自分で工夫次第、で、こちらを2枚注文、50mm×10mm×3mm(M3穴2個)368円/枚なので、マッいいか、玄関の表先の水道管に挟みこみでつけるつもりだが、さて、うまくつくかな、(追記)昨日届いた、まず、活性炭浄水器だが、10年前とマッタク一緒の新品、値段は1/4、あと20個くらい追加してヤフオクで売ろうかなんて考えちゃった、すげー得した気分、次、マグネット、板状とラバーシート状を頼んだが、板状は割れた、これは不覚だった、磁石は脆いと言うのを忘れていた、これは直接水道管に取り付けは不可、冶具がいる、面倒なのでヤメ、ヒットだったのは、試しに頼んだラバーマグネット 厚み0.7mm+PVC白0.1mm×幅200mm×300mm(¥368)、水道水を入れたコップの周りにこれを巻いておくと水がまろやかになって、しっかり磁化されていた、大正解、いろいろ試してみよう、使えそうだ、
2008年05月16日
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さて、本日AM、NKは14210を超えた、先ほど、masayangさんからのアドバイスで、明日は米国SQ(メジャーではない)でもあり、(終値に精算値が決まるため)、又動きそう、よって本日、私の売りポジは、昨日のBGMのメッセージ通り、Take5、そう半分にした、もうヒマなので、先週、ネットで拾った小話でも貼っておこう、結構、自分の原点だったりする、”Harvard Business School、MBA取得者のアドバイス” あるメキシコの田舎町。海岸沿いに小さなボートが停泊していた。 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも活きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、 「すばらしい魚だね。どれくらい、漁をしていたの」と。 すると漁師は、「そんなに長い時間じゃないよ」 旅行者が、「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ、」 と言うと、漁師いわく、「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だ」と、 「それじゃ、あまった時間で何をするの」 と旅行者が聞くと、漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって...ああ、これでもう一日終わりだね」 すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。 「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。 自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ。」 漁師は尋ねた。 「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」 「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」 「それからどうなるの」 「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」 と旅行者はにんまりと笑い、「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」 「それで?」 「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 」
2008年05月15日
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先ほど、ある売り方の方からコメント頂いた、いわく、「マイポートフォリオは大恐慌を信じて売り長ぎみなので、早いとこ落ちて欲しいんですけど、なかなかしぶとい(笑)。」と言うことで、羅列で恐縮だが、励ましも込めて、Upしてみる、焦点:米証券化バブル崩壊で行き詰まる投資銀行 2008年 05月 14日 17:24 抜粋で(FRB)議長は13日「流動性供給対策により金融市場は幾分回復してきた」としたものの、「多くの証券化市場は依然として瀕死状態のままだ」と述べ、(中略) 「貸してはいけない人に貸す」という一線を越える行動に出た投資銀行は、このビジネスによって投資家(顧客)サイドに生じたリスクを、格付けや債務保証等の仕組みで補うと同時に、様々な証券化手法を駆使して意図的にリスクを覆い隠したことは、今となっては誰もが認める事実だ。(中略) 今回の危機がなかなか収束の兆しを見せないのは、無限の信用創造が生んだ巨大なポジションの塊が市場に横たわっているからだ。 危機の入り口には、サブプライムローンを担保とするRMBSを組み込んだABS-CDO(資産担保証券を担保にしたCDO)があり、そのCDOを含んだSIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)があり、そのSIVが資金調達に発行したABCP(資産担保CP)に対する投資家の資金の引き揚げが、危機の直接のトリガーとなった。(中略) 「CDSなどのクレジット・デリバティブの技術は、信用リスクの移転を容易にし、ディールのスピードを上げることを可能にした。つまり回転数が上昇することとなり、従来の信用乗数では計測できない信用膨張が発生している」(関村氏)という。(中略)他方、アセット圧縮を急ぐ米銀の融資態度は厳格化している。4月の銀行上級貸出担当者調査によると、米国内の銀行は、過去3カ月間で企業・個人向けの貸出条件を厳格化した。危機は既に米経済の心臓部である個人消費に迫っているといえる。既にFRBは昨日、あっさりギブアップ宣言している、このロイターの論調も、略奪的貸付が金融危機の根本にあることを指摘し、そこから派生した商品(CDOなど)の仕組みのおかしさと、それをヘッジするCDS市場の膨張の組み合わせで、マスマスど壷にはまっていると、結果、銀行からの金の流れが、タイトになってきており、それが今やHEL(ホームエクイティーローン)やクレジットカードの制限などの個人のレベルにまできている、サンプルとして、カリフォルニアでは、Foreclosure flood:1,000 auctions per day in Calif. 差押さえが増え、毎日1000件のオークションだと、1000 Foreclosures per Day in California 上のグラフは2008の差し押さえ予想件数、2008は記録的数字になると、(クリック拡大)ところが、以下はFRBのSOMA、http://bp3.blogger.com/_pMscxxELHEg/SCnn8FVo_9I/AAAAAAAAB-Y/zDqlmohzm2U/s1600-h/FedsBalanceSheet.jpg 昨年末からこのチャートを見ているのだが、(FRBの実力って)当時は真水(国債)がまだ7200億ドルほどあった、今(4/30)はなんと、3853億ドル、半分まで減った、その代わりTAFやらTSLFやらとの引き換えでわけの分からない証券担保ばかり増えている、FRBが「金融機関の産業廃棄物集積場」と言われるゆえんである、加えて、米GSEのフレディマックに米銀のジャンボローンを買取させ、米ジャンボローンデフォルト相次ぐなんのその、にしている、さらに米ファニーメイとフレディマックの資本規制緩和させ、銀行の不良MBS証券を買取る枠を増やしている、要するに、銀行は国(FRB、GSE)とタッグを組んで、体内の廃物を排出して体をきれいにしようとしているわけだ、しかし、そこはうまくいくか、FRBはガタガタで国債の格付けダウンを引き起こしており、GSEのバランスシートは連続赤字増大で、破綻寸前だ、 貸出し規制を強化するのはいいが、企業の倒産率を高め、CDSリスクを高めている、(デフォルト率の上昇がしめすこと)彼らが身をきれいにすればするほど、周りが凋落して行く、 いいかげんに気づいてほしいが、マッ、無理だろうな、で、肝心の相場(NK225)、今日もNK225先物はHFの独壇場のような動きだった、今日は14210を抜くかと思ったがなんとか14200でとまった、下記は、5月6日時点のCME日経先物ポジションだ、 続)CME‐NK225売り越し数 コマーシャルズ(左)については、5月6日時点では34,725枚の買い越しとなりました。前週に比べて買い越し枚数は2,141枚増加しています(4週間連続の増加)。買い越し枚数は2週間連続で過去最高値を更新しています。 コマーシャルズは日本株に対して、「強気」スタンスを維持しています。コマーシャルズの行動は中期的には相場に影響します。3カ月から半年先を見据えれば、株式相場は上昇する公算が強いといえます。ノン・コマーシャルズ(右)については5月6日時点では37,872枚の売り越しとなりました。前週に比べて売り越し枚数は3,821枚増加しています(4週間連続の増加)。売り越し枚数は2週間連続で過去最高値を更新しました。CTAやヘッジファンドなどの投機筋は日本株に対して「弱気」スタンスを強めています。投機筋の予想が当たるのか、あるいは買戻しを余儀なくされるのか、引き続き今後の動きが注目されます。私が上の解説を見て独断的に思うのは、まずHFの相場観(売り)は合っているのでは、ということ、 それゆえシカゴのHFの売り残が多いのはなんら問題ないだろう、むしろ健全だ、しかし彼らは客商売だ、解約を迫られたり、追証を迫られたりしたら仕方なく、ポジションクローズとなる、そう、それゆえ問題は彼らの強制決済だ、その観点からピークを考えると、解約、ポジションクローズのピークは(半年決済、中間決算など考慮で)直近の6/末分の締日の5/15位かと、ということで、明日、14210抜けたら、私もあきらめますわ、(追記)コメント頂き、HF決済は年末が本ちゃんらしいです、6末は中間決算位だと、すると、解約の決済売り(買戻し)はあまり出ないのかなーー、(追記2)さっきプールで”Take5”がBGMでかかっていた、気持ちよく浮かんでいたら、浮かんできた、”HFは客商売のHFとは限らない”って、すなわち、一種のPPTPlunge Protection Teamだろうと、下げ続けては困るところで、一気に介入してくるスタイル、まさしく、昨今の上げはPPTバックのHFの上げじゃネーかと、しかし何気に介入してきたのか、わかった、この記事「Jubilee、50日目の解放」だ、これを彼らは読んで、危機感を持ったのだろう、書かなければよかったな、(ナーンテネ、)(追記3)さっき田中宇さんのメルマガが来た、これ読むと、ホント、米国って規制外しが好きだと思う、原油先物取引市場を規制のないUKに作るって、サスガ、「石油高騰の謎 」:http://tanakanews.com/080514oil.htm
2008年05月14日
