エンブレイスは1998年にデヴューアルバムが全英1位になるなどイギリスでは国民的なバンドのようです。『OUT OF NOTHING』は4作目となりますが、これもアルバムチャート初登場1位だったようです。前作から3年も空いていますが、500曲も書きためたといいます。その中から11曲(日本盤は12曲)が選抜されました。だからでしょうか、捨て曲無しの美しい曲ばかりです。今年話題の【キーン】との比較で言うとギターがフューチャーされているので楽曲に粘りがあります。メロディーの美しさでは双璧ですね。より純メロに浸りたい人はキーンでしょうか。