ログハウスの種類

ログハウスの種類

分類の仕方にはいろいろありますが、私流では以下のようになります。

 1)ノッチ組み
  1-1丸ログ
   1-1-1ハンドカット
    1-1-1-1ラウンドノッチ
    1-1-1-2サドルノッチ
   1-1-2マシンカット
  1-2角ログ
  1-3Dログ
  1-4タイコ挽き
 2)ピース・エン・ピース
  2-1丸ログ
 3)ポスト・アンド・ビーム 
  3-1丸ログ

簡単に説明すると、
 1)ノッチ組み というのは一般的にログハウスと考えられている形態のものです。丸太の交差する部分がそれぞれ半分カットされ、隙間なく積み上げられています。しばし例に出される正倉院はこのタイプです。

 2)ピース・エン・ピース(以下P&P) は丸太の柱を2本立て、その間に丸太を横積みして壁をつくる方法です。柱に溝を刻んでおき、横積みする丸太の先端も溝に合わせて加工しておきます。よって、丸太と丸太は交差しません。丸太を柱でつないでいくため、piece and pieceとよばれます。

 3)ポスト・アンド・ビーム(以下P&B) は日本建築のように柱と梁を丸太で組んでいきます。壁面も漆喰を塗ったりしますから、外観は日本建築とあまり変わらないと感じるかもしれません。しかし太い柱・梁が露出するのと白い漆喰とのコントラストがきれいです。

 丸ログ・角ログ・Dログ・タイコ挽きは見たとおりログの形状です。

 ハンドカットはチェーンソー、スクライバー(水準器付コンパスのようなもの)を使った手作り。ダイナミックで迫力あるものになります。丸太は根元が太く上にいくほど細くなる(テーパーがある)ため、細い・太い・細い..と交互に積みます。手作りなので全く同じものは他に存在しません。P&P、P&Bはほとんどハンドカットでつくられます。
 一方マシンカットは機械で製材されるためテーパーのないログになり、整然とした感じがします。機械を使うため全く同じものをつくることが可能です。万一途中の一本が腐ったりしたら、理屈上はその部分だけ交換することも可能です。また丸ログと角ログがあり、角ログは室内への出っ張りがないため、家具の収まりがよくなります。Dログが室内側は平面、室外側は曲面になります。

 ノッチ(ログが交差する部分)の加工方法には、大きく分けてラウンドとサドルがあります。ラウンドはログの丸みに合わせ加工するもので、上にのせるログのみ刻みます。手間が少ない反面、左右に動きやすい欠点があります。サドルは馬の鞍を意味し、下ログを鞍のように削ったうえで上のログを刻みます。サドルノッチが主流になっています。

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