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今日のNK225は、 5/13 15:10 NK先物上昇しているが、草野さんいわく、株式こうみる:戻りはファンド勢巻き戻しの影響、草野氏..2008年 05月 12日 15:33 抜粋これまでの株式相場の上昇/債券相場の下落は、サブプライム問題が最悪期を脱したことによるファンダメンタルズ改善の反映ではなく、ヘッジファンドを中心とするポジションの手仕舞い連鎖の結果だ。債券を手掛けるヘッジファンドは3月までに運用成績が急速に悪化しており、資産圧縮を急ぐプライムブローカーから追加担保の差し入れや融資の返済を求められ、ポジションの圧縮に追い込まれた。これが4月の急速な債券売りにつながり、さらにリスクヘッジしたい日本の金融機関の債券売りが続いて債券相場は急落した。 債券先物が売り込まれたことで、債券先物買い/株式先物売りのポジションを持っていたヘッジファンドがアンワインドに走り、株式先物が急上昇。これを受けた裁定買いで現物株も上昇し、空売りファンドが現物株を買い戻さざるを得なくなったことから、日経平均.N225は1万4208円67銭の高値を付けた。 海外長期投資家の日本株チームの解散は今も続いており、日本株に新たな長期資金が入る状況ではない。買い戻しが一巡すれば、潜在的な売り圧力である裁定買い残が膨らんだこともあり、今後の需給は厳しくなる。HFの買戻し相場だと、今日の債券相場(JGB)に注意、JGB先物 05/13 15:00 更新午後の株式の上昇と一緒に売られている、典型的なHF相場、 6月末の解約締めが45日前の5/15、これ以前の手仕舞いになるため、今日明日位がピークか、が、買戻しもさることながら、売り要因も相変わらずだ、仏銀ソシエテの1-3月: 23%減益-貸倒引当金が響く 008/05/13 14:32(ブルームバーグ)時価総額でフランス2位の銀行、ソシエテ・ジェネラルが13日発表した2008年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比23%減益となった。貸倒引当金や米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)関連の評価損が響いた。 純利益は11億ユーロ(1株当たり2.06ユーロ)と、前年同期の14億3000 万ユーロ(同3.26ユーロ)から減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト10人の予想中央値は9億4900万ユーロだった。アトこれとか、ゴールドマンなど米証券4社の利益予想を下方修正-メレディス・ホイットニー氏 08/05/13 14:46http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a3cJjAxf7L5A# 米証券オッペンハイマーのメレディス・ホイットニー氏は、米大手証券4社ゴールドマン・サックス・グループ、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス、モルガン・スタンレーの利益予想を下方修正した。 4社の事業が全般的に振るわないことを理由に挙げている。既にDJ先物、欧州は反応している、http://systemtrade-life.com/wcharts/evening.html
2008年05月13日
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これはメモで、(NikkeiBusinessの写真だけ拝借、)iPodのイヤホンをきれいに巻き取る2つの方法 次、コードだけ、 決してイヤホンだけではない、巻き取りのコツだろう、
2008年05月13日
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Update昨日、アップした記事が結構リアルで、自分自身、チョッと戸惑っている、 5/12、のM5以上の世界の地震回数20回、http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/quakes_big.php昨日5/11は、世界で3回しかなかった、中国の地震の被害は拡大する一方で、四川省大地震 読売新聞中国大地震の打撃を受けた地域の45上場企業、13日の取引を停止(00:55) また、四川省はさまざまな工場、軍需関係もあると聞く、(2008年5月12日月曜日記事) そして先ほどの天気予報では、関東地方では台風2号以上に、沿海州の低気圧に注意と、 http://www.jma.go.jp/jp/gms/ 台風との相乗効果で、北の突風と雷、竜巻を伴う可能性ありと警告していた、杞憂に終わることに越したことはないが、時期が時期だけに、地震の備えとあわせ、心積もりだけでもしておきたい、(参考)地震の前兆現象 地震雲について地震雲と地震予測http://www2s.biglobe.ne.jp/~kinbara/jisin.htm 2ch臨時地震 (必要スレ、右クリック新規開くで)(追記)地震前兆情報サイト、(植物生体電位観測)は注目、低気圧の動き
2008年05月12日
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5/11本日、ペンテコステだった、「ペンテコステ」とは、ギリシア語で「50番目」の意味、キリストが復活して50日目、この日祈っていた3000人に天から聖霊が注がれたと、 別名、「聖霊降臨日」とも称する、今年は(復活祭3/23から50日目の)5/11となる、ウェインランド氏いわく、「第二のラッパはペンテコステを過ぎるまでは鳴らない」と、さて今週は、市場、他スケジュール 12日(月) 北京五輪まで88日(8月8日) 、開催なるか? 香港休場(「仏誕節」) MBIA決算、 4月工作機械受注(15:00)13日(火) ソシエテ決算 バーナンキ議長講演(21:20~) 米4月小売売上(21:30) ウォールマート14日(水) M6.7 千葉(参考情報) BNPパリバ決算、 フレディマック決算 米4月消費者物価(21:30) 15日(木) みずほ決算、、3月機械受注 米5月NY連銀製造業景気指数(21:30) 米4月鉱工業生産(22:15) 米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(23:00) 米5月住宅市場指数(16日2:00)16日(金) 三井住友、りそな決算、1-3月GDP 米4月住宅着工(21:30) 米4月着工許可(21:30) 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)マーケットは既に天井をつけたきらいがある、とにかく先週は、一気にほころびが出てきた週だった、今後はそれ(天井)を確認していくことになるのだろうかーー、今週は国内企業の決算発表が集中するので注目だ、さて、第二のラッパがいつ鳴ってもおかしくない週に突入したが、実際、世界中で自然災害が4/17以降頻発している、地震、サイクロン、火山、トルネード、チョッと気味悪いくらいだ、加えてフルー、伝染病も蔓延しつつある、国内で白鳥の鳥インフル感染、中国の手足口病による被害拡大、トロントの電車内でフルー(?)で亡くなった方の周りの6人が呼吸器系の病にかかったとされる(現在調査中、大事ではないと報道されているが)など、急に多くなってきた、そして、災害については米国や海外のみならず、関東地区の最近の地震多発も要注意、予定欄に参考情報で乗せたが、ジョセリーノ氏の地震警告も出ている、杞憂で終わればそれに越したことはないのだが、一応心構えだけは持っておきたい、
2008年05月11日
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昨年、松藤さんの本で、ゴールドマンサックスには「株価下落防止チーム」があると聞いた、しかし当時は特に気にもせず、”GS自社株価”のためにある、の認識だった、が今日、田中さんのメルマガアメリカの覇権は延命する?で、 このように、危機が去ったわけではないのに、3月後半以来、アメリカの株価は底を打ち、上昇傾向に転じている。株価の上昇を理由に「もはや危機は去った」とマスコミは喧伝している。 実体とかけ離れた相場の上昇傾向の背後に、何らかの政治的な仕掛けがあるかもしれない。良く指摘されるのは、ホワイトハウスに作られた「下落防止チーム」(Plunge Protection Team)が、統計指標を粉飾し、主要銀行を動かして潰れそうな銀行を救済させたり、株価が急落した日にS&P500やダウ平均の銘柄の株を買わせたりしているという話だ。http://www.washingtonindependent.com/view/the-plunge 下落防止チームは、正式名称を「金融市場のための大統領ワーキンググループ」(President's Working Group on Financial Markets)といい、財務長官、連銀議長、証券取引委員長、商品先物取引委員長によって構成される。1987年10月の「ブラックマンデー」の株価暴落への対策として作られ、翌88年3月に正式発足した。http://en.wikipedia.org/wiki/Working_Group_on_Financial_Markets その後、このチームは金融危機になるたびに召集され、1997-98年のアジア通貨危機からLTCM破綻に至る過程で活躍し、LTCMの救済をゴールドマンサックスに主導させたと言われている。この時期に、このチームについてワシントンポストが記事を書き、チームの存在が初めて米マスコミで報じられ「下落防止チーム」のあだ名もこの記事に由来する。だがその後、他のマスコミはこの件を後追いせず、個人投資家のウェブログなどで限定的に継承される知識となっている。