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「休んだことで明るくなり、いいホスピタリティーで接客できれば、お客様もハッピーになる。それが会社の評価や知名度向上にもつながる。10連休には減収に勝るメリットがある」
昨年、異例の10連休を導入した大分県別府市の老舗ホテル「 別府温泉 杉乃井ホテル 」(647室)が、今年も10連休に入っている。顧客の満足、従業員のモチベーション、収益への影響……。様々な懸念を乗り越え踏み出した「従業員のハッピーが、お客様のハッピーに」との思いは、2年目も揺らいでいない。
「お客様の満足度にひたすらこだわってきたが、社員の満足度にも力を注がないといけない。連休拡大は避けては通れなかった」。総支配人は、10連休導入の理由をそう話す。
背中を押したのは、政府が取り組み始めた「働き方改革」だ。有能な人材を集めるためにも改革は不可欠。「どうせなら10連休にしよう」と思い切った。社内でも大きな反対はなく、実現に至った。
◇ ◇
対象者はフロントや調理など、現場で働く約500人。導入は社員らから歓迎された。初めて家族旅行をしたり、介護が必要な親を遠く離れるひ孫に会わせたり。短い休みでは難しかったことを実現させる社員も多かった。
連休中には希望者向けに5日間の海外視察も用意。約200人の交通費や宿泊費などの経費は会社が65%を負担する。
◇
満室続きなのに休館すれば、収益への影響は避けられない。週末も休むことになるため、結婚式や披露宴、イベントなど宿泊以外でも大きな額の損失が出る。昨年の連休中の減収は、予想をはるかに上回る数億円にのぼった。
それでも、「社員がリフレッシュできるなら、どちらを取るかは明白だ」と断言する。社員たちが外で経験するおもてなしやサービスで「ハッピー」になることが、仕事への新たな意欲にもつながると考えるからだ。
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