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今日は、長男と次男が通うサッカースクールの、スクール対抗戦がありました
関西一円のスクールが集まり、高学年と低学年に分かれ、まずは5チームづつ3つのグループに分かれて試合をします。
そのグループで1位になったチームだけが、決勝リーグに進めるのです。
前回は夏にあったのですが、その時息子達のチームは4戦3勝1敗で、惜しくも決勝には進めませんでした
でも今回は、粘り強い試合を見せてくれ、まずは3連勝しました
息子達は小1と年長の頃から通ってるのですが、その頃から明らかに実力の違う、目を見張るほどの上手い子達が5~6人居ました。
その子達がチームを引っ張り、息子達のように平均的な子もそれに負けず劣らずの頑張りを見せてくれ、3連勝できたのです!
そしていよいよ最後の相手は、前々回、あっけなく負けてしまったチーム。
なのでここが正念場!! みんなに「次が勝負だね!頑張ってね!!」と声をかけました。
大抵の子達は聞いてるのか聞いてないのか解らない様な感じでしたが、上手い子グループの中のA君だけは、私の声にじっと耳を傾け、ウン!と頷いてくれました。
そしていよいよ試合開始!
すごく手強いと思っていた相手なのに、なんと、見事勝利を挙げたのです
その時点でも、私は嬉しくて嬉しくて、狂喜乱舞状態でした
グループ2位以下のチームが帰っていく中、決勝リーグが開始されました
仕事で見に来れないと思っていた主人もなんとか間に合い、一緒に応援
勝てば決勝戦進出、負ければ3位決定戦という試合でしたが、息子達にも渇を入れた甲斐があったのか、今まで以上に必死の姿を見せてくれ、結果はまたまた勝利!!!
子供たちは意外と冷静なのに、私はもう、嬉しくて嬉しくて、飛び跳ねてしまいました
グループの最後に当たった、あの強豪チームに勝った時点で私は、”もしかして優勝できるんじゃない?!”なんて思ってしまったので、決勝にも期待が高まります
保護者の期待も高まる中、決勝戦開始!私の興奮も最高潮です!
こちらは今まで通り、前半が2年生チーム・後半が3年生チームで挑みます。
逆に相手は前後半通して交代は無いようだったので、疲れが出てくるだろうし、これは尚更勝てる!と思いました。
・・・なのに
前半の時点で2点を先制され、後は後半の3年生(上手い子達を含む)に期待するしかない!
期待通り、みんなが想像以上の頑張りを見せてくれ、2点を連取して、同点に追いついた
私は思わず大声で、「いける!いける!まだまだ大丈夫やから頑張って!!」と叫びました。
すると、やはりあのA君がこちらに視線を向け、頷いてくれたように見えました。
・・・でも、そんな願いもむなしく、その後1点を入れられ、結局そのまま試合終了・・・。
最後の最後に負けてしまい、2位という結果に終わりました。
・・・結果は本当に残念だったけど、彼らの頑張りは、私の胸の中に強く強く残りました。
まだ8歳や9歳の子達が、大人顔負けの根性を見せて頑張ってる姿は、私にとって何よりの感動だったのです
息子達の、あんなに真剣に無我夢中にサッカーに取り組む姿勢を見たのも初めてだったので、尚更嬉しかったです。
だから試合後は、たくさんたくさん褒めてやりました。
でもそんな中、とても印象的だったのは、あのA君です。
後で聞くと、彼はキャプテンだったそうです。
試合に負けた後、しばらくピッチの端に座り込み、悔しさのあまり動けないようでした。
表情からも、その落胆ぶりは明らかでした。
やっと動き出したA君に私は、「お疲れ様!よく頑張ってたよ!」と声をかけるのが精一杯でした・・・。
長男と同じ、たった9歳の男の子・・・。
何をしても長続きせずすぐ諦めてしまい、自分に言い訳ばかりを繰り返す大人が多い今の世の中。
なのに、あそこまでの気持ちを持ってサッカーに取り組んでる彼を見て、私は忘れていた何かを思い出させてもらった気がします。
生まれてたった9年そこらの男の子にも出来ることを、果たして今の大人は出来ているんだろうか・・・。
私達大人は、あれだけの情熱や根性をもって、何かに取り組んでいると言えるだろうか・・・。
しゃがみこんだ彼の姿に、本当に本当に感動して、涙をこらえるのに必死でした・・・。
彼にも、そしてチームの他の子達にも、「心からありがとう!」って言いたい!
そう思った一日でした・・・。
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