http://www.washingtonpost.com/wp-srv/business/longterm/blackm/plunge.htmとあり決して、自社株だけのチームではないようだ、 さらにチェックしてみるとあった、Secrets Of The Plunge Protection Team(PPT) The Four Derivative US DictatorsBy Michael Edward 5-13-2004There are just four people who control all of the U.S. markets through their use of dangerous and explosive DERIVATIVES. They are risking the assets and retirement funds of all Americans. Because of their manipulations, especially since 2001, U.S. financial markets are now based on the gambling whims of a special fraternity of Federal Government DERIVATIVE dealers. This group is known among Wall Street as the Plunge Protection Team (PPT). Their "official" role was to prevent another 1987 "Black Monday". They have the entire U.S. Treasury at their disposal to manipulate the markets through DERIVATIVES (futures options). In other words, they are using the assets behind the U.S. Treasury to rig the prices of commodites (gold, currencies, etc.) and stocks. (中略)Perhaps Americans can now understand why the major U.S. banks, such as JP Morgan, are holding TRILLIONS of gambling derivatives on their books as the PPT group of four use them to rig the markets. Sooner or later, these market "fixes" will no longer hold the bubble from bursting. Thus, we have witnessed the creation and growth of the financial bubble that is on the brink of explosion... and we know who rigs and controls the markets to create this inflated bubble of gambling debt. (中略)The bottom line? Stick with history and prepare for the financial explosion. When the bubble deflates and pops, economic deflation will control our daily lives. The PPT cannot continue to spend what it doesn't have. The retirement funds they are "borrowing" from are already exhausted. Get yourself some gold and silver... it will buy your bread to survive in the coming future... while paper Federal Reserve Notes will burn in your furnace to heat your homes. 向こう米国でも話題になっているのが、 最近の(異常な)50日にも及ぶ株の上昇であり、付帯してのオイルの高騰、メタル・穀物のハイボラな動きである、そしてその背景を探って出てきたのがPPTであるが、PPTについては巷でもほとんど記事がなく、古くは1997年に、washingtonpost.comで紹介され、最近では2008/4/25付The Washington Independentにようやく掲載された、で、これは2004年の記事だが、副題が「4人の米国デリバティブ独裁者」、イロイロ考えさせてくれる、何よりも昨今の株式の上げの構図が見えてくる、1988/3/18に1987年のブラックマンデー対策で発足、表向きは株価対策だが、実態は政府公認のデリバティブによる株価操作チーム、窓口はGS、実際のオペはJPMやCiti、過去、911やエンロンで株価急落直後、介入して、あり得ない上昇を演じてきた、オイル、メタル、穀物、の商品、そして通貨、株式、これらの相場を反対売買、且つハイレバで動かせれば、株価の上げなど造作もないことだろう、胴元は例のトップ4人(財務長官、連銀議長、証券取引委員長、商品先物取引委員長)、資金は国(国債、年金)が準備、パーフェクトだ、なによりも、窓口がゴールドマンサックスと言うのが美しい、財務長官がポールソンで、規制者と被規制者が一緒ならGS レベル3資産でトップなんのその、GS一人勝ちはナルホドの世界、米国のGSではなく、GSの米国だ、それとJPMの例の異常なデリバティブ額、(84兆ドル)いまや多くの米国人がこの実態を知ることになったと紹介されているが、確かにPPTによるのであればナットク、例の破綻の引き金になったベアスターンズからの3/13の1兆円の引き出しなど朝飯前だろう、SECは未だに誰が引き出したか調べようともしていない、ところで、彼らのゲームの原資、US国債と年金だが、既に宴は終わりつつあるようだ、低金利、不景気で米国債人気が低下し、年金基金はベビーブーマーの退職で収支が逆転しつつある、実際、デリバティブ額は昨夏をピークに減少に転じている、と言うことで、2004年の記事にあるバブル崩壊警告がもう近いとみる、記者Michaelいわく、「読者にあられては、紙切れである米国の紙幣、証券があなたの家を暖めるストーブの火種になる前に、明日のパンのため、金や銀を購入することをお勧めする、」と、あっ、それとこの構図は多分日本の株式相場も一緒だろう、PPTとまでは行かないまでも、年金運用はGSとかの外資がやってる、但し、年金基金は米国と同様もう余裕がない、(年金基金が離れる時)(追記)PPTの発足日、1988/3/18でひとつ思い出した、今回の50日間の上げの開始日が3/18なんだが、彼ら、20年目のげんを担いだんじゃないのって、マッ、ドーでもいいことなんだが、
2008年05月10日
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勝とうと思えば負け、成功を志向すれば失敗する、健康を求めればそれを損ない、儲けを目論めば損する、この人生の不条理に挑むべく、早期退職を機会に 格闘を始めた、果たして答えは与えられるのか--、これは本ブログの楽天の紹介文だ、もう2年前になるが、早期退職して、始めたブログ、当時ブログそのものをよく知らなかった、メンドウで1-2ヶ月で挫折、しかし、ある日、書こうとしないことが書けることの秘訣と、知ってからはさほど苦にはならなくなった、以降、思いつきとインスピレーションがほとんどである、ピンと来た記事、フッと来た思い、昨日の夢、散歩中のアイデア、これらがブログのソースとなる、たまたま今は、金融危機が話題なので、これに集中してしまっているが、チョッと前はガンの原因がテーマだったり、健康ネタ、ウォーク、投資手法などが占めていた、さて、サブプライムから始まり、ずいぶん書いてきた経済トピックスだが、なんとなく終わりに近づいてきた感がある、そもそも経済記事を書いていると言うのは、自身がNK225を始めたからに他ならない、大局観をつかむ、ここにある、そして紹介文にもあるが、"儲けを目論めば損する"の不条理を克服したかったのだ、結果、ドーか、下のチャートは自分のポジションである、 日経先物実は今は、昨年末の売りポジを持っているだけの状態だ、(3/14にロールオーバー、若干売り増し)、以前はこんなことはできなかった、それ以前は損ばかりだったし、これがある意味、儲けを目論めば損するの不条理の克服の一端を垣間見せている、それでも今回、3/17から5/7までの50日間は”忍耐”だった、しかしそれを可能にしたのは、日々のウォークで培われた待つ心であり、急がない気持ちである、(こんなのはサラリーマンだったら到底できなかっただろう、)もちろん、各種経済情報はそれをバックアップしてくれたし、FRBとは心理戦だった、そしてこの”50日という期間”、実は今日気づいた、旧約聖書では、50年目を「ヨベルの年、Jubilee」と呼び、解放の年、喜びの年とされている、注)Jubilee by Wikipedia Jubilee is a historical term for a time of celebration or rejoicing. It is defined in Leviticus 25:9 as "Yovel" in Hebrew, as the sabbatical year after seven cycles of seven years.ジュビリーは喜び、祝福の時を表す歴史用語であり、レビ記25章によれば、(イスラエル暦では7年目は安息年)、7を7回繰り返した翌年の50年目を特別な年として過ごす。ヘブル語でヨベルの年と称する。(その年に行われることは「解放」である。休耕して畑を休ませ、売却されたまたは担保になった土地をもとの持ち主に返し、奴隷を解放する。50年目にすべてをリセットし、新しい出発をする。)(もちろん、NY/NKはひょっとしたら爆上げするかもしれないが、それはそれでかまわない、)さしずめ、50日目を過ぎた私にとって、今の気持ちは、”ホッと一息”、 まさにJubilee、解放の時である、
2008年05月09日
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Update知っていそうでよく知らない、最近では"C11する"、なんて言葉までまかり通っている、例のカントリーワイドのBOAによる買収ではこのChapter11がキーになりそうな雰囲気もある、チョッと見てみようか、米連邦破産法11条日本の会社更生法に相当する法的手続きの一つ。更生法が適用申請を受けて裁判所が管財人を選任するのに対し、破産法11条では原則的に管財人が任命されず、経営の立て直しは現経営陣を中心に進められる。もうひとつ進んで倒産する米企業の不思議:C11というお手軽な倒産手続Chapter 11は、米連邦法典 (U.S. Code)の第11章が破産手続法 (bankruptcy code)を定めていることからそう呼ばれているわけで、正確に言えば、「破産法」の11条と呼ぶのは誤りです。一口に倒産と言っても、本当に「つぶれて」しまい、あとは会社の債権を回収する一方で、できるだけ債務を弁済して清算を済ませ、会社を解散するというルートをたどる場合と、債務者に我慢してもらいながら事業を立て直すという二つのルートがあります。アメリカの場合、前者の消滅型の倒産手続は、米連邦法典の第7章が手続を定めていることからチャプターセブンと呼ばれ、後者がチャプターイレブンとして知られています。(中略)おおざっぱに流れを説明すると、まずは債権者たちは取り立てなどができなくなるので、申請した会社はほっとひと息つけます。次に会社は自分たちの経営内容を債権者たちに明らかにしてから更生計画案をまとめ、債権者たちに承認してもらいます。こうした更生計画案にそって第一回の弁済をきちんと行えば、チャプターイレブンによる手続も終了し、晴れて、普通の会社に戻れます。雰囲気をつかんでほしいが、”経営の建て直しは現経営陣を中心に行われ”、とあるところがミソ、従業員と債権者にはオイシクナイ、で、C11には悲壮感がない、あっ、またなの、そんな感じ、実際、米国航空業界では今やC11は日常茶飯事となって、深刻なニュースとして聞こえてこない、日本とはえらい違いだ、さてココで、資本主義の制度とやらを確認しておこう、これは吉行さんのHFのCDS取引のコメントから、保険会社の資産内容や支払能力みないで、保険買うかね。