レコード屋さんで見たオフコースのレコード。そうしたら、最新のアルバムが『Three and Two』であるという事を知りました。当然「さよなら」があると思って曲を見てみたら「さよなら」がない。《どういう事!?》私は困惑しました。きっと洋楽(アルバム)ばかり聴いていたから有るものと決めつけていたみたいです。当時のロック(特に70年代プログレあたりから)はコンセプト重視、シングル軽視の傾向にありました。邦楽はシングル先行発売でアルバムは後発なんだなと思ったしだいです。
聴きたい衝動が先に立っていたので次のアルバムまで待つような悠長な気分にもなれず、しかたなく「さよなら」はなくても『Three and Two』を買いました。
5人になってからのアルバム『Best Year Of My Life』まで私は買い続けましたが、これはほとんど印象にありません。小田さんの透明な声も、この頃になると耳障りになってきて、聴く気にならなくなったというのが本音です。加えてこの頃TV放送で見た小田さんの姿がイメージと違ったものだったのが決定的でした。