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まだ本調子ではないのだが、
マッ、今日は雨だったし、ウォークもお休みでユックリ休んだ、
さてマーケット、
FRBはエコノミストを通し、もう地ならしを始めている感じ、
サブプライム借り手救済策、金利凍結、もろ刃の剣、
「FOMC、0.5%利下げ」
2007/12/11, 日経金融新聞 抜粋
米シティグループのチーフエコノミスト、ルイス・アレキザンダー氏は日経金融新聞の取材に応じ、米政府が導入を決めた住宅ローンの借り手救済策について「うまく機能するかどうかは具体的な運用次第。もろ刃の剣だ」と指摘した。十一日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「〇・五%の利下げを見込んでいる」と述べた。Q:十一日のFOMCでの利下げ幅をどう予想しますか。
A:「〇・五%だと見ている。少なくとも来年前半までは金融市場の安定を優先課題にせざるを得ないだろう」 (以下略)
FRBの関心事はインフレ、ドル安より、金融機関だろう、
調達金利を下げて資金の枯渇が起きないようにしておきたい、ここら辺が本音かな、
それと0.5%を支えるもう一つの事実、
週末の整理 : US株 (2007年12月2日) より、
クロズナー米連邦準備制度理事会(FRB) 理事は11月30日、フィラデルフィア連銀のフォーラムで講演し、金融業界に対し、住宅ローンのデフォルト(債務不履行)や住宅差し押さえの危機にひんしている人たちのローンを修正するための努力に「これまで以上に」強く取り組むよう要請した。要は、証券化されてしまったローンの金利などの条件を変更することは契約的・理論的に不可能という状態に対して、「金融業界で損を被ってくれ」、「ローン借り入れ者を救済しろ」、「その分は金利を下げて、長短金利差をプレゼントするから」、、、という事だろう。
セントルイス連銀のプール総裁も、11月30日に、「金融機関が反省とそれなりの負担をするなば、金利を下げる」というニュアンスの発言をしている。
要は例のサブプライム救済策で、
金融機関への迷惑料として"調達金利を下げる"ということ、
これは充分にありえる話だ、
で、今日は、
1兆円の損失を計上したUBSが外部から増資を受けて、一部楽観論なんかが出てきているんだが、( 日本株反発、UBS資本増強を好感 )、下記のWSJの記事などを見て、また気持ちを新たにしたい、
世界の信用収縮は米S&L危機に匹敵し得る深刻さ
2007/12/11 10:52(ブルームバーグ)米紙ウォールストリート・ジャーナル(オンライン版)は11日までに、
米住宅価格が全国規模で下落することはなく、
住宅ローンの借り手は必ず返済し、
証券化は問題が生じた場合の影響を緩和する、という神話の崩壊によって発生した今回の危機は、
過去50年で最悪の危機の幾つかに匹敵し得るとの見方を報じた。
これの原文 Mortgage Crisis Rivals S&L Meltdown は、 少し長いが、改めて、現在の問題の根幹がこの一言、" 住宅価格の下落が始まった "にあることを、再認識させてくれている、
米国民のそして金融機関の資産の基が 住宅 にあると言うこと、
この事実の上で、価格下落が始まったことは、銀行が資本増強したぐらいで、トレンドは変えようがない、ということだ、
そしてサブプライム問題は価格下落に拍車をかけてくる、
いかに住宅が資産の中心になっていったかの変遷
低金利、サブプライム販促で住宅需要は一気に増加、
そして供給過剰、
住宅価格の天井確認でサブプライムローン債の劣化始まる、
このチャートですべてが表されている、
記事の最後のフレーズは、
"The question is: Does it come to an end with a bang or whimper?"「もはや、それは突然やってくるのか、粛々とやってくるのかの問題になっている、」
(参考)
金融機関の現状、再確認
住宅、ピークの半分
続)連邦住宅貸付銀行
米住宅ローンは10兆ドル
金融保証会社の危機
住宅価格の重要性
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