たとえが悪いが、あいおい損保が、ロシアの債務保証できると考えるのが馬鹿ではないか。ロシアが倒れたらお陀仏というビジネスモデルで、巨額のばくちをうって、それまでは5%(保証料)ををもらい続けるか。 HFで、賭博失敗で破産したら、社会で誰かが損をかぶり、面倒をみる。銀行が相手なら、FDICがついている。利益がでたら、私のもの。損は社会のもの。それが資本主義の制度。このような資本主義の本質、「利益は私、損は社会」を知っておけば、Chapter11の存在価値もわかりやすい、経営者が損失を被りにくい制度になっているわけだ、但し、今回のカントリーワイド買収は、一筋縄ではいかなさそう、キーは債務を引き継がない買収が可能か否か、BOAお雇いの高額報酬法律家達がどんな案を出してくるか、乞ご期待だ、さて、C11絡みでHP見てたらこんなのがあった、加州バレホ市が財政破たん~債務調整手続き申請へ 2008年05月07日 19:03米国東部時間予算不足が深刻なカリフォルニア州バレホ市が、2008会計年度が終了する6月末までに連邦破産法9条に基づく債務調整手続きの適用を申請することになった。市議会が6日夜、全会一致で可決した。来年度に1600万ドルの予算不足が見込まれているものの、準備金がないため。 AP通信によると、人口11万7000人のバレホが同手続きを申請した場合、同州の自治体としては最大の財政破たんとなり、歳入が歳出を賄えなくなったために破たんした初の事例となる。サンフランシスコ郊外に位置する同市は、経済の低迷や不動産不況で08年度の歳入が予想を500万ドル下回る見込みとなっている。City of Vallejo, State of California4191 バレホは一般会計の75~80%を警察官や消防士への報酬が占めており、これが財政難の一因と見られているが、市側と警察、消防職員労組との人件費削減交渉は合意に達しなかった。(以下略)破綻公共団体として最初の事例らしいのだが、ココの市のHP見ると、結構なリゾート地にみえる、ホントにこんなとこが破綻するのかな、と思えるほど、 (追記、市は海軍の町とのこと、)でチョッとビックリしたのは、公共団体にまで破産法が適用できるらしいと言うこと、(追記:これはC9と呼ばれ、性格はC11と似てる)この場合、再建者の中心は市長、市議会だろうか、不利なのは、従業員である公務員、市民、それと債権者か、 イヤー資本主義だからね、自治体も例外じゃないわけだ、しかし、財政逼迫の理由が不動産低迷(人口流出、地価税低下など)とあるから、これは今後拡大していく可能性が大きいだろうな、それにしても、 一般会計の8割が人件費って言うのは、どっかの自治体(Osakafuとか)とあまり変わらないわけで、米国に限らず今後ますますクローズアップされていく話題になりそう、(追記)Bloombergからカリフォルニア州都市連盟によると、バレホ市の一般会計8900万ドルのうち、警察官と消防士の給料および年金、残業費がほぼ80%を占めている。カリフォルニア州の都市の平均は約60%。 人件費ヤッパでかいな、右肩上がりのときはよかったんだけどね、職種が警察官と消防士、(ウウーン、そうですか)、(追記2)資本主義の本質で思い出した、Bigpictureさんも同様なことを言っていた、There must be dozens. I am particularly interested in those situations where the profits were private, but the assumption of risk is public.多くの事例がここ米国で見られる、すなわち、利益は個人に、リスクの担い手は社会に、が、その実例(税金によって会社(国民ではない)が救われる)で、- Savings and Loan Crisis - RTC (1980s) - 1987 Crash - GSEs: Fannie, Freddie & Sallie - Legislative Bailouts (SLRA, TCRA, CFMA, Med Part D) - Long-Term Capital Management (1998) - Farm Subsidies (run amuck) - Airlines (post 9/11) - Post "Dot Com" crash (2001) - FASB - Hurricane Hugo, Andrew, Katrina, and other not-so natural disasters (1989, 1992, 2005) - Housing (2007) - Bear Stearns (2008) - Sub Prime (continuing)(追記3)コメント頂きました、自治体の破綻はC9が該当[記事全文]、但し、米連邦破産法9章このように管財人が任命されず、地方政府が自ら財政再建を行うことが、州破産管財人による財政再建と大きく異なる点である。で、性格はC11と似ているようで、再建主体は市になる、ちなみにWikipedia「連邦倒産法」によれば、連邦倒産法は、次のとおり九つの章 (Chapters) からなる。第1章 総則 第3章 案件管理 第5章 債権者、債務者、及び財団 第7章 清算 (Liquidation) 第9章 地方公共団体の債務整理 第11章 更生(Reorganization) 第12章 定期的収入のある農家もしくは漁師の債務整理 第13章 定期的収入のある個人の債務整理第15章 国際倒産で今回は第9章だと、又、Vallejo, California, Plans to File for Bankruptcy (Update3) May 7 ... によれば、一年前から市の人口は19%ダウン、 現在、市には1214軒の(差押さえによる)空きやがあり、1014軒が差押さえの手続き中、又、464軒がオークション中である、と、(追記4)2007年度年収1000万円超えのバレホ市職員292人、消防がダントツだそうで、以下サマリーサンプル、
2008年05月08日
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このチャート、CDSの推移は興味深い、草野さんのエコノミスト記事によれば、CDSは本来、銀行同士がリスクを.分散させるために始めた取引であり、当初は企業の倒産確率をベースに算出したデフォルト率によって適正水準で推移していた。しかし、2004年、世界的な低金利を背景にしたカネ余りで運用資産が一兆ドルを超えたヘッジファンドがCDS市場に登場したことで状況は一変する。株、債券、為替などの伝統的市場で運用競争が激しくなるなか、ヘッジファンドは、2000年のITバブル崩壊後4%にまで高まっていたデフオルト率が低下してきたのに目をつけ、倒産リスクの引き受け手として、CDS市場に参入したのである。その結果、CDS市場におけるヘッジファンドのシェアは6割にも達することになった、同時に、CDSのプレミアム(保証料)は、本来の倒産リスクと見あわないほどにまでに低下した。数字の上では、企業の倒産リスクや個人の破綻リスクは、地球上から消滅したにほぼ等しかった。CDSの増加は、逆説的だが、デフォルト率の低さに惹かれてきたとある、しかし、物事には終焉がある、CDSの増加理由がデフォルト率の低下だったなら、CDS契約者は市場から撤退を考慮しなければならないようだ、その理由は、こちら、Corporate Default Outlookだ、http://mcgraw-hill.mediasite.com/mcgrawhill/Viewer/Viewers/Viewer320TL.aspx?mode=Default&peid=af58aa24-7622-40c4-bcef-b79e22cc57ff&pid=a10f859e-765e-42b5-832e-da5ac3fe28af&playerType=WM64Lite&overridePort25PluginInstall=tru e#異常に低いデフォルト(倒産)率が続いていたが、S&P、Diane Vazza女史いわく、2007年末でボトムを打ったと、(赤丸に着目、頭をもたげてきた、)背景の詳しい解説は専門家に任せるが、要はこの低率自体が市場の異常さを表しており、過剰流動性で本来逝くべき会社が残ってしまったようだ、今後は2009年初までに3.4-5.7%のレンジまで上昇すると、言っている、元々、デフォルトしないことが前提のCDS市場だったわけで、デフォルトが増加し始めたら、62兆ドルまで急激に膨らんだアトのチャートの姿ってなんとなくだけどイメージはわくな、さて、市場は相場が天井なのかドーかで揺れている、昨日はついに高値更新だった、いったいドーなのよ、と言うところで、こういうわけ分からん相場のときは、案外この人の言うことがあたっているかもしれない、以前、米国株について (04/20)で、「ワタスが以前、米国株の暴落と金融崩壊について書いたものだから、未だに株は持ち直しています本当に暴落など来るのですか?というご指摘を頂きますた。ワタスのエージェントさんの情報が確かなら、もうそろそろかと思います。だいたいNYダウが13300程度まで上がりそっから落ちるでしょう。ワタスは相場から離れているので、どうということはないのですが、暴落相場などで儲けようなどと考えないことです。」とコメントされた元GSの伝説のディーラさん、最初DJの13300を聞いてまさかと思ったが、今思うとこの数字が巷では一番近かったのではないだろうか、その彼が、昨日、疎開の準備 (05/07)で、「それから株の話でお問い合わせが何件かありますた。相場を離れたワタスにはどうでも良いことですが、アドバイスするなら、そろそろプットの2か月先の低いところ1万円あたりを買った方がいいでしょう。もちろんプットは掛け捨てゼロになっても良い金額でやって下さい。 」と言うコトで、S&P、伝説の元GSディーラーさん共に、相場は転換点にあることを示唆しているようで、トレーダーの皆さんも上記情報など参考にNY、NKなどを眺めてはいかがかと、 あっそうだ、上のS&PのチャートはJPMにも送ってあげよう、確かCDSではNo.1だったよな、(クリック拡大)Financial Madness: Credit Default Swaps
2008年05月07日
