ロックの部屋

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My Life Story





《12 REASONS WHY I LOVE HER》
♪1.彼女は昼より夜が好き(うん僕も)
 2.くだくだと面倒なことは言わない(とっても爽やか)
 3.金曜の夜になると箱根方面へドライブに行きたがる(いいかもしれない)
 4.指をくわえる仕草(うーん、可愛らしい)
 5.間一髪の駆け込み乗車(慌てんぼうめ)
 6.二人の名前を刻んだ公園の古いベンチ(相合い傘で?)
 7.でも、僕がだらけているとこう言うのさ。「死ぬきでやりなさい」(頼もしい)

これが彼女を愛する7つの理由

 8.ぷりぷりしたお尻と男をたてるリップサービス(見え見えでも可愛い奴)
 9.SEXは一日置きで(ちょうどいい)
 10.あくまで優雅に
 11.パイは残して野菜を食べる(知的な感じ)
 12. でも、僕がだらけているとこう言うのさ。「死ぬきでやりなさい」(頼もしい)

これが彼女を愛する12の理由

 これを書いた12の理由
 思いつくままに書き留めた
 愛のショッピング・リスト
 彼女の崇高さを忘れないための
 愛の覚え書き
 Yeah♪

ゴ・ゴ・ゴージャス!、【マイ・ライフ・ストーリー】の曲は大袈裟でドラマチックなオーケストラが鳴り響く。

リーダーでヴォーカリストのジェイク・シリングフォードは、バンドを組むときにクラシックのアカデミーに忍び込んで、校内の掲示板に「クラシック音楽だけでは満足できない君、ポップス界で活躍してみないか」という募集の張り紙をしたというエピソードがあります。デヴューは1993年なのに1990年以前からクラブでイベェントの企画等の仕事をしていたという。彼のセンスで選んだバンド達に【ストーン・ローゼス】【ハッピー・マンデーズ】などがいたらしいのです。

そんな彼が自分のバンドを組もうとしたとき、よりダイナミックでショーアップされた男女混合の大所帯グループをやりたいと思っていた。そこで結成されたのがマイ・ライフ・ストーリーです。アルバムカバーを見る限りでは11人編成の大所帯。そのせいか、楽曲はスケールが大きくて大袈裟と思われるようなアレンジ、電子音に頼らず生の弦楽器やピアノをフューチャーした曲ばかりです。

このセカンドアルバムからは数曲のヒットが生まれました。ただし日本ではそれほど知られていないかもしれません。言葉のハンデがあったのかもしれません。風刺の利いた歌詞を理解した上でメロディーとサウンドを聴くとより良さが分かる感じです。

《DUCHESS》
♪長屋の女公爵は遺産が自慢
 ヘンリー王の娘なんだと
 家系は全部頭に入っている
 男が欲しいなんて
 めっそうもない

 空き家みたいに虚ろな響き
 じっとして動かない
 ネズミよりもひっそりと
 たたずんでいる

 長屋の女公爵は成長しない
 その方が幸せだ
 長屋住まいに身をやつした女相続人で
 昔はそれは
 鮮やかだったんだと♪


英国らしい高貴なポップスが聴きたくなったら、My Life Storyなんかいかがかな?ジェイク・シリングフォードのロマンティシズムに酔えるかもしれませんよ。

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