「Missing3 首くくりの物語」



   図書館の本にまつわる三つの約束事。


   一、図書館にある「持出禁止」の本は、できるだけ読んではいけない。

     それには呪われた本が混じっている。

   二、著者の死後に書かれた本。これは決して読んではいけない。

     死の世界へと引き込まれてしまう。

   三、本を読んでいる途中に寒気がしたら、決して振り返ってはいけない。

     その時、あなたの後ろには死者が立っている。


   日下部綾子の持ち物の借りたはずのない一冊の本が混ざっていた。

   表紙の裏に押された「禁帯出」のスタンプ。その本を「自分が返す」と

   言って持って帰った綾子の姉が首を吊って死んだとき

   何かが動き始めた・・・・・。



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