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今日はファニーメイの決算発表日だったんだ、カントリーワイドが話題になる中での発表だったが、先週ファニーメイFNMAについて、心配の記事が出てた、チョッと古くなるけど丁度いいので紹介をば、Econbrowserさんから、Fast and Easy Fannie May 02, 2008 抜粋でIt's news to me that Fannie was buying no-doc loans and calling them prime. I presume that if the WSJ article is correct as to the magnitude of fraud, Fannie would have a case in trying to recover any losses by suing Countrywide. But if Countrywide goes bankrupt, that plus a few dollars will get you a cup of coffee. (中略)From page 102 of Fannie's 2007 Annual Report, as of the end of 2007,Fannie has guaranteed $2.1 trillion in separate mortgage-backed securities it has sold to outside investors, for a ratio of core capital to total book of business of 1.6%. 私の懸念は、WSJ記事によればカントリーワイド(CFC)が収入証明ナシでプライムローンを貸し付けていたことだ、それをファニーメイ(FNMA)は買い取っていた、よって必要とあらば、FNMAは訴訟も辞さないところだが、相手CFCが破産したら共倒れするリスクがある、そしてもっと憂鬱なのは、FNMAは不良担保を含む2.1兆ドルもの担保証券を投資家に発行しているのだが、レバレッジが(純資産の)60倍にも及んでいることだ、そしてこの記事のコメント欄に、以下の投稿がある、FNMA is too big to save. They have $2.8 trillion in exposure between their liabilities and guarantees. With accelerating defaults in all mortgage classes, they will be called to make lots and lots of payments.The Fed has a $900 billion asset base and the Federal government a $2.7 trillion annual budget. Between FNMA, MBIA, JPM, BOA, C, et al., there will be too many demands on the Federal Reserve and Federal government for them to save anyone except temporarily.Financial armageddon is no more than one year away, and may arrive by year-end. Posted by: jg at May 2, 2008 08:02 PMそもそもファニーメイFNMAは救済するには大きすぎるのだよ、2.8兆ドルも貸出し(2.1兆ドルは証券化して投資家に販売済)しているが、焦げ付きに対応できるのか、救済が期待されるFRBは公称0.9兆ドルの資産(今は0.5兆ドル)、米国政府(年間予算)は2.7兆ドルだ、これにさらにMBIAやらJPM、BOAが続いたら、どこもメンドウ見れんよ、もはや破綻は時間の問題だろうよ、と、さらに2007 Annual Report,P26を読んでみよ、というコメントも、以下抜粋で、We face the risk that one or more of our institutional counterparties may fail to fulfill their contractual obligations to us. (中略)The challenging mortgage and credit market conditions have adversely affected, and will likely continue to adversely affect, the liquidity and financial condition of a number of our institutional counterparties, particularly those whose businesses are concentrated in the mortgage industry. One or more of these institutions may default in its obligations to us for a number of reasons, such as changes in financial condition that affect their credit ratings, a reduction in liquidity, operational failures or insolvency. Several of our institutional counterparties have experienced ratings downgrades and liquidity constraints, including Countrywide Financial Corporation and its affiliates, which is our largest lender customer and mortgage servicer.(以下略)この年次報告書(2007、4Q)はチョッと退けてしまう、当のFNMAが報告書の中で、「我々はリスクの中にある」、と開き直ってしまっている、しかもその最大要因がFNMAの主要顧客であるカントリーワイドで、カントリーワイドが逝ったら、我々も同じ運命であるってーー、自分で言うなよ!こわいなー、と言うか、無責任だな、と言うか、(公表して)逃げるなよなー、の世界だ、で、さっき、カントリーワイドと一連托生のFNMAの発表内容は、米ファニーメイの1-3月:21.9億ドルの赤字-60億ドル増資を計画 2008/05/06 21:17 ブルームバーグ米住宅金融投資のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)が6日発表した2008年1-3月(第1四半期)決算は、21億9000 万ドルの赤字となった。米住宅不況を背景に赤字決算は3四半期続いた。同社はまた、60億ドル(約6300億円)の増資と減配の計画も発表した。 株価は5日までの1年間で約54 %下落している。 FNMNYの株価と合わせ見ると、今やFNMAは、最大顧客であるカントリーワイドの行方にすべてがかかっているようだ、今日のNY株価は既にそれが先読みされてるのだろう、すなわち、こんな決算(赤字)ではマスマス危ないではないか、と、「がんばれ、僕らのファニーメイ、カントリーワイドなんかに負けるな!」 と言う声援が届くほど、NYは近くないのだが、前出のEconbrowserさんの〆の言葉、From the beginning, my conception of a really big financial meltdown would be one that pulls one of the GSEs into insolvency. Please tell me why it can't happen.”当初から言っていたことだが、金融崩壊の私の考えは、GSEのどこか一社が支払い不能に陥って引き起こされると言うものだ、もしこれが起こらないと言うなら、誰か起こらない理由を説明してくれたまえ、”(追記)NYは、いつもの300億ドルコースと米連邦住宅公社監督局、ファニーメイ<FNM.N>の自己資本上乗せ分を引き下げへ、で爆上げモード、に入っているが、隠せないものがある、 Fannie Mae's credit default swaps widen 16 pct ...そう、CDSだ、株価は操作できても、こちらは確実に拡大してきている、 もうひとつ、こちら、Business Bankruptcies Up by Nearly 50% in April - May 6, 2008 、企業倒産数が前年比で4月は50%増加した、もう一度、CDSの取引を確認しておこう、デリバティブの大半はCDSである、(ちなみにJPMの対純資産レバレッジは約100倍となる、)
2008年05月06日
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注目されているカントリーワイドだが、いくつか拾ってみた、まずReutersから、 BofA may renegotiate Countrywide deal price: Friedman Bank of America Corp is likely to renegotiate its deal to buy Countrywide Financial Corp down to the $0 to $2 level or completely walk away from it, said Friedman, Billings, Ramsey, [analyst Paul Miller] ...Countrywide's loan portfolio has deteriorated so rapidly that it currently has negative equity ..."We estimate that if fair-value adjustments to the loan portfolio could exceed approximately $22 billion, this would increase the odds of Bank of America renegotiating the transaction or walking away," Miller said.Bloombergは、Bank of America Should Skip Countrywide, Analyst Says (Update3) ... By David Mildenberg and Eric MartinMay 5 (Bloomberg) -- Bank of America Corp., the second- biggest U.S. bank, should abandon its takeover of Countrywide Financial Corp. because the mortgage lender's loans may be written down by as much as $30 billion, Friedman, Billings, Ramsey & Co. said. で、上記記事は、BOAは、赤字が増えちゃって債務の塊のようなカントリーワイドの買収はやめたほうがいいんじゃないの、って言っている、オッ、和文も出てきた、米BOAはカントリーワイド買収で再交渉か ...May 5, 2008 10:45 EDT (ブルームバーグ)フリードマン・ビリングス・ラムジーのアナリスト、ポール・ミラー氏は顧客向けリポートで、バンク・オブ・アメリカ(BOA)は40億ドルで合意した住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収で再交渉する可能性があるとの見方を示した。