自慢の翼は偽物

引越し


海も山も川も
時間が許す限り遊ぼう

切り取られた空 上から見下ろして
長靴でその空を踏み潰した
ゆらゆらと 動く水面
また空が映し出されている

降っていた雨もスッカリ止んだ
空にはきれいな虹架かる
雨でぬかるんだ道
足跡を残しながら歩いてゆく

雨が上がったから一緒に遊ぼう
全て忘れないように
夏休みが終ったら遠い所に行かないといけないから
だからこの風景忘れぬように

最後の日 君は笑おうとした
僕も笑おうとした
けれど涙のほうが先に出てきた
それでも笑おうとした
笑顔で別れられるように


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男も女も関係ないくらいの小さい子供の話し
だから性別は気にしないで書いた
引越しで自分だけ残る事が出来ないから時間がある限り遊んで思い出に残そうって感じで書いた詩です

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