シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年10月01日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 哺乳動物の骨、人間の骨をみれば、それが髄(液)で満たされているのがわかる。なぜ髄(液)で満たされているのかに関して述べていく。

 鳥の骨は空洞で空気にのみ満たされている。従って、我々人間の骨の内部にあるものを観察する限り、人間は髄(液)的なものから成っており、鳥は空気から成っているとはいえ、鳥の髄的なものは、純粋な空気であるといえる。

 例えば、鳥の肺を考えてみると、この鳥の肺のなかに肺から出ている多数の袋が発見される。これらは空気袋である。鳥が呼吸で吸い込むとき、鳥は単に肺のなかへと(空気を)吸い込むだけでなく、この空気袋のなかにも吸い込み、そして空気は、この空気袋から空洞の骨のなかへと入っていく。

 従って、鳥から筋肉も羽根も全て外し、骨も取り去ることができれば、空気から成る動物が得られる。

 この動物は、内部の肺を充填するもの(空気)と全ての骨の内部を充填するもの(空気)の形(フォルム)をもつといえる。このいわば空気からなる像を、形(フォルム)として思い浮かべると、正しく鳥の形が得られる。

 筋肉-骨鷲の内部に空気鷲が収まっているといえる。

 さてこれは、単にまだ内部に空気鷲が存在するという理由だけで、鳥の形(フォルム)を形成するのではなく、鳥が呼吸し、呼吸を通じて鳥が熱を生み出すことにある。

 この熱を、鳥は、全ての肢のなかに押し込んでいる空気に伝える。ここで、外部環境に対して熱差が生じる。鳥は内熱と、その差としての外熱をもつ。空気の外熱と、鳥が自身の内部の空気に与える熱との間の温度差、この温度差のなか、熱の、熱要素の内部温度差のなかに、鳥は生きているのである。

 そして、「もし鳥の体はどういう状態なのか?」と、鳥に尋ねるなら、鳥は次のように答えるだろう。



 「例えば、人間が荷物を、左右の手と背中と頭の上にも乗せているときのように、自分もこのような、いわば荷物を、堅く実質的な骨として担う」、と。

 荷物を持つとき、右手の荷物、左手の荷物、その他抱える荷物は、我々人間の身体であるとはいわない。自分が、荷物として担いでいるものについて、まるで自分の身体に関して述べるようなことは、全くなく、荷物は、自分が担いでいるものとして、人間が感じるように、鳥自らは、鳥の本当の身体は、暖められた空気であり、鳥が地上での生存において、担っている荷物(堅く実質的な骨)とは異なるものとして述べるだろう。

 この骨、このような本来の鳥の空気体を覆っている、この骨は、鳥の荷物である。

 従って次のようにいうべきである、

 「根本的に言って、鳥は全くの熱要素のなかで生きている、そして蝶は光要素のなかで生きている」、と。





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Last updated  2007年10月01日 19時35分13秒
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