カントリーワイドが抱えるローンが収益に悪影響を及ぼすとみられることが理由。 ミラー氏はBOAがカントリーワイドを買収した場合、最大300億ドルの評価損が発生する可能性があると指摘。カントリーワイドの投資判断を「マーケットパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価についても7ドルから2ドルへ引き下げた。目標株価の引き下げは「BOAが買収契約を再調整する可能性が高いことを反映している」という。 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、カントリーワイドの格付けをジャンク級(投機的な等級)へ引き下げた。BOAが買収後にカントリーワイドの債務を保証するかどうか疑問があることが理由。 と言うことで、カントリーワイドは現在、下げている、CFC (Countrywide Financial Corp)もっとも、一番の関心はコッチだけど、Countrywide's credit spreads tightenMay 5, 2008 10:19am ET Spreads had widened after Bank of America said in a filing last Wednesday it was providing no assurance it would guarantee or assume Countrywide's debt after it completes its proposed $4 billion acquisition of the largest U.S. mortgage lender.(中略)Following S&P's downgrade, however, Moody's said in a statement on Friday that although Bank of America may not legally guarantee or assume Countrywide's debt, "it is likely to support it" after the acquisition. "We believe that Bank of America would have much to lose and little to gain by not supporting the Countrywide debt," Moody's senior credit officer Craig Emrick said in a statement. Any negative actions taken by the bank regarding Countrywide's debt "would carry significant reputation risk" for Bank of America, it said. However, Moody's noted that if the acquisition is not completed, Countrywide would likely be downgraded multiple notches into junk territory. Moody's now rates the mortgage lender's senior unsecured debt "Baa3," the lowest investment grade.CFCのクレジットスプレッドが拡大してきていると、又、S&Pとムーディーズはスタンスが違う、ムーディーズはまだ希望を持っている、 それでもムーディーズは買収がされないことが確認されたら、CFCを直ちにジャンクにすると、草野さんによれば、「しかし、ここにきて景気後退懸念から倒産リスクの指標であるCDS指数が急上昇しており、ヘッジファンドの支払い能力への懸念が出てきているという。デフォルト率の平均的な水準は1─1.25%。この水準でも、ヘッジファンドなど保証サイド(売り手)が破たんなどで支払えなかった場合、金融機関などの買い手には2500億ドル程度の損失が発生するとの試算があるという。しかし「ITバブル前後につけたデフォルト率のピークは4%。単純計算すると、1兆ドルの損が出てもおかしくない。金融崩壊の可能性すらある」と草野氏は懸念する。(2008年 02月 4日)そして彼の4/1付エコノミスト記事では CDS市場の6割は現在HFが占めていると、先日の松藤さんのDVD(1/28付)見てたら、45兆ドルのCDS取引量に対し、元資が0.1兆ドルしかないって、500倍かよ、(現在はもっと大きいだろう、)大丈夫なんだろうね、彼ら、手数料稼ぎでオプション(保証)を売っているらしいけど、現在は下火らしいデフォルト率が上昇し始めたら、一気に行っちゃうんじゃないだろうか、*ところで最新のデフォルト率ってどこで分かるんだろうか?
2008年05月05日
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Updateスポーツ、又普段の生活においても、大事なのが、これ、”立ち姿勢”、と言われている、しかし、この立ち姿勢、出来ている人は少ない、又、出来ていると思っている人で実際にいい立ち姿勢の人も少ない、まず、ウォークで習った基本姿勢は、 かかとを上げて、背伸びして、そのままかかとを着地させる、この時の姿勢が基本の立ち姿勢であり、このままウォークに入る、又、静止する時の立ち姿勢は、足を中心でクロスさせて、立つ、 これで、お尻がしまり、姿勢がよくなる、このまま30分ぐらい立ち続けても疲れない、ウォークでは、このお尻がしまっていることがキーになる、(コインをお尻に挟む状況がこれに当たる)立ち姿勢では楽なこのお尻の締めを、歩く時に適用させるのは実は容易ではない、常にキュッキュッと締めながら歩くのだ、しかしウォークレッスンではこれを習う、これなくしてポスチャーウォークはあり得ないからだ、ところが一昨日、4回目の根幹バランス療法に行った時に言われた、「それはやめたほうがいいかも」と、これはチョッとショックだった、もうこれで3年近くやってきたのだ、さらに、「腰痛くありませんか」と聞かれ、確かにこれで長時間歩くと、腰に来ますね、と答えた、続けて、彼はこう言ってくれた、「イチローの歩き方知ってますか、アウターエッジですよ、」アウターエッジ?初めて聞いた、こうだ、試しに、(少し内股気味になるが、)外側のラインを進行方向に垂直にして立ってみた、すると、ナッ、ナント、自然にお尻と腰が締まるではないか、これはコロンブスの卵だった、彼いわく、「アトは、普通にかかとから着地して、最後は足の親指で外側に蹴り出しておしまい、意識するのはチョッとした内股気味だけです、これ結果的に足の5本指を全部使います、」と、「これはサッカー選手のサイドステップには必須ですよ、」とも、早速、今日の日中、これで、ハーバーまで往復したが、ナント、帰って来て、腰に負担がかかってない!!これは是非、ウォークの先生にも紹介したいと思ったが、一昨日の彼の言葉が浮かんできた、「一般に、どのスポーツでも、(特にプロの先生たちは)自分のスタイルを変えようとはしませんよ、私もずいぶんイロイロな方にアドバイスしましたが、やはりプライドがありますね、実際に体験してもらわんと伝わらんです、」実は、先日、ウォークの先生には根幹バランスの紹介メールを送付したが未だに反応はない、確かに彼の言う通りかも知れない、こんなに効果があるのに、残念だが仕方ない、しばらくは一人でこのアウターエッジウォークを満喫するとしよう、(実はいまだにチョッとうれしくて興奮しているのだが、)(追記)コメント頂いたので、追記を、逆説的だが、いい姿勢が本来の姿であり、姿勢が悪いと言うことは何がしかのアラームが発せられているのではないだろうか、私が姿勢についてこれまでに感じたこと、まず、体が対応できること、(これは柔軟性があること、これがないと、立ち姿勢以前の問題となる、かく言う私も先月までは柔軟性がなかったのだが、)次に、自然に続くこと、(いい姿勢をとることと、それをを保とうとすることは異なる、ナニカの競技中、仕事中だけ、いい姿勢でいたいのであればそれで構わないが、ずっと保持するために筋肉を傷めたのでは下もこもないし、)*下記は中国の新兵さんの姿勢矯正法、Paramilitary police for the 2008 Beijing Olympic Games take part in a training session in Beijing April 10, 2008. China's paramilitary forces must ensure domestic stability at the Beijing Olympics as well as tackle terrorist threats, commanders said at a security meeting. The playing cards are used to ensure that the police maintain good posture.皆さん苦労してます、(トランプカードを首に当てて姿勢を保っている、背中がきつそうな予感、)最近では、高岡さんのユル体操、内村さんのコアスイム、金さんの体幹ランニングなど、体幹を意識した動きをよく聞くのだが、根幹バランス療法士の彼いわく、深層筋肉を緩めてあげれば、もっと効果が出ますよと、彼の元には今や、オペラ歌手、バレリーナ、も訪れているとか、発声も体の筋肉が硬くては出ないようで、
2008年05月04日
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既に次の段階に入っているようだ詳細はNakedCapitalism、More on What Bank of America Might Do With Countrywide Debtにあるが、ココは、簡略に、ロイターから、S&P cuts Countrywide rating to junk Friday, 2 May 2008 03:49pm EDT Investors have been concerned about Bank of America's treatment of the debt for months as the bank provided no details about its treatment of Countrywide's obligations."The clear implication of Bank of America's refusal to take responsibility for the $40 billion or so in parent company debt is that Bank of America CEO Ken Lewis is considering a bankruptcy filing for Countrywide as one possible strategy after the transaction closes," Christopher Whalen, managing director at Institutional Risk Analytics, wrote in a research report.Under one possible scenario, Bank of America could buy Countrywide and place all its assets in a new company called Red Oak, Whalen said. Bank of America could then move Countrywide's bank out of Red Oak and into another part of Bank of America, and in exchange give cash to Red Oak.Red Oak could be placed in Chapter 11 bankruptcy protection if the U.S. economy, housing market and mortgage industry continue to weaken, he said.S&Pが発表したのはもちろんNYの退けた後で、株価にはまだ反映されていない、金曜日の午後だったにも関わらず、株価はほとんど動いていない、 (但し、ロイターによれば、CWのCDSが50pbs拡大したとのこと、Countrywide's credit default swaps widen 50 bps)、情報が急だったので、様子見だったかも知れない、週明けがポイントか、投資家、CWの債券保持者は固唾を呑んでBOAの出方を見ていると、(これまで情報らしい情報が一切なかったようだ)で、上記ロイター記事によれば、どうやらBOAは400億ドルものCWの負債を引き継ぐ気ははなからないらしい、それどころか、いいとこ取りを画策している、IRAマネージャーいわく、BOAはCWの買収はするが、その後、受け皿会社(社名Red Oak)をつくり、そこに資産(負債)を移動させる、そして経済状況を伺いながらChapter11を適用させて破産させると、マッ、相変わらずお見事だが、誰がしっぺ返しを受けるのか、投資家であり、従業員であり、納税者だ、 BOAは無傷で、負債なしの住宅金融会社をそっくり頂く、もしこのスキームが実施されるなら、まさにモラルハザードの極みだろう、これを当局が許可するなら、今後はこのパターンが続出することになる、(本件、引き続きフォロー、)
2008年05月03日
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UPDATE世の中はいつも徴(しるし)、サインを求めたがる、ピッチャーはキャッチャーに、女性は男性に、信者は教祖に、あのキリストは神の子の最初のサインとして、水をワインに変え、以後、徴のオンパレードだった、で昨日のNY、最初のサインはあったのか、まず、DJ、http://finance.yahoo.com/q/bc?s=%5EDJI&t=5d&l=on&z=m&q=c&c= TAF増額のアナウンスを皮切りに、一気に100$超えのUp、 そしてこの棒立ちで思い出すのが、個人的には忘れもしない、昨10/11のチャート、損きりの日 以降、翌日は「陽の陰はらみ」も出し、新しい酒は新しい皮袋へ 10/11の天井確認となる、最後の一吹きがサインだったわけである、次、Nasdaq、http://finance.yahoo.com/q/bc?s=%5EIXIC&t=3m&l=on&z=m&q=c&c= 日足こちらはおなじみのカブセ線である、(大陽線の翌日に上放れて寄り付くが,反落して前日の陽線に食い込んで引けた足。相場が相当上昇したところに出た場合は,売りの急所とされる。)これらは最初のサインとなるだろうか、さあ、連休が始まった、しばし、チャートから離れ、自然を満喫するか、(追記)先ほどコメント頂いたが、サインが現実化してきた、再送:米カントリーワイド<CFC.N>の信用格付けをジャンク級に引き下げ .. 2008年 05月 3日 06:14 JST [ニューヨーク 2日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、米住宅金融カントリーワイド・フィナンシャル(CFC.N)の信用格付けを「BBB+」から投機的等級(ジャンク債)の「BB+」に引き下げた。同社を買収するバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N)が、カントリーワイドの未払い負債を肩代わりしない可能性を示したことを理由に挙げた。 バンカメが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類について言及し、S&Pは「ミディアムタームノート約170億ドル、転換社債40億ドル、下位劣後債22億ドル、劣後債10億ドルを含むカントリーワイドの債務の一部を継承しない可能性が新たに示された」と述べた。 また、カントリーワイドを「クレジットウォッチ・ディベロッピング」に指定。カントリーワイドの債務の法的な状況に応じ、格付けの変更や確認を行う可能性がある。今後のFRBの出方によるが、FRBは例のベア救済で方々から批難が出ている、(FRB議長に重いつけ?-ベアーS救済で広がる「SOS」信号の発信)、仮に今回救済に乗り出せば、他の破綻寸前の会社がいっせいにFRBに殺到するだろう、アトはBOAがCWの債務を引き受けることが考えられえるが、当初より悪化した赤字を想定していなかったので、これは微妙、自分のとこの破綻リスクを増やしてまで、引き受けるだろうか、住宅金融最大手カントリーワイド発行の証券化商品(MBSなど)が紙切れになれば、投資家のみならず、CDS市場でのデフォルト頻発で揺れが想定される、ブルームバーグでは、「S&Pは格下げの理由として「カントリーワイド債権者の根本的な法的地位に関して不透明感が一段と強まった」ことを挙げた。 と、
2008年05月03日
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連休前なので今日はもう寝ようとオモって最後にネットを見ると、後期高齢者保険料通知 木更津市に苦情相次ぐ「訃報みたい」 2008年5月2日 読売新聞) 苦情が相次いだ封筒。白地の紙で、黒い太枠の中に対象者の名前が入るデザインとなっている 木更津市が4月10日に発送した、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に基づく保険料の通知書について、市民の間から「封筒のデザインが訃報(ふほう)を連想させる」などの苦情が相次いでいる。ううーーん、これはいかにもって言う感じ、センス以前の気がするのだが、で思ったんだが、この封筒のデザイン、最近売りポジで踏み上げられ、追証がかかっている人向けの通知メールで証券会社が採用してはどうかと、アア、もう今日はもう寝よう、ろくなアイデアがわかない、疲れてしまった、(追伸)FRBもホント、花火大会が好きだと見える、マッ、これだけ派手にしておけば、彼らの業績評価もよくなるのだろう、http://systemtrade-life.com/wcharts/noon.html *さっきの木更津市の封筒、FRB用に一枚もらっておこうかな、いずれ必要になるだろうし、
2008年05月02日
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さっき見たんだけど、これホントかな、続報が出ると思うんで、さわりだけ、Bank of America May Not Guarantee Countrywide Debt - May 2, 2008 The possibility that the giant bank might not provide a guarantee for Countrywide's debt came to the fore again. Without BofA backing, the Countrywide paper is a pretty dodgy proposition. From Bloomberg:Bank of America Corp., the second- biggest U.S. bank, said it may not guarantee $38.1 billion of Countrywide Financial Corp.'s debt after taking over the mortgage lender, fueling speculation that Countrywide's bondholders face renewed risk of default.(以下略)例のBOAによる住宅金融最大手カントリーワイド(CW)の買収なんだけど、BOAは、CWを買収しても、CW負債の381億ドルまでは面倒見ませんよ、と言っているとか、これを聞いてCWの債券保有者が真っ青になっていると、これは、こちらのサイトTOLD YOU SO! BAC Threatens To Ram CFC Debtholders... でも取り上げており、これが何を意味するかと言えば、All of CFC's preferred and bonds are going to be treated as zeros, or damn close to it, at the open tomorrow.即ち、(381億ドル分の)債券(不動産関係)が紙切れになるということだと、これホントなら、一気に市場に火がついちゃうんだが、BOAはわかって言っているのかな、それともそこまで追い詰められているってことなのか、今後の展開があると思うので、とりあえずJust Informationと言うことで、Chart the Performance of CFC:US(追記)CWの状況は、ブルームバーグによれば、Countrywide's finances have worsened since the merger announcement because of falling housing prices in California, which accounts for about 40 percent of its lending. On April 29 the company reported a first-quarter loss of $893 million as late payments and foreclosures soared. 買収が決まってから、なお住宅価格の下げが止まらないことからCWの財務が悪化し続けている、特に融資の40%を占めるカリフォニアでの下げが著しいことの影響が大きく、4/29の1Q決算では約9億ドルの損失を計上している、これの理由の多くは支払い遅延と差し押さえの飛躍的増加による、ナルホド、これではBOAがいやがるのはわかるな、ちなみに、381億ドルの負債は、The remaining debt, about $38.1 billion, would equal about 2.4 percent of the bank's total liabilities at the end of last year, according to the filing. BOAが抱える全負債の2.4%だそうで、決して小さくない、(追記2)ブルームバーグ和訳で、米BOA:カントリーワイドの債務保証しない ... (追記3)もうチョッと詳細を、Bank of America agreed to buy Countrywide, the largest U.S. mortgage lender, for about $4 billion amid speculation that the worst housing market since the Great Depression would bankrupt Countrywide.BOAは年初に破綻寸前のCWを40億ドルで買収することに合意、(ココ注意ね、CWの負債は381億ドルだからね、債務超過の会社だたはず、普通は引き受けない条件だな、)で問題はこっち、The wording in the bank's filing is new, Victoria Wagner, a credit analyst at Standard & Poor's Corp., said in an interview yesterday. ``If they let the debt fail, it would have implications for their other obligations,'' she said. ``They are still going to wholly own Countrywide.'' Standard & Poor's expects to boost Countrywide credit ratings to match Bank of America's when the merger closes, Wagner wrote in an April 30 report. Standard & Poor's rates Countrywide at BBB+, an investment-grade rating five notches below Bank of America's. ``If we sense the status of this merger changing, we will review all ratings on Countrywide and the likely outcome would be a several-notch downgrade,'' she wrote.「そんな情報は初耳よ、もしBOAが債務を引き受けないことがホントなら、今据え置いている(BOA買収が前提の)CWの格付けBBB+を今より数段階下げるわよ」、とS&Pの担当アナリスト、ビクトリア女史はコメントした、で、BOAの担当者は、Bank of America spokesman Scott Silvestri declined to comment further beyond the filing. コメントを控えていると、株価にも注目、CFC=CW、 BAC=BOA、
2008年05月02日
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こちらの名前、どっかで聞いたことあるのだが思い出せない、でもどっかで聞いたのは確か、でこちらのサイト見て、オオーー、そうか、1998年の人気トップ金融アナリストだったんだ、と思い出した、多分、当時日経の投資雑誌を見たんだと思う、以下、小原由紀子さんの紹介、早稲田大学政経学部卒。同大学院経済学修士課程修了。大和総研、UBS証券、モルガンスタンレー証券、クレディスイス証券などの証券会社において一貫して金融アナリストとして活躍。日経の人気アナリスト調査では1998年に1位になる等、常に上位にランク。2000年にはイトーヨーカドー堂顧問としてセブン銀行の立ち上げプロジェクトに参加、2003~2004年には金融審議会第二部会「自己資本比率規制に関するワーキンググループ」の委員を務めた。現在、金融アナリストとして活動。総務省統計審議会委員、東京都公金管理委員会等を兼任。Videoインタビューも面白い、で、最近、エコノミストとして独立したらしく、4月からBlogが立ち上がっているのだが、これがスゴイ、 "小原由紀子のエコノミスト日記" 私も海外のを結構ひっぱて来るのだが、もう必要ないかも知れない、とにかくチャートと絵が豊富で、実に分かりやすい、何よりも独立系なのでホンネで書いてくれているのがうれしい、今夜は彼女を紹介したくUpしてしまった、オススメです、(追記)こちらは経済サイトの老舗なんですね、チャート多し、一緒に世界の将来について考えよう
2008年05月01日
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NKの日足に注意、仕掛花火 相場上昇後の長い上ヒゲは天井パターンが多いが,それが複数並んだ様が仕掛花火に似ていることから,そう呼ばれる。買い上げられて上値を追うが,売り物が多く押し戻される。ヒゲが二本なら二発,三本なら三発仕掛花火。その後,下放れて天井確認となる。5/1 14:00現在 NK225日足
2008年05月01日
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今朝方未明に、FOMC発表があり、こちらで全文が過去に遡って読める、UPDATE1: 米FOMC声明全文 05月 1日 10:50AM ロイターでは、一報で下記のニュースを伝えていた、『米連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通り0.25%ポイントの利下げを決定したが、今後の利下げ見通しについては不透明感を残した。これを受けて利益を確定する動きが強まった。(中略)ノース・スター・インベストメント・マネジメントのエリック・カービー最高投資責任者(CIO)は「これまでは、利下げ停止のシグナルがあると見られていたが、それを示唆する文言はなかったようだ。市場はこのことに反応しているのではないか」と指摘している。』先ほどの改定版では、『FOMC声明では「成長への下振れリスクは引き続き存在する」という文言を削除。市場では利下げ停止の可能性を示唆したとの見方が多いが、声明は金融市場の混乱や信用収縮の継続、住宅市場の縮小加速にも言及しており、一部の市場関係者は追加利下げの可能性は残されていると分析している。』で、CR4さんとこ見ると、Fed Cuts Rate to 2%, Signals Pause Wednesday, April 30, 2008 If you compare the current FOMC statement to the March 18th statement (previous meeting), it appears the Fed is signaling a pause.On March 18th, from the FOMC statement (emphasis added): "Today's policy action, combined with those taken earlier, including measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time and to mitigate the risks to economic activity. However, downside risks to growth remain. The Committee will act in a timely manner as needed to promote sustainable economic growth and price stability." The same paragraph of the statement today: "The substantial easing of monetary policy to date, combined with ongoing measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time and to mitigate risks to economic activity.(Blank) The Committee will continue to monitor economic and financial developments and will act as needed to promote sustainable economic growth and price stability." It appears the Fed believes the downside risks to growth have diminished and the inflation concerns remain about the same. と言うことで、前回3/18の声明文と比較してくれて、 However, downside risks to growth remain. 「景気下振れのリスクが残る」がきれいに削除され、利下げ打ち止めのシグナルはチャンと点灯したよ、とCR4さんは解説、マッ、多くの評価があるんでしょうけど、まさか、FRBがこれ以上の利下げは有害だと、言うわけにはいかないし、この一文の削除がハイライトだったのかな、そう言えば今回、FRBメンバーは、下記のチャートを見ていたかもしれない、"The case for 2-1/4" April 24利下げのたびに上がる住宅金利(上記は30年ジャンボローン)は、FRBに相当プレッシャーをかけ続けていたと思うよ、アト、フェルドシュタイン氏のWSJ記事とかも、結構インパクトあったし、それと個人的には、米国議会公聴会でのバーナンキ Vs. ロンポールの短いやり取りなんかも非常に印象に残っている、 経済(金融)危機時の金利調整(利下げ)は弊害ばかりで逆効果だと、さて、マーケットは今後どうなるだろう、 ブルームバーグでは、FRBは既にTAFの強化に移っていると伝えている、Fed Weighs Increasing Term Auction Facility Yet Again - Apr 30, 2008 実際、FRBのMonetary Policyを見ると、4月に入ってTAFが立て続けにアナウンスされている、 利下げがしにくくなってきた今、(銀行救済の)打つ手が次第に狭まってきているようだ、
2008年05